デザイン・写真・芸術・工芸系

デザイン・写真・芸術・工芸系の職業

靴デザイナーになるには

足元の健康を考え、ファッショナブルなデザインをする

ファッション性にも優れ、履き心地良く、疲れにくい靴を総合的にデザインするのが靴デザイナーの仕事です。靴の材質はもちろん、スタイルや流行も考慮しながら、より良いシューズを誕生させるスペシャリストです。ヨーロッパでは社会的地位が高く、有名なデザイナーはマイスターとして高く評価されているようです。 ファッションアイテムの中でも靴は、トータルコーディネートされた洋服のセンスを決める重要なポジションです。 ファッション性は重要ですが、それだけでなく、足の構造をよく理解したデザインでなければ消費者に認められません。基本的な技術を習得するまでには努力が必要です。それだけに、商品がヒットすれば、靴メーカーとの契約の可能性もあります。 靴というのは、おしゃれなファッションアイテムという印象がありますが、中には身体に障害を持つ方の整形靴の製作や調整、修理などを行う靴デザイナーもいます。ドクターからの指示や患者さんの意向を伺い、症例に合った最適な形の靴を誕生させる、やりがいにあふれた仕事です。 歩くことに重点を置いた通勤用ビジネスシューズや、外反母趾を補うウォーキングタイプのシューズが見直されるなど、最近の健康ブームで、オーダーを受けて作る「靴の仕立て屋さん」ともいえるデザイナーのニーズは高まっているようです。

関連する資格

  • シューフィッター
  • JS日本の学校「資格カタログ」より