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9才まで 小学校低学年  3.お友達、学校とのかかわり方
Q 『落ち着きがなく嫌がられる息子:8歳』
 この春小2になりました。歩き出した頃から色々な物に興味を持っていて、幼稚園の時も気になるところへすぐに行く、とにかくじっとできない子どもでした。幼稚園の先生は理解のある方で、息子が危なくない程度に色々させてくれていました。息子も興味のあることをすれば落ち着くのでその後はじっとできたりもしていました。小学校に入学してからも1年の先生は「落ち着きはないけれども好奇心があってよろしい」と言ってくれ、根気よく息子と向き合ってもらえました。おかげで羽目を外すときもありますが、割合じっとできるようになってきました。しかし、学年が上がって担任の先生が替わったら、その先生が息子のように少し落ち着きの無い生徒が嫌なのか、嫌がられてしまいました。息子にもその感じが伝わるのか、落ち着きかけていたのにまた授業中にじっとできなくなってきています。
 先生とは連絡ノートで意見交換をしているので何とかできる気がするのですが、息子自身が先生に嫌がられていると肌で感じ始めています。どんな先生でも嫌がられていると感じるのは気持ちの面で負担になります。和らげてあげたいのですが、友だちどうしと違ってどう対応すればいいのか悩んでいます。先生との面談など具体的にどうすればいいなどあるのでしょうか。
A イラスト「先生を信頼しましょう」
 こういうケースの場合、一番危険なことは心のどこかでお母さんが先生に対して不信感を持ってしまうことです。それをすると、子どもはうち解けようとはしません。まずは、先生と共にお母さんが改善策を見出していく姿勢をとってみましょう。子どもの個性を大事にしながらもクラス全体の調和や、先生のお立場を考えてみると、また違った角度から何かが見えてくるかも知れません。
 連絡の取り方としては、たとえば連絡ノートに「嫌われていないか心配している」という現状をそのまま書いてみるのも一つです。そして、授業中にじっと座っているにはどうしたらいいか、先生は学校でどういう取り組みをされて、結果はどうだったかなどを書いてもらう、また家庭で取り組んだ対策や「こうしたらうまくいった」などの報告もしてみましょう。またそのこと以外でもかまいませんから、先生とコミュニケーションを取ってみましょう。それだけでも子どもの状態は変わります。

〜家庭でできる対策と訓練!〜
1,先生と連絡を取り合う中で、お母さんが感じた先生の良いところを、それとなくお子さんに話してみましょう。

2,親子の触れ合いを多く持ち、生活の中に「ありがとう」と「良かったね」を見つけてみましょう。たとえば学校に出かける前に「今日も良いお天気。ありがとうだね」「今日も元気で良かったね」と、こまめに言葉にしてみましょう。好奇心だけに向きがちだった意識を、違うところにも向けてあげる訓練です。

3,親子の対話を多く持ちながら、学校での話もしっかり聞いてあげましょう。もし話している途中で違う所に興味が移ったりじっと座っていられなくなったりしたら、膝を向こう向きに座らせ、お腹に手を回してぎゅっとだきしめてあげましょう。お母さんと向き合った形で抱っこをすると、子どもは体の自由が束縛されてしまいます。少しの接点でお互いが温もりを感じながら「もうちょっとだけ続きを聞きたいな。それで、次は何を見たの?」など、お子さんの好奇心に寄り添ってあげましょう。座っていられる時間が伸びると思います。

4,お友達の話などもお母さんが楽しく聞き出し、家にも遊びに来てもらいましょう。学校がより身近になってくると思います。先生やお友達と触れ合ううちに、「好きな人ともっと仲良くしたい」「大事にしたい」という思いも出てきます。それは社会性の発達で、「ありがとう」の喜びや達成の喜びなどを体験しながら、自己コントロールもできるようになってくるでしょう。
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