理容・美容・メイク・エステ・ネイル系の職業
エステティシャンになるには

心身両面の美をバックアップ。活躍の場は世界に広がる
美肌づくりや痩身、脱毛、ネイルケアなど、髪の毛以外の全身美容を手がけるとともに、外見の美を支える心の健康にまで気を配るのがエステティシャンの仕事です。 以前は、美しさを求める目的での利用が大半でしたが、近年は心身のリラックスを求めてサロンを訪れる女性が増えています。それにより、エステティシャンの業務も多様化し、カウンセリング、エアロビクスなどを取り入れた運動的手法、栄養管理など、さまざまな技術を用いて心身両面の美をバックアップしています。 エステティシャンになるには、専門学校でエステ全般の知識や技術を学ぶのが一般的です。卒業後、エステティックサロンなどにアシスタントとして就職するケースが多いようですが、近年はスポーツジムや病院などにも活躍の場が広がっています。 日本ではエステティシャンの公的資格が確立していませんが、一般社団法人日本エステティック協会が認定する認定エステティシャン資格を取得しておくと、知識・技術のレベルを示すとともにキャリアアップにつながるでしょう。 エステティシャンには、技術とともに相手の話を親身になって聞き、きめ細かな対応ができる資質が求められます。経験を積んで癒しのプロを目指しましょう。男性からのニーズも高まっていて、エステティシャンは今後ますます注目される存在です。