1年生のための進路えらびハンドブック

大学・短大Q&A

Q

大学生活って高校とどう違うのですか?クラスとかあるのですか?

大学は高校での学習をもとに、より広く、より深く学問や研究を行う場所です。高校生の時より活動範囲も広がり、自分自身で考えたり決断したりすることも増えるでしょう。クラスのようなものが存在する場合も、しない場合もありますが、いずれにしても大きく異なるのは、授業内容や科目、時間割がほとんど決められていた高校と違い、大学では自分で受ける授業(講義)を選び、時間割を作成し、学習・研究を進めるという点でしょう。課外活動についても、活動の範囲と可能性は高校での部活動などに比べていっそう幅広いものとなります。
大学であれ、短大であれ、そこで学べることは高校でのそれとはレベルも幅も大きく異なります。一人ひとりの意欲次第で、より意義のあるものになると言えます。

Q

大学・短大の入試の方法には、どのようなものがあるのですか?

センター入試
大学入試センターが毎年1月、全国一斉に実施。国公立大学を中心に大半の私立大学で導入されている。
私立大学一般入試
各大学によって実施。入試日程や入試科目の多様化が進んでおり、「ユニーク入試」を導入する大学が増えている。
私立短大一般入試
各短大によって実施。入試科目は少なくする傾向にあるが、入試日程は私立大学ほど複雑化はしていない。
推薦入試
学校長の推薦書を必要とし、大きく「指定校制」と「公募制」に分けられる。「公募制」は自己推薦入試など多様化している。
AO入試
学校長の推薦を必要としない自己推薦入試。ていねいな面接でじっくりと人物や意欲を評価する。
面接・小論文
推薦入試で課されることが多い。”自分らしさ”が問われるため、日々の心がけや努力の積み重ねも大切。

大学や短期大学の入試方法には、さまざまな種類があります。国・公・私立大学で違いはありますが、大きく分けて、受験資格を満たせば出願できる一般入試、受験資格を満たし、学校長から推薦を受けて出願・受験する推薦入試、受験資格を満たし、自分の個性や意欲を多面的にアピールするAO入試などの種類があります。大学入試センター試験は国公立大学への志願者に課される試験ですが、国公立大学に限らず、私立大学・短大でもセンター試験を利用して入学希望者を募っているところがあります。大学入試にはいろいろな方法があって、受験のチャンスもたくさんあります。それぞれの特徴をつかんで、自分の力が最大限活かせる方法を選べるようにしておくとよいでしょう。

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Q

大学の勉強はどのようなことをするのですか?

大学では、高校までに学んだ基礎知識をもとに、より専門的・具体的な学問を勉強します。講義や実習、フィールドワーク、レポート作成などを通して、学部・学科ごとの専門分野を学ぶのが一般的です。また、演習=ゼミナール・ゼミというものがあります。特定のテーマごとに少人数のグループに分かれ、学生が自ら研究し研究成果を発表します。教授からの指導を含めたディスカッションを通じて、知識はもちろん自分の表現力やコミュニケーション能力を高めていくことができます。

Q

私は将来獣医師になりたいと思っているのですが、部活動をしているので勉強をする時間がありません。
部活動をあきらめるか、進学をあきらめるか悩んでいます。

1年生である現在の状況が全てと考えず、これから学力を向上させ、志望校合格に近づく努力をしていきましょう。将来の夢が明確にあることはすばらしいことです。目標があることで、勉強にもやりがいが出てくるはずです。
 時間は自分で作り出すものです。部活動などで、まとまった勉強時間がとれないという場合でも、短い時間を工夫するなど効率的に学力アップをめざすことも可能です。
1・2年生のうちは、高校での授業を大切にしましょう。他の人が予習・復習をして身につけることを、授業の時間内に全て理解し、覚えるくらいの気持ちで授業に臨んでみてください。基礎力をつけておくことができれば、3年生になってからの受験勉強がスムーズに進むことでしょう。また、部活動引退後、部活動へ向けていた集中力を一気に勉強に向けることで、成績が大きく伸びることもあります。 まだ1年生です。毎日の小さな心がけが大きな成果となるのに十分な時間があります。

Q

大学の授業内容を調べることはできませんか?

履修科目やカリキュラムについては、学校案内に掲載されています。学校案内は各学校の入試窓口、ホームページ、進学情報誌の資料請求ハガキなどから取り寄せることができます。また、ホームページでシラバスと言われる、各講義の概要をまとめたものを公開している学校もあるようです。実際の授業の雰囲気や行われ方を知るためには、オープンキャンパスや学校説明会などに積極的に参加するという方法があります。

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Q

短大から大学に編入できますか?

大学への編入の図

大学への編入には、学士編入、3年次編入、2年次編入などというものがあります。短大からの編入は、3年次編入が主ですが、2年次編入も可能な学校が増えつつあるようです。3年次編入は短大を卒業後、2年次編入は1年以上の在学後にめざすことができます。指定短大や系列・併設短大からの編入枠を設けて、優先的に受け入れたり、入学金免除、単位認定面で有利にする等、短大から大学への編入を活発にする動きも見られるようです。