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9才まで 小学校低学年  5.保護者の不安、ストレス
Q 『生き物を大切に思ってもらうためには:8歳』
 4人兄弟の2番目、現在小学校2年生の男の子です。虫取りが大好きなのですが、虫をとると必ず羽を破って、虫が弱った頃に放置してしまいます。何度も命の大切さを訴えていますが、息子は何度も繰り返しどうしてもわかってもらえません。どうしたらわかってもらえるのでしょうか。何か親が見本を見せたりする方がよいのでしょうか。
A イラスト 何らかの形で、ストレスが溜まっているのかもしれませんね。お子さんの話しをしっかり聞いてあげて、一緒にお風呂に入ったり、抱きしめたりの触れ合いを増やしてみましょう。虫の羽を破ってしまうことに関しては、それほど心配されることは無いと思います。子どもにとっては、壁に落書きをしたり、障子に穴を開けていく事ととさほど違いはありません。
 昔は、生きた虫や蛙をオモチャにするやんちゃな男の子などは、どこにでもいたものです。しかしそんな子も、ある年齢を過ぎると急にしなくなります。どこかの段階で自分と同じ命があることに気づくからです。大人になってまで、している人はまずいません。だから虫に犠牲になってもらっていい、という問題ではありませんが、まずは命あるものに触れさせることが大事です。本物の命に触れないと、命を知ることはできません。「残酷な事をするから」といって虫を取り上げたりしては、「命」に対する気づきを起こさせることもできません。
 最近の大人達は、「命」に対して少し神経質になりすぎています。我が子にもっと自信を持って下さい。しっかり愛されている子は、必ず他の「命」も大事にすることができるようになります。注意の仕方としては、焦らず、心配しすぎず、「あなたと同じ命を持っているのよ。かわいそうなことはやめてあげて」と、繰り返し言っていきましょう。虫と触れているうちに、本当に虫の好きな子はそんなことはしなくなりますし、興味のない子はそのまま虫から離れていきます。親が見せるお手本としては、日々の生活の中で植物を大事に育てたり、人や物を大切にしたりする姿勢を持たれていれば大丈夫です。しっかり愛して、ゆったりと子育てを楽しんで下さい。
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