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9才まで 小学校低学年  2.生活習慣、しつけ
Q 『ゲームをさせると短気になる?:7歳』
 小学校に入った男の子です。1年ほど前から、テレビゲームや携帯電話のゲーム、パソコンのゲームなどで遊ぶようになりました。まだ、簡単なものしかできず、ただボタンを押し続け敵を倒すゲームや子ども向けの簡単なパズルゲームなどであれば、問題はないのですが、少し難しいゲームをし出すと短気というか切れやすい状態になり困っています。クリアができないと、息子は悔しいのか、「なんで〜、これできない〜」と自分の頭を手でぼかぼか叩きます。物にあたると親に怒られるので、自分をせめているようです。「そんなふうに自分をいじめるなら、もうしません」と片づけているのですが、なければないで「あのゲームがしたい〜」とずっと言われ困っています。たのしく遊べるなら問題ないのですが、ゲームをするときれやすい、短気な子になってしまうのでしょうか。
A イラスト 今はまだ自己抑制が利かないかもしれませんが、大丈夫です。
 ゲームのせいだけで短気な性格になりやすいというのは、違うと思われます。最近の子どもは「キレやすい」のが特徴のように言われますが、その要素を作っているのは環境です。たとえば、核家族化はその大きな要素の一つでしょう。母子密着型により、子どもは親から管理や規制を掛けられる反面、子どもを中心とした生活パターンが多くなっています。子どもにとっては、当たり前のように自分に合わせてもらえるために、他人に則することがなかなか経験できていません。そのため、自己抑制能力が培われる年齢も高くなってしまうのです。
 ですが心配はいりません。小学校2、3年生ぐらいから、意識が外に向き始め、人との関わり方についてそれなりに気づけるようになってきます。感情やワガママに行動していては、お友達はできません。人と楽しく接していくには、相手の立場に立つことや、思いやりの心が必要なことも分かってきます。その土台となるのが、家族との関わりです。

〜家族での関わり方のポイント〜
1,まず、見守る
 子どもが短気を起こすと、つい親はなだめすかしたり、たしなめたりとかまってしまいがちです。小さいときからそれであれば、子どもの方も「短気を起こせば、何とかなる」というのが癖になってしまいます。「あら〜、困ったわねぇ〜」と言葉をかけながら、かまわず様子を見てみましょう。子どもはかまわれたくて、余計に頭をぽかぽか叩くかも分かりませんが、そのうち諦めます。

2,一緒に付き合ってみる
 お母さんが代わりにやってあげるのもいいでしょう。「よし、お母さんにかしてごらん」といって交代し、逆に点数を下げてしまっても面白いですね。最終的に、自分で何とかしないといけない、ということを悟るのも大事なことです。

 色々な関わりの中で子どもは成長していきますから、短気を起こしても、お母さんはのんびり気長く付き合ってあげて下さい。
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