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9才まで 小学校低学年  2.生活習慣、しつけ
Q 『お片付けができない:7歳』
 小学2年生、7歳の男の子ですが、自分でお片づけができません。せめてランドセルだけでもと思うのですが、言われるまでしようとしません。毎日同じことを繰り返しています。自分から片付けをするようになる良い方法はありませんでしょうか。
A イラスト 子どもにお片づけの癖を付けさせるのは、根気のいることですよね。お片づけができない理由として、多くのお母さんは「つい私が手を出してしまうから」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。確かに手を出し過ぎると良くないとは思いますが、放っておいてお片づけの習慣が自然に身に付くかというと、一概にそうとも言えないでしょう。
 そこで、子どもがお片づけをしないときほど、整理整頓の仕方を母親から学ぶよい時期と捉えてみませんか。時々、一緒にお片づけをしてあげるのも良いと思います。しかし、あくまでも主体は子どもです。ついつい「ここに置いてはだめ」や「これはここに片付けなさい」と指示をしたくなると思います。そこを子どもにゆだねてみてはどうでしょう。そして、綺麗に片づいたら「あぁ、気持ち良いね」と、その度に言葉に出してみましょう。整理整頓されたときの心地良さを、子どもに理解してもらう一つの方法です。
 大人になっても整理整頓に興味のない人は、雑然とした状態の中でもそれほど違和感を持っていない人が多いように見受けられます。「ああすっきりした」「気持ち良い」「お部屋が綺麗になったら、お勉強もやる気になってきた」その感覚こそが大事ではないかと思うのです。家のあちこちにランドセルや荷物を放り投げて、そのままになっているときは「片づけなさい!」の言葉はできるだけ避けて、「あっ、またつまずいちゃった。お母さん転びそう」「食卓テーブルにプリントが置いたままだわ。せっかく作ったご飯だから、気持ちよく美味しく頂きましょうよ」と、お母さんの違和感を投げかけてみてはどうでしょう。
 「お母さんに怒られるからお片づけをする」のではなく、「気持ちの良い生活を送るためにお片づけをする」、ポイントはここだと思います。それがいったん身に付けば、お片づけは自然にできるようになるでしょう。しかしこれは、日常生活の中で少しずつ身に付いていく習慣ですから、六年生くらいまでは、気長く見守ってあげればどうでしょうか。
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