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9才まで 小学校低学年  3.お友達、学校とのかかわり方
Q 『お友達と衝突が多い:7歳』
 現在小1の長男は正義感が強く、喧嘩が多いです。泣かされることも、泣かしてしまうこともしばしばあります。例えば、そうじをしない子に「何でふざけてるの?」と言ってしまい相手に殴られる。花壇をいじって荒らしている子に「いけないんだよ」と言って、言い返された上に押される。また、会話の中で間違ったことを言った子には「違うよ」と言い争いになり、今度はこちらが手を出してしまう…。数え上げればキリがありません。
 正しいことを言っていたとしても、こちらが手を出すのはいけないと思いますし、息子にもそう言っています。ですが息子の「相手が悪い事をしているのに黙っているのは嫌」という気持ちもわかるため、一方的に子どもに言い聞かすことはできません。お友だちとの間に何かと衝突が多い息子に、どのように接し言葉掛けをしていったらいいのでしょうか。
A イラスト お子さんの正義感を持って自分の意見を言えるということは良いことですね。それは自分をきちんと持っている証拠です。しかし、何事においても両面があるように、正義感も持ちすぎてしまうと傲慢にもなってしまいます。「自分が正しく、相手が間違っている」と強く信じ込んだ上で、相手を否定することになりますから、否定された側にとっては面白くないのが当然です。特に判断基準が周知の事実ではない場合、それぞれに言い分があり、場合によっては概念の押し付け合いになってしまうこととなります。
 ではどのように接していけば良いかというと、親御さんはお子さんに対し、メリハリのあるしつけはおそらく、既にできているかと思われます。後はもう少し幅を持たせるために、ご家庭で次の3点のポイントをまず、実践されてみてはどうでしょう。

1,相手への意見は言葉を少し変えてみる
 例えば「いけないんだよ」「違うよ」とは言い切らずに、「いけないんじゃないかな」と相手に投げかけてみたり、「違うと思うよ」と自分の考えを伝える形を取ってみましょう。親御さんが子どもに向かって注意するときや、お父さんがお母さんに話しかける時などに、できるだけ意識して実践を通して体得させていきましょう。

2,相手の言い分を聞く姿勢を作る
 普段から親子の会話を多く持ち、人の話をきちんと聞く姿勢を作っていきましょう。例えば、きちんと向き合って親御さんは、子どもの言い訳も最後まで聞いてあげましょう。

3,優しさを大切にする
 「優しさを大事にする」とはあたり前のようなことですが、同じ注意をするにしても、相手の気持ちを考えたり、その場の雰囲気を読んだ上で注意をすれば、相手の受け止め方は随分と違ってきます。

 お子さんは、まだ7歳ですから、それができるようになるのはまだこれから先です。しかし基本となる心遣いは、日々の積み重ねからです。たとえばお出かけの時に「気を付けてね」と一言添える、あるいは肩に付いた糸くずをとってあげるなど、普段の何気ない心遣いや優しさの行いが大事だと思います。そのうち人との対話にも表れてくることでしょう。「ありがとう」の言葉と共に、家族がお互いの心を大切にしていかれるといいでしょう。 
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