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柏木農業高等学校
(高等学校/公立/共学/青森)
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りんごの産地としても有名な青森県で、若者のりんご離れに立ち向かっている高校生たちがいる。昨年11月12日、平賀町にある柏木農業高校の体育館では、第2回「高校生によるりんごサミット」が開催された。
同サミットは、柏木農業高校の農業クラブが中心となり、県内11の高校の他、弘前市の中学校や京都府立桂高校の代表たちも特別参加して意見発表が行われた。
開催のきっかけは、高校生にも社会や地域に参加した活動ができないかということからだったという。ちょうど青森県は、りんごが有名。このりんごをキーワードに、高校生や若者たちの活動を通して全国にPRすることになった。事務局は同校にあり、昨年の第2回の開催からは「りんご対策農業高校義援会」を発足し、主催されてきた。
サミット当日は、高校生をはじめ、約700人の農家の人たちが集まり、地域や社会での関心度が感じられた。各校の代表からは「夏のねぶた・ねぷた祭りで、加工品をお土産として売る」、「りんご料理の屋台村を造り、観光客においしい青森りんごをPRする」などの意見が発表され、県外の高校からも収穫実習で得た感想やビデオレターで、生産者と消費者の距離を縮めるアイデアがよせられた。そして柏木農業高校の代表からも「若者にターゲットを絞った販売戦略を定めて、『ポケットりんご』を特許庁に商品出願している」などの斬新な取り組みが披露された。
また、今年1月23日から、八戸市を中心として開催されるスケート・インターハイでは、参加選手に青森県の特産りんご『フジ』をプレゼントし、PRも兼ねた交流会が予定されているという。
同校では、今後も3回、4回と会を重ね、りんごを通して高校生や若者たちが社会に積極的に参加できる環境を作っていきたいと話している。
(2005年1月)
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青森県 柏木農業高校 農業機械科
右上写真今年の夏、青森県平賀町の柏木農業高校では、農場いっぱいに咲きそろった約7万本のひまわりを、地域の人たちや子供たちが楽しんでいた。満開時がちょうどお盆の時期とあって、たくさんの人たちがひまわり畑を訪れたようだ。
始めての昨年は、ソフィアという品種を約75アールの畑に蒔いたところ、約50日で満開を迎えたので、今年はちょうどお盆の時期に満開になるようにとスターインスターという品種を選び、10Kgの種を蒔いたそうだ。
ひまわりの栽培を手がけたのは同校の農業機械科3年、資源作物班の6名。昨年から栽培を始め、今年は2年目だという。生徒たちは、雪解け後の4〜5月にトラクタを使い畑を耕起し、6月に入ってからクレーンシーダーという種蒔き機で約10Kgの種を蒔いていった。昨年は、機械と生徒自らの手蒔きの両方をおこなったが、今年は景観をより美しくしようと全て機械蒔きしていった。
育てるにあたって一番大変だったのは、広大な畑の雑草取り。雑草の生長はひまわりの生長を上回るほどの勢いで、栽培の時間の多くは雑草取りに費やされたようだ。そこで農業機械科では、日頃の研究成果を駆使して刈払機にキャスタを取り付けて押しながら雑草を刈る「畦間草刈機」を独自開発し、昨年から雑草取りに活用している。今年も、この畦間草刈機が大活躍し、70アールの畑で4回にもおよぶ草取り作業の大きな助っ人となったという。
また、ひまわり畑は校地の奥にあるため、一般道の畦道からハシゴを付けるなどして地域の人たちが訪れやすいような工夫をし、観覧台やベンチを設けている。そして、8月11日には近くの幼稚園児を招待し丹精込めたひまわりを披露し、園児達もひまわりに囲まれた楽しい時間を過ごしたという。昨年は1000人以上の見物客が訪れたそうだが、今年は台風などの悪天候もあり、予定より鑑賞期間が短かったのが少し残念だ。しかし、花を通して多くの人たちが農地に足を運んでくれたことは、生徒たちにとって大きな意欲と感動につながっているようだ。
農業機械科では、咲き終わったひまわりの種を収穫し、ひまわり油を採りトラクターなどの燃料に。葉や茎は緑肥として使用する。観賞用としてだけではなく、資源作物としての利用も考えているという。手間のかかる作業だが、生徒たちにとって栽培から燃料となる行程を身体で学べることが大きい。今後も、農作業を通して、学習と地域の人たちとの交流を大切にしていきたいと語っている。
下写真1
(2004年11月)
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