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大学・短大ガイド
第1章 大学・短大を知る
第2章 入試制度について
第3章 お金について
第4章 大学・短大を選ぶには
大学・短大ガイド
3、私立一般入試
私立一般入試は、個別試験方式をはじめ、センター試験利用方式、選択複線入試(アラカルト入試)、地方入試など多様化が進んでいる。
<個別試験方式>
個別試験方式では2月をピークとし、順次試験が実施される。2月に実施される試験は2月試験もしくは1期募集・1次募集・前期試験などと呼ばれ、3月に実施される試験は3月試験もしくは2期募集・2次募集・後期試験などの呼び名がある。
私立大学一般入試の標準型と言われる大学ごとに実施される個別試験方式では3教科(または2教科)による入試が主流。文系学部では、「国語・外国語必須、地理歴史・公民・数学・から1科目選択」、理系学部では「数学・理科・外国語」の3教科が主流となっている。
<センター試験方式>
私立大学のセンター試験利用入試で、受験が必要とされる科目については、一般入試と同じように、3教科または2教科の大学・学部がほとんどだ。なかには1教科でよいところもある。文系では、[国語]、[地理歴史・公民から1科目選択]、[外国語]の3教科の受験か、これに[数学]を加えた4教科から3教科を選択させる場合が多い。2教科のところは、これらの中から2教科を選択することになる。理系では、[数学][理科][外国語]の3教科か[数学][理科]の2教科が多い。配点は1教科100点で、3教科なら300点、2教科なら200点というケースが多く見られる。センター試験は、出題される教科・科目は多いが、そのうちいくつを受けてもよいことになっている。私立大学志望者でも、センター試験を受けておけば、一般入試の他にセンター試験利用入試も受験できることになるのだ。ただ、私立大学のセンター試験利用入試は募集定員が少なく、高倍率になることが多いので、安易に出願する前に、生徒の学力と志望校の出題傾向をよく研究しておきたい。その場合には、一般入試と同じように、受験する3教科(科目)または2教科(科目)のうち、1教科(科目)は得意科目であることが望ましい。
<選択複線入試(アラカルト入試)>
選択複線入試(アラカルト入試)とは、同じ学部でいくつかの科目・配点等を募集人員を分けて準備し、受験生はその中から自由に自分に合った方式を選択できるという仕組みのもの。その入試方式名は大学によって異なり、主となる入試を「A方式」とし、複線を「B方式」「C方式」などと呼ぶほか、「2教科入試」「1教科入試」などの呼び方もある。複線入試は、日程さえ合えば複数回の受験が可能となり、それ故、受験チャンスが増える。また複線入試による受験の場合、受験科目数が少ないのが一般的。ただし、それ故に受験倍率は高くなる傾向にある。
<地方入試>
地方入試とは、遠方の大学を志望している場合に地元、あるいはその近くで受験できるというものであり、大学の職員が地方に出向くという形態をとる。距離の離れた大学を併願する場合、本学受験が不可能であっても地方試験を受験でき、救われるということもある。この試験は、関西・名古屋地区の大学での実施が多かったが、最近では首都圏地区の大学でも増加している。
<試験日自由選択制>
試験日自由選択制とは、各大学が同一学部・学科で複数の受験日を設定し、受験生に都合のよい日を選択して受験もらうというのがその主旨であり、試験日自由選択制を利用すれば、併願予定校の試験日の重複を解消することができる。
<得意科目重視型>
得意科目重視型とは、入試科目数は変わらないもののその配点について自己申告や入試結果によって特定科目だけ2倍などにできるというシステムである。
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