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9才まで 小学校低学年  1.こどもの性格、癖
Q 『集中しすぎ?うまく物事を切り替える方法:9歳』
 小学3年生の女の子です。1つの事をすると、次の事をしなくてはいけない時間になっても、なかなか切り替えられずぐずぐずしています。2つの事を順番にする事なども難しいようで、食事の時も同じものを食べ終わってから次のものを食べています。気づいて声をかけると色々食べています。集中力がありすぎる時とすぐにほかの事に気が行ってしまう時が極端なのも気になります。一点集中ではなく、色々気が回るように促す方法があれば教えてください。また、やっていた事をすぐ忘れる、頭をよくぶつけるなども関係あるのでしょうか。
A イラスト次の言葉が日常茶飯事に飛び交っていないでしょうか。
・いい加減にしなさい、いつまでやっているの
・もう何時だと思っているの、早く○○しなさい
・もう時間よ、○○した?

 お子さんはひとりっ子でしょうか。持って生まれた資質もありますが、一昔前に比べるとおっとり型やマイペースな子どもが多く見られるようになりました。核家族化や豊かな生活環境の中、親がひとりの子どもに費やすエネルギー量が増えたのもその一因でしょう。簡単に言えば、手出し口出し構いすぎの傾向です。たとえば「テレビに夢中になりすぎて宿題をする時間が無くなってしまった。そのまま学校に行って先生に怒られみんなの前で恥もかいてしまった」ということになる前に、親が軌道修正をしてしまうのです。「言わないでそのままだといつまでたっても切り替えられないから」というのがお母さんの言い分です。子どもが自分でブレーキを掛けなくても、親がかけてくれるので、安心して一つの作業に没頭できます。しかしそれをしている間は、子どもは自分で自分を管理することに気付きません。
 対策として、失敗を上手に経験させてあげましょう。失敗は、年齢が小さければ小さいほど、現象は小さくてすみますし、親もフォローが入れられます。また、お手伝いなどもしっかりさせましょう。できれば機械的な作業ではなく、心を遣うようなお手伝いがいいです。たとえば、お料理にあった食器を棚から選んでくる、コップや取り皿は何が合うか、足らない物は無いかなどお子さんに任せて考えさせてみましょう。最初は「分からない」といって逃げるとは思いますが、そんな時は「自分で考えなさい」と突き放すのではなく、「じゃあ○○ちゃんはどのお皿で食べたい?好きな食器を出してきてちょうだい」と、少しずつ考える練習をさせて行きましょう。日常のそういった経験の繰り返しで、外界の認識度も増し、時間配分や欲求のバランスも上手く取れるようになってくると思います。焦らず、ゆっくり進めて下さい。
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