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3.お友達、学校とのかかわり方
『お友達に優越感を持とうとする:7歳』
小学校2年生の息子のことです。お友達のことが大好きな息子は、お友達に何かと物をあげたがります。小さい頃から、相手が喜んでくれることが嬉しく、気前はいい方でした。しかし今の息子を見ていると、友達に物をあげることで優越感を味わいつつ、物で友達との関係をつなごうとしているように見えてしまうのです。
例えば、自分が近所でクワガタ虫を何匹か捕まえて来ると、友達が来たときに「あげる、あげる」と虫用のゼリーまでつけて全部あげてしまう。家に友達がくると「お菓子あるけど食べる?」と普通に聞けばいいものを、「お菓子があるよー!いくらでもあるよー!」といった感じで、相手が引いてしまうくらいの勢いで言ったりします。先日はスーパーで買い物の時、妹に「お母さんに内緒でお菓子持っていこう」とそそのかされ、本当に言われた通りお店からお菓子を持ってきてしまいました。もちろん自分で謝らせましたが、妹に言われて持ってきてしまう息子が、そのうち友達にお金を持ってこいと言われたら持っていってしまうのではないか、いいように使われてしまうのではないかと心配です。先日の子供会の集まりでは、自転車で来ていた6年生の男の子に「自転車は俺のお父さんのトラックに乗せなよ。送って行くよ」と父親の了解も得ずに偉そうに言ってました。(主人は家庭的な人でとても協力的です)
また、息子は女友達といるより男友達といる時の方が、認めてもらいたいとでもいうのか、一言多かったり、大きな事を言ってみたりします。そばで会話を聞いていると、友達に嫌われないかな?と思ってしまうような言い方の時があります。息子には自分の意志をしっかり持って堂々としていて欲しいのですが、どう話せばよいでしょう。
9才まで 小学校低学年/お友達、学校とのかかわり方
お子さんが人に物をあげることで得たいのは、人からの注目や信頼です。年齢的にも自意識が強く芽生える頃です。持って生まれた人なつこい資質もあるでしょう。それは人と触れあうのが好きということで、他人に迎合してしまうこととはまた別物です。親子関係をしっかり保っていれば、お母さんが心配なさっているような事は、おそらくは起きないでしょう。
お子さんは、みんなから認めてもらいたいだけなのです。まずは家族間の関わりの中で、それを満たしてあげましょう。しっかり関心を持って、「君にはこんな良いところがある」と認めてあげましょう。口先で「偉いねぇ」と言葉にしているだけでは、子どもは満足しません。褒め方・認め方のポイントを少し挙げます。
〜ポイント!〜
・感心したときには「なるほど」と、具体的に掘り下げて聞いてあげましょう。
・時には他の人に子どもの自慢をしてあげましょう。
「一人でこんな事が出来るようになったの。なかなかやるなって、感心しちゃったの」など、お母さんが話しているのを小耳に挟むと、嬉しく感じます。
・「さすが、私(俺)の子だ」と褒めてあげましょう。
お子さんにとって、嬉しい言葉の一つでしょう。
そうした対話の中から自信を付けさせましょう。その自信を、強い意志として自分の物にしてもらうために、「きちんと考えて言葉にする」という訓練を日常生活の中で心がけられると良いかと思います。たとえば物を人にあげるときには、まず親に相談する。許可無く勝手な約束をしたときには、勇気をもって訂正させる。友達に「ごめんなさい」を言わせる等、繰り返しの練習の中で、年齢と共に自己コントロールも身に付いてくるかと思われます。焦らず、じっくり進めて下さい。
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