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3才まで 幼稚園入園前  1.こどもの性格、癖
Q 『絵本を最後まで聞いてくれない子:3歳』
 3歳の息子に絵本を読み聞かせしています。
 初めのうちはちゃんと聞いてくれているのに、しばらく経つと読んでいる最中におもちゃを取りに行って遊んだり、お絵かきを始めたりと絵本に飽きている様子です。
 無理矢理読み聞かせするのは良くないと思っているのですが、飽きっぽい性格になって欲しくないですし、できる限り最後まで聞いて欲しいのですが、どうしたら良いでしょうか。
A イラスト 読み聞かせは良いですね。子どもの成長に、様々な良い影響を与えます。お話の最中に違うところに意識がいってしまうのは、面白くないからですね。興味のないことを無理強いすることによって、逆に本嫌いにしてしまう可能性もあります。そんな時は、違う手法を取ってみましょう。たとえば文は読まずに、お子さんと一緒に、絵だけをながめるのも良いですね。「お母さんこのワンちゃんの顔が大好きなの。アイスクリームが欲しいのに、『待て』と言われて、一生懸命我慢している表情がなんて可愛いんでしょう」といった雰囲気でお母さんの心がどう動いたかを話してあげましょう。対話の中から、子どもも自分の心の動きを掴み取り、「僕はここが好き」と、表現することにも慣れていくでしょう。
 小学生にもなれば、大人の人が読み聞かせをしてくれるときにはきちんと座る、途中で席を立たない、しゃべらない、最後まで聞くなどのマナーは必要になってきますが、特に小さい頃は物語を通して、親子で触れ合うのがなによりです。触れ合いは心の共振です。「聞かせてあげましょう」という一方通行だけではなく、「一緒に楽しみましょう」とする姿勢が大事ですね。
 また、大人が見ても楽しいと思える絵本を選んでみるのも、一つの方法です。無理に子どもの視点に下りた作品や、メルヘンを意識しなくても良いと思います。まずはお母さんが、作品に興味をもって、時にはご自身のために音読するようなつもりで楽しんでみましょう。大人も子どもも、興味のある事に夢中になっている間は、時間が経つのを忘れます。飽きるということがありません。「飽き性」は、小さい頃から好きなことを得心のいくところまでやらせてもらえなかったり、始める前から規制されたりといった環境に育った人に目立ちますね。
 お稽古ごとなども親としてはできれば長く続けて欲しいものですが、途中で興味がなくなればしかたがありません。楽しいと思えることに出会うことが大切ですね。そして、子どもが興味をもったことを、大人も一緒に大切にしてあげることでしょう。共感できる時間を、工夫しながら楽しんで下さい。
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