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9才まで 小学校低学年  2.生活習慣、しつけ
Q 『やりたい事ばかり優先してしまう:6歳』
 娘は小学校1年生です。自分のやりたい事がどうしても優先し、やらなくてはいけない事を、(やりたい事を)我慢して取り組む事がなかなかできません。自分で気づいて…というのはまだ難しい年齢だとは思いますが、促しても(かなり細かく指示を出しても)やりません。注意が続かないというか…さっき注意したのに、また…というのは日常茶飯事です。授業中も、興味が沸かない授業だと、やりません。どうしたらいいのか、悩んでいます。
A イラスト 何といっても、一年生。これからです。焦らずゆっくりやっていきましょう。
 
1,親からの細かな指示は、子どもの考える能力を阻害します
 おそらくお子さんは、そのことで苦い思いをした経験がないのでしょう。人は経験しないと、自分のものにはなりません。普段からお母さんが先回りしてブレーキを掛けてくれる限り、お子さんは自分で制御する必要はありません。今のうちに、上手に失敗を経験させてあげましょう。その経験年齢は、低いほど現象は小さくて済みます。しかも、お母さんの範疇にありますから、フォローもしやすい状態です。先回りの手出し口出しを、減らしてみましょう。しかし、いきなり切り替えることはできませんから、少しずつ本人に考えさせるよう、最初はお母さんも手伝ってあげましょう。

2,計画を立てさせる
 たとえば3時からピアノ教室だとします。昼過ぎからお子さんは興味のあるお絵かきに夢中になっていてお稽古はできていません。お母さんは早くピアノの教室に行かないとと焦っています。ここで、口であれこれ言っても無理です。まずは「教室に遅れずに行く」ということから始めましょう。
 「今日、ピアノ教室の日よね。覚えてる?」と問いかけてみます。「うん」とお子さんは生返事をするでしょう。まるで、お母さんのために練習に行くかのような感覚です。そこで「他人事」を自分の事として自覚させます。勿論お絵かきの手は一旦止めさせます。
 「何時から?」
 「忘れた」
 「どうするの?」
 「うん」
 「お母さんは、覚えてないわよ。連絡帳を見てみましょう」
と、自分で確認させます。そこで3時という時間をお子さんは自覚します。何時に家を出るか相談し、これからは遅れないようにタイマー時計をセットするのも一つの方法です。タイマーが鳴っていても、お子さんは無視するかと思いますが、一度や二度で身につくものではありません。気長にやっていきましょう。たまには遅刻もさせて、ピアノの先生に注意されるのも経験です。その場合は、事前に先生に訳を話し、理解して頂くのもいいでしょう。
 同じように、学校の宿題を忘れたり、お友達との約束の時間を過ぎたりすることを一度は経験させて、次にどうしたら良いかを、考える機会を作りましょう。焦らず、取り組んで下さい。
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