加地 亮選手
サッカー選手(ガンバ大阪所属)
加地 亮選手
サッカー選手(ガンバ大阪所属)PROFILE
1980年1月13日生まれ。兵庫県西淡町(現あわじ市)出身。小学校からサッカーを始め、滝川第二高等学校を経て、同校卒業後の1998年、セレッソ大阪に入団。豊富な運動量、献身的な守備と攻撃的なオーバーラップを武器に活躍。翌1999年にはU-20日本代表に選出され、FIFAワールドユース選手権で準優勝に貢献。2000年、大分トリニータに期限付きの移籍。2002年、FC東京に移籍。2004年にA代表としてアジアカップに出場し、優勝。ナビスコカップでは、決勝のPK戦で5人目の最終キッカーを務め、クラブを優勝に導く。2006年、ドイツワールドカップ出場を果たす。同年、ガンバ大阪に移籍後、2007年のナビスコカップでは優勝を飾る。2008年にAFCチャンピオンリーグ優勝、FIFAクラブワールドカップ3位の成績を収める。加地 亮選手の学生時代は・・・
名門校の中で壁を感じた学生時代
サッカー部に入部したきっかけは、小学生の時、友人がサッカー部に入部したからなんです。それまで全くサッカーには興味がなくて。僕は3人兄弟で、上に二人の兄がいるんですけど、二人とも野球やっていたので、サッカーとは無縁の環境でした。通っていた小学校はサッカーが強かったんです。多分、その時で世界16位ぐらいでしたね。神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われたミロカップという世界大会にも出場しました。もっと上を目指したいという夢はあったんですが、進学した中学校はあまり強くなかったんです。
でも、さらに自分を磨きたい、もっと上手くなりたい、そして強いところに行きたいっていう思いがあったので、滝川第二高校に入学しました。滝川第二という名門の高校に入学して、1~2年生の頃はレベルの差を感じていました。全国から選手が集まってくるので、上手い人はいっぱいましたしね。でも「やれば出来るはず」というのを感覚的に感じていました。自分に自信がありましたし、さらに上手くなりたいっていつも思っていました。高校が私立で、親から学費を出してもらっていたのもあって、何とか結果を出さないといけない、親の期待に応えたいっていう気持ちもありました。そして、努力して努力して、なんとか追いついたのが三年生ですね。
でも、さらに自分を磨きたい、もっと上手くなりたい、そして強いところに行きたいっていう思いがあったので、滝川第二高校に入学しました。滝川第二という名門の高校に入学して、1~2年生の頃はレベルの差を感じていました。全国から選手が集まってくるので、上手い人はいっぱいましたしね。でも「やれば出来るはず」というのを感覚的に感じていました。自分に自信がありましたし、さらに上手くなりたいっていつも思っていました。高校が私立で、親から学費を出してもらっていたのもあって、何とか結果を出さないといけない、親の期待に応えたいっていう気持ちもありました。そして、努力して努力して、なんとか追いついたのが三年生ですね。
プロになってからのこだわり
プロとして、みんなを喜ばせたい
プロになってからは、個人練習が減りました。もともとは小学校のころからプロになるまで、いつも独りでグラウンドに残って「もっと、こうしたい」っていう思いを秘めて、自主的な練習をしていたんです。でもプロになってからは、みんなでやる練習、チームでやる練習を全力でやることだけを考えてます。あと、道具へのこだわり。たとえばスパイクなら軽さ、足を入れた時のフィット感とか、凄くこだわってます。天候によっても、例えば雨用とか、いろいろ種類もあります。飲み物も、普通に売ってるスポーツドリンクに、塩などをいろいろ加えています。プロとしてそういうこだわりも必要だと思いますね。
プロになるからには、結果を出さないといけないし、実力も発揮しないといけません。仕事としてお金をもらいますからね。でも一番に、みんなを喜ばせたい気持ちがあります。例えば、ガンバ大阪にはファン感謝祭というイベントがあるんですが、そこで仮装をしたんです。勝手にエントリーに入ってたんですが(笑)、ファンの方に楽しんでもらいたいという気持ちもあったので一生懸命やりました。
プロになるからには、結果を出さないといけないし、実力も発揮しないといけません。仕事としてお金をもらいますからね。でも一番に、みんなを喜ばせたい気持ちがあります。例えば、ガンバ大阪にはファン感謝祭というイベントがあるんですが、そこで仮装をしたんです。勝手にエントリーに入ってたんですが(笑)、ファンの方に楽しんでもらいたいという気持ちもあったので一生懸命やりました。
加地 亮選手からのワンポイントアドバイス
単純な作業を正確に、イメージを持って練習する
(1)持久力をつけること・・・これからのサッカーは運動量が、これまで以上に必要になってくると思います。自分も出来れば、運動量や持久力っていうのは落としたくはないですね。
(2)基本をしっかりと・・・「蹴る」「止める」「打つ」という技術力。単純な作業を正確にやれるようにということです。自分でもそういう事がしっかり出来るようにと考えています。自分のなりたい、もっとこうしたいというイメージを目指して練習してください。
(3)正しい食生活を心がけること・・・バランスよく食事をとる事と、よく水分を取る事は心がけています。一日三食、朝・昼・夜。日によって違いますけど、できるだけ毎食、魚、肉、ご飯、みそ汁など、バランスよく摂るようにしています。また試合前なら炭水化物の多いものを摂ります。例えばパスタ、ご飯とかもそうですね。
(4)コミュニケーション力を磨くこと・・・もともとは僕は引っ込み思案だったんです。でも高校時代は寮生活だったので、一年生のときから同級生とのやりとりや先輩方との受け答えは必要になりました。だから、ちょっとずつ自分を出せてきたという感じはあります。そういったものが、普段の生活だけでなく、試合の中でのコミュニケーションにも繋がっていったんだと思います。
「もっと上手くなりたい」とか「強いところに行きたい」というのがサッカーを続けられたモチベーションでした。小学校の時の世界大会、それがあったから、もっと上を目指したいという気持ちが生まれたのかもしれないですね。常に、自分を磨きたいという向上心を持つことは大事な要素です。
(2)基本をしっかりと・・・「蹴る」「止める」「打つ」という技術力。単純な作業を正確にやれるようにということです。自分でもそういう事がしっかり出来るようにと考えています。自分のなりたい、もっとこうしたいというイメージを目指して練習してください。
(3)正しい食生活を心がけること・・・バランスよく食事をとる事と、よく水分を取る事は心がけています。一日三食、朝・昼・夜。日によって違いますけど、できるだけ毎食、魚、肉、ご飯、みそ汁など、バランスよく摂るようにしています。また試合前なら炭水化物の多いものを摂ります。例えばパスタ、ご飯とかもそうですね。
(4)コミュニケーション力を磨くこと・・・もともとは僕は引っ込み思案だったんです。でも高校時代は寮生活だったので、一年生のときから同級生とのやりとりや先輩方との受け答えは必要になりました。だから、ちょっとずつ自分を出せてきたという感じはあります。そういったものが、普段の生活だけでなく、試合の中でのコミュニケーションにも繋がっていったんだと思います。
「もっと上手くなりたい」とか「強いところに行きたい」というのがサッカーを続けられたモチベーションでした。小学校の時の世界大会、それがあったから、もっと上を目指したいという気持ちが生まれたのかもしれないですね。常に、自分を磨きたいという向上心を持つことは大事な要素です。
※掲載内容は2010年4月の取材時のものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。
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