取っ組み合いの兄弟喧嘩が多い：１３歳、１５歳 | １３才からきょうだい、祖父母とのかかわり方

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4.きょうだい、祖父母とのかかわり方

『取っ組み合いの兄弟喧嘩が多い：１３歳、１５歳』
　中学校１年生と３年生の男兄弟の母です。歳が近いこともあり、最近の二人の兄弟喧嘩がすごくて困っています。喧嘩のきっかけ自体は大したこと無いのですが、取っ組み合いの喧嘩になり、どちらかが泣くまで続きます。間に入って止めさせようとするのですが、大きくなってきた二人の間にはなかなか入れませんし、「お母さんには関係ない。」と言われる始末です。仲がいつも悪いわけでもないのですが、ちょっとしたきっかけで、火がついたようになります。その内、大怪我にならないか心配ですし、兄弟仲良くしてほしいのですが。

１３才から　中学校以降／きょうだい、祖父母とのかかわり方

兄弟が、いつも仲が悪いわけではないのなら、大丈夫でしょう。お母さんが仲裁に入れない程の取っ組み合いの喧嘩であったとしても、泣いた時点で終わるということは、二人ともある程度の分別をもってやっていることだと思います。
　兄弟喧嘩が、取るに足らない些細なことから始まるのも普通です。そんなものだと思って、放っておきましょう。だからといって、二人の喧嘩を無視するのではありません。あくまでも、どんと構えて遠巻きに見守っていましょう。
　一度家のルールを話し合うのもいいですね。レストランでは口喧嘩はしない。家の物は壊さない、うるさくして家族に迷惑をかけないなど、二人に責任を持たせるのも必要な事です。そしてルールを破ったときは大いに怒り、二人に解決させましょう。きっと良い学びになると思います。頑張って下さい。

　ある書物の中に、「しようね」と「しなさい」の言葉が及ぼす影響の違いについて、書かれた章を読んだことがあります。「～しなさいっ！」の指示ではなく「しようね」と促すことで、子供の意欲を削ぐことなく、自立心を理想的に引き出すという実験の様でした。それを読んだとき「よし、私も今日から『しようね』に切り替えよう」と誓ったのを覚えています。
　しかし、現実はそうはいきません。頭のてっぺんから声を張り上げて「止めなさいっ！」と怒りながら、クッションを投げつけるぐらいの事をしないと通用しない時だってあります。子育ては、まさに体と体のぶつかり合いですね。
　しかし、そんなやんちゃな男の子も、時期が来れば急に大人になります。ぶつかり合いの中から、知らぬ間に優しさが顔を覗かせています。それは、良い子に育って欲しいという、お母さんの尽きない願いがあるからなのでしょうね。　