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2.生活習慣、しつけ
『一人でできるようになるには?:5歳』
もうすぐ6才になる男の子です。負けず嫌いな性格で、負けそうになると突然怒りだす、途中で投げ出す、物を投げるなどします。完璧主義なところもあり、字や絵を書いていても思うように書けないと机を叩いて大声で泣きわめき、ひどい時は「死にたい、死にたい」と言います。そんなときは「手伝ってあげる、一緒にやってみよう」と声をかけるのですが「一人でできるようになりたい」といって、ますます泣き出します。これから小学校に入り、できないことやわからないことも色々あると思いますが、こんな状態で学校生活が送れるのかが心配です。親としても本人の希望通りに一人でできるように促していきたいのですが、どのような方法で促してあげればよいでしょうか。
6才まで 幼稚園の時期/生活習慣、しつけ
まずは失敗を上手に経験させましょう。この時期は好奇心や理想ばかりが先走り、そこに能力が追いつかずかんしゃくを起こしてしまう事は珍しいことではありません。ここで親が期待を掛けすぎると、子どもは「良い物を作らないといけない」「上手くこなさないといけない」というような軽い強迫観念に似た感覚を持ってしまう可能性が出てきます。大事なのは結果ではなく、それに至るプロセスです。泣いたりわめいたりしながら、それでもどうにもならないことを悟ると、今度は自分で工夫を始めます。子どもには大いに知恵を使わせる事です。失敗を繰り返し、そこから展開される「次にどうすればいいか」という経験は、思考力と知恵を豊かに育みます。これは人から与えられて身につくものではありません。日本の子どもは「問題処理能力」に欠けがちと言われますが、最初から失敗しないように親が与えてしまうことが多いのも、その原因の一つかもしれません。
お子さんへのフォローの仕方ですが、少々かんしゃくを起こしてもいちいち取り合わないでおきましょう。かといって無視するのではなく、「失敗したって大丈夫だよ」という姿勢で見守ってあげましょう。様子を見ながらそっとしておくのも一つの子育てです。「泣きたいほど悔しいなら、自分で何とかしてごらん」と母親からすれば少しキツイ言葉ですが、お父さんの持っている強さや勢いを、お母さんの優しさとの連携プレーで良い方向に活かすことができます。どちらかが距離をとれば、どちらかが抱きしめるなど、夫婦でうまく接してあげるといいでしょう。また、息を抜くことも教えてあげましょう。あまりひどいときは黙って抱きしめ、意識を違うところに向けてあげるといいでしょう。作業を中断しても大丈夫です。最後までやりとげることだけが良いことでもありません。苦しくなったら一旦そこから離れてみるのも、上手く自分と付き合う方法です。何事もバランスが大事です。
普段から上手くできたことだけを褒めすぎず、たとえば絵を描こうとした姿勢や意気込み、鉛筆を持って字を書こうとした行動そのものを「それだけで君は偉い!」と褒めてあげましょう。自信がついてくれば結果にこだわることなく、一人でやろうとするようになるでしょう。
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