これまでも大学院の役割として1.研究者の養成、2.高度で専門的な職業能力を有する人材の養成の2つの柱があった。特に修士課程の目的のひとつに、専門職業人の育成がかかげられていた。しかし、社会が高度に多様化する中、より専門的知識や技術を持った職業人の養成が、各分野で必要とされるようになってきたこのような背景のもと、創設されたのが、専門職大学院である。 この専門職大学院は、平成11年度に制度化された専門大学院制度を発展させたもので、平成15年4月にスタートした。平成15年現在8大学10専門職大学院があり、修業年限や修了要件、教育内容も、高度専門職業人の養成という目的によりかなうよう、従来の大学院とは異なったものとなっている。修了者には、新たな専門職学位が授与されることになる。 |
| 法科大学院の仕組み |
| 修業年限 |
・標準3年(法学既修者は1年以内の短縮可能) |
| 修了要件 |
・修業年限以上の在学 ・93単位以上の修得 |
| 教員組織 |
・高度の教育上の指導能力が認められている者を配置 ・研究指導教員の配置を要しない ・専任教員1人当たりの学生収容定員は15人以下 ・専任教員中に実務家教員を2割以上配置 |
| 具体的な授業方法 |
・事例研究、討論、現地調査、現場実習その他の適切な方法による授業 ・小人数教育を基本 |
| 研究指導 |
・研究指導を必須としない |
| 第三者評価 |
・継続的な第三者評価(アクレディテーション)を義務付け |
| 学 位 |
・国際的通用性も勘案しつつ、既存の修士・博士とは別の専門職学位を授与 |
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