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9才まで 小学校低学年  5.保護者の不安、ストレス
Q 『食べるスピードを早くしないといけない?:8歳』
 8歳の娘はスポーツをしています。遠征や合宿など集団行動をとることが多いのですが、娘は参加者の中で最年少の小2です。娘のすぐ上は小3なのですが、その上となれば小6になってしまいます。
 食事をするにしても、中学生や小6のスピードになるべく合わせないといけないという状況なのですが、親から見れば無理な所だと思います。ですが、一部の先生や一部の引率者の方から、食べるスピードを合わせられるようにと私が注意を受けました。この場合、娘に早く食べる練習をさせるのか、注意をした方々と話しをするべきかどうすればいいのでしょうか。
A イラスト お子さんに要求されているスピードは、どの程度のものでしょうか。お母さんの目からごらんになって、一般的あるいは常識的な範囲を越えたものであれば、先生やコーチのお考えを聞いてみられてもいいかと思います。
 スポーツに耐えうる体を作るために、食生活の在り方は重要です。人体の仕組みがより明らかにされるに従い、その概念も一昔前とは随分変わってきました。たとえば水分の取り方などは、20年前の常識とは逆になっているようですね。
 食物摂取時における咀嚼の知識も、一般的に普及するようになりました。噛む回数はスポーツをする、しないにかかわらず大事です。しっかり噛まないと、栄養は体に吸収されません。たとえばタンパク質は、咀嚼することにより分子がいったんバラバラに分解され、元の形とは違う要素になって体に取り込まれます。取り込まれた分子は体の中で、再構築します。また精神的なゆとりの時間も、消化吸収には大事ですね。
 しかしスポーツ選手を管理する側は、そういった事も踏まえた上での指導ではないかと思われます。もしお子さんの側に改善の余地があるのであれば、上の学年の子どもに合わせた食事の仕方を、日頃から習慣づけて行かれたらいいと思います。「早く食べさせる」というより、食べ方に無駄な動きがないかチェックしてあげましょう。たとえば日頃からテレビを見ながら食べていたりすると、集中して食事を食べるということが身に付きません。意識がテレビに行ってしまいますから、この場合も咀嚼回数が減ることがあります。またお魚の食べ方や、お箸の持ち方なども、親子で取り組んでみられてはどうでしょう。
 最近の子どもは、生活を工夫するという機会が減っています。お子さんは、一般的な小学2年生ではなかなか学べない、貴重な体験をなさっているのではないでしょうか。小さいのに偉いですね。将来を楽しみに、お母さんもしっかり応援してあげて下さい。
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