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福井県 勝山南高校 家庭クラブの皆さん
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2004年5月4日、福井県立勝山南高等学校に悲しいニュースが飛び込んだ。3年生の女子生徒が交通事故で亡くなったのだ。31人のクラスメイトのショックは、計り知れないものがあった。しかし、生徒らは悲しみを胸に静かに立ち上がった。「彼女を忘れない」。そのためにも二度と悲惨な交通事故が起きないよう、ドライバーなどに交通安全を訴える活動を始めたのだ。そして昨年10月、最初の取り組みが実施された。生徒7人が事故現場近くの国道に立ち、クラス全員が想いを込めて手作りしたマスコットを、ドライバーや道行く人に配り、安全運転、安全歩行を訴えた。 この3年生たちの交通事故撲滅への想いは、後輩たちにしっかりと受け継がれた。3年生が卒業した後の街頭活動を、家庭クラブ員が部活動の一環として続けていくことにしたのだ。 夏休みを前にした7月14日、家庭クラブ員10人が、学校のそばを通る国道157号で啓蒙活動を実施した。当日は勝山警察署も協力。まず生徒らは5人ずつ2班に分かれ、1班が「スピード注意」などと書かれたハンドプレートを掲げて道路脇に並び、もう1班がドライバーや歩行者に、手作りのマスコットと「3S運動」(Slow:安全速度の徹底、Signal:信号の遵守と合図の励行、Shine:反射シールで自分の存在を示す)をアピールするチラシを配り、交通事故防止を呼びかけた。 「安全運転をお願いします」とドライバーらに懸命に声を掛けていた家庭クラブ員たちは、「先輩の事故はとてもショックだった。こうして交通安全を呼び掛けることで、少しでも事故を防ぐことができれば」「そのためにも、ひとりひとりが「3S」を実行することが大切」と、話していた。 また、同校も生徒に対するきめ細かな交通安全指導を進めている。今年5月30日には勝山警察署の交通課長を招き、『交通事故の実態、怖さを再確認し、正しい交通ルール・自転車マナーや歩行者マナーの向上に努めることを目的』とした講演やパネル展示、ビデオ上映を実施。翌31日には、生徒・PTA指導部委員会・教員が協力し、登校時の学校周辺の交差点4ヵ所、勝山・大野市境の計5ヵ所で、交通マナー指導を行った。家庭クラブ員をはじめ、同校の交通事故ゼロへの取り組みは、地域の人々からも高く評価されている。 |
| (2005年9月) |
2004年5月4日、福井県立勝山南高等学校に悲しいニュースが飛び込んだ。3年生の女子生徒が交通事故で亡くなったのだ。31人のクラスメイトのショックは、計り知れないものがあった。しかし、生徒らは悲しみを胸に静かに立ち上がった。

