不本意なあだ名に怒っている娘：１０歳 | １２才までお友達学校とのかかわり方 | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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3.お友達、学校とのかかわり方

『不本意なあだ名に怒っている娘：１０歳』
　小４の娘がいます。新しいクラスになって以降、リーダー格の子が娘につけたあだ名で、娘がずっと怒っています。よくある名字や名前をもじった感じなのですが、土地柄珍しい名字なので、結果として女の子らしくない変なあだ名になりました。娘は「やめて、そのあだ名は好きじゃない」ときちんと反論しましたが、リーダー格の子の方に発言力があるようで、みるまに広まってしまいましたし、もう取り消せないという雰囲気のようです。きちんと名前や元々のあだ名で呼んでくれる子もいますが、娘は不本意だとばかりに「絶対取り消させる」と息巻いています。好きに言わせておきなさい、と言っても意地になってしまっている娘を冷静にさせたいのですが、どのように言って聞かせればいいのでしょうか。

１２才まで　小学校高学年／お友達、学校とのかかわり方

「一緒に対策を考えてあげましょう」
　お子さんは今周りからからかわれて、悔しい思いをしていると思います。お母さんはできるだけ「○○すれば良いのよ」と答えを言わず、「それ、嫌だよね」「どうしたらいいかしら…」とお子さんの心に少し付き合ってあげましょう。今は息巻いていても、お母さんがしっかり話を聞き受け止めてあげる事で、感情は落ち着いてくると思います。そして、心にゆとりができれば、対策の仕方もまた変わってきます。

「具体的なアイデア」
　あだ名をつけた子達がからかい半分で言い出した事であれば、お子さんは普通にしておくのが良いでしょう。顔を歪め過剰な反応をする事で、周りを余計に面白がらせてしまう場合があるからです。やめて欲しい時は「それ、やめてね」とその子の目を見て、きっぱり言い切ると良いでしょう。言い切った後は、穏やかにしていましょう。からかいが通用しなければ相手も面白くありませんので、そのうち状況は収まってきます。
　またお子さんの気持ちを分かってくれそうなお友達には、「私の事は△△って呼んでね」ときちんとお願いしておきましょう。
　子ども達はこうして摩擦を起こしたりそれに立ち向かったりしながら、強くなっていきます。成長を信じて、見守ってあげましょう。