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沖縄県 名護高校 生徒の皆さん
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今年の4月29日「みどりの日」の朝、沖縄県立名護高校の全生徒が、確かな決意を持って動き始めた。まず、2年生全員が校庭に、1年生と3年生は、それぞれの持ち場である現地に集合した。この春から生徒が中心となって計画し、準備を進めてきた「総合的な学習の時間」=「なごうらタイム」のプロジェクトを実行するためだ。 「校外美化ボランティア」と名付けられたプロジェクトの目的は、ごみ拾いなどの美化活動を行うことで、ごみ問題等の社会問題への意識を高めるとともに、地域や社会に貢献するボランティア精神を養う。また、自然に接することにより感性や情操を豊かにし、自然を尊重し、自然と共生する姿勢を学び、さらには、野外での活動を通して教師と生徒、生徒相互の交流を深めることで、学級の絆を強めようというものだ。 午前10時、生徒たちはいくつかのグループに分かれ、学校近くの名護ビーチや屋我地海岸、源河川、本部町の瀬底島ビーチの他、公園や歩道などの清掃活動をスタート。心ない人によって捨てられたペットボトルや空き缶、紙屑、タバコの吸い殻などをひとつひとつ丁寧に拾っていった。歩道等での清掃は車の流れに気をつけ、安全な場所で行う。ハブの出そうな場所は避ける、といった注意を払いながら、生徒たちは午前中いっぱいかけて、海岸や公園をきれいにしていった。 幸喜ビーチの清掃に参加した生徒は「少し歩いただけでこんなに大きなごみを拾えた」と手にした漁網、リール、ビニールなどを示し、「これからも真っ白な海岸を取り戻すために、ごみを少しでも減らすよう努めていきたい」と話した。 きちんと分別したごみを生徒全員で片づけたあと、午後はそれぞれの場所でレクリエーションを楽しんだ。 名護高校では、校長先生や教頭先生をはじめ、吹奏楽部や駅伝部の部員が学校のごみ拾いをし、野球部が一定期間、正門や裏門であいさつ運動を行っている。“おかげで、毎日、朝からすがすがしく学校生活がおくれます”という生徒たちにとって、今回の「校外美化ボランティア」は、日々育んできた感性が豊かに結実した結果であり、3年間の学校生活の中で、良き思い出の日となることは間違いない。 |
| (2004年8月) |
