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6才まで 幼稚園の時期  3.お友達、幼稚園とのかかわり方
Q 『登園前に気持ち悪くなる:3歳』
 四月から年少で幼稚園に通っている3歳の長男のことで悩んでいます。最近やっと泣かずに登園できるようになっていたのですが、七月からプールが始まると毎日登園を嫌がるようになり、それがどんどんひどくなり困っています。園のプールは小柄な長男にとっては深いようで(やっと足がつくくらい)、怖いから行きたくないと言っています。担任の先生にも相談し、あまりひどく嫌がるなら、プールはお休みさせてみたりもしているのですが、プールのない日でも行こうとしません。朝は号泣し、先生に抱えられて教室まで行っていますが、帰り迎えに行くと、ニコニコしていて、園であったことを教えてくれたり、習った歌を歌ったりしています。行ってしまえばなんとかやっているようですが、朝と夜、寝る前にはいつも「おなかが痛い」と言い、登園前は「はきそう」言って本当に気持ち悪そうにしています。小児科の先生には「精神的なもの」と言われ、「このような場合はとにかく慣れるのを待つしかないし、無理に行かすも休ますも正解はない」とも言われ、私自身登園させるか休ませるか迷いながら送り出している状態です。甘えん坊で「おかあさんがいないとさみしいの」と泣いていますが、頑張り屋なところもあり、姿が見えなければ、あきらめて一生懸命過ごしているようです。園から帰ったら公園で遊んだり、お散歩をしたり、お友達にきてもらったりと、息子の希望にこたえるようにしているのですが、朝体調不良を訴え号泣している姿をみると、わたしまで泣きたくなります。正直、どうすればいいかわかりません。ちなみに休みの日は朝からとても元気にしています。
A イラスト 小児科の先生がおっしゃるように正解はないでしょう。どちらを選択しても、その後の性格形成や人生にさほど大きく影響するものでは無いと思います。無理に突破しても順応性のある子どもは、それなりに生きる辻褄を合わせていきます。ただ同じような経験をなさったお母さんからよく聞かれる言葉は「甘えん坊な子で、早くしっかりして欲しいと思って三歳保育に入れました。最初の一年は嫌がって泣いて、わめいて本当に大変でした。二年目には慣れました。でも今から考えると、あそこまで嫌がる三歳の子を無理に行かせる必要などどこにもなかったんだと思います」と言うことです。そう思えるのは、ある程度大きくなってからです。「三歳になるのに一人でボタンが留められない」「四歳になるのに『ぞうさん』の歌が歌えない」「五歳になるのにおねしょが治らない」など、本当に心配していたことも、時期がくればみんなちゃんと解決します。中学生になっても、ご褒美がないとプールに入れない、毎朝お母さんにシャツのボタンを留めてもらっているという子はいません。挫折せずに続けることを今無理に教える必要はないでしょう。それよりもこの時期は、親子の信頼関係をしっかり培っていくことが大事です。
 休園させるかどうかを決めかねていらっしゃるのでしたら、もう少し幅を持たせて様子を見られてはどうでしょう。「一年くらい休園してもりっぱな大人になれる」というくらいの受け入れをしてみてはどうでしょう。「プールは嫌だったらしばらくお休みしましょう」とはっきりとお約束してあげるのも良いでしょう。水着を持って行くか家に置いていくかは本人に決めさせましょう。プールサイドからお友達の様子を眺めているうちに、何かのきっかけで心境が変わることもあります。また登園しても途中で具合が悪くなったら、「いつでもお母さんがお迎えに行ってあげます」というような確かなお約束も子どもにとっては一つの支えになって、逆に「ちょっと頑張ってみようかな」という心も生まれます。とにかく今は無理をせずに、安心とゆとりを与えてあげてはどうでしょう。上手くいきますように。 
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