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6才まで 幼稚園の時期  2.生活習慣、しつけ
Q 『飼っている生き物の世話ができない:5歳』
 男の子5歳、一人っ子です。昆虫といった生き物が大好きです。しかし今まで、カブト虫やクワガタ虫や金魚、ザリガニ、亀など飼いましたが、ぜんぜん世話が続きません。いつもパパに「えさあげたか?水かえたか?水槽洗ったか?」と言われるまでしようとしません。飼いだすときは、「自分でする」と言ったのに、1週間もするとほぼ毎回パパの仕事と変わっています。休日は一緒にやったりしていますが、さすがに平日は難しく、最後には死なせてしまっています。世話をするにはまだ年齢が小さいと捉え、パパの協力を続けるべきか、生き物と接することだからこそ、しっかり注意した方がいいのでしょうか。
A イラスト まだ5歳ですから、責任を持ってやり続けるのはやはり無理でしょう。そしてこれくらいの年齢は、生き物に対し興味を持っている段階で、愛情といった面においてはまだ何とも言えないところですね。生き物との接し方や、可愛さ、またそれを通して学んでいく「命」の存在も、周りの大人と共に触れ合い、世話をしながら知っていくものです。
 今お父さんがなさっているように、まず親が生き物を大切にしている姿を見せましょう。たとえば、話しかけながら餌をあげたり、その餌を食べる姿をいっしょに眺めるのも良いですね。生き物は餌を食べて命を繋ぐわけですから、そこに喜びを見いだすことができれば、「生き物を大切にすること」の行為を、言葉を超えたところで子どもは感じていきますね。また、お母さんがお花に水をあげるときなども、同じように「可愛いね」「いつもありがとう」と語りかけながら世話をされると、なお良い情操教育になるかと思います。
 そういった環境の中で、自分が生き物に責任を持てるかどうかも、成長とともに考えられるようになっていきます。ですから、できるだけ世話は手伝わせるか、または側で見させましょう。大人が水槽を洗ったり、餌をあげるのを見ているだけでも、十分意味はあると思います。生きとし生けるものに優しさを巡らせることは、すばらしい行為ですね。きっとお子さんは、思いやりのある優しい子に育つことでしょう。楽しみです。 
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