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9才まで 小学校低学年  2.生活習慣、しつけ
Q 『自分のことやお手伝い できないの?:8歳』
 小学2年生の男の子です。幼稚園に通っている頃までは、自分のことは自分でしていたのですが、今では言わないと忘れ物をしてしまいます。また、家の手伝いもあまりしてくれません。息子にお手伝いとして、どれくらいさせたらいいのかわかりませんが、今は洗濯物をたたんでもらう手伝いはさせています。お風呂掃除は言うとします。どうしたら自分からやるようになるのでしょうか。 
A イラスト 〜ポイント!〜
“この時期はお手伝いの内容や数にこだわる必要はなし!作業をこなすことを目的とせず、家族に対する「思いやり」を教えるつもりでお手伝いをさせましょう”

 「小さい頃は、お利口さんだったのに…」、このような言葉を耳にすることがありますが、小さい頃の「お利口さん」をその子のすべてだと思ってはいけません。子どもにとってお母さんは、生きていくための絶対的な存在です。そのお母さんに認められ愛されるために、一生懸命努力をします。言い換えると、お母さんの持って行き方一つで、ある程度の「お利口さん」を育てることができるのです。しかしそれをし過ぎると、親も子も気づかない所で、思いもしない方向にいくときがあります。
 子どもは本来、自己中心的で自由奔放な生き物です。成長と共に色々な知恵を身につけ、お母さんの思惑から外れた行動を取るようになってきます。親としては困惑しがちですが、それは子どもの心が順調に成長している証拠です。「お母さんのため」であったり「お母さんに褒められるため」を基準にするのではなく、「自分がどうしたいのか」という本来の自分自身を正直に表しているだけなのです。しかし子どもによっては、その意思をねじ伏せてでも、親の期待に応えることでしか生きられない子もいます。まるでお母さんのあやつり人形です。そういう環境の中で育ってきた子が、「何をやっても面白くない」「自分がやりたいことが分からない」「自分で考えられない、決められない」といった症状を出すことがあります。そういう子に育てないためにも、お母さんはあるべき子どもの姿をしっかり認識しましょう。小学2年生の男の子にとって、お手伝いはそれほど面白い物ではありません。特別な理由が無い限り、自分から進んでやる子はまずいないでしょう。それを踏まえた上で、家族がそれぞれに自分にできることや協力し合うこと、優しさを教えていかれるといいと思います。 
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