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9才まで 小学校低学年  5.保護者の不安、ストレス
Q 『ケンカですぐに手が出てしまう息子:7歳』
 小学1年生の男の子です。学校でちょっとした喧嘩でもすぐに手を出してしまい、友だちにケガをさせてしまうことが多々あります。「気持ちが抑えられずキレてしまう」と担任の先生からは相談され困っています。何度言い聞かせても、その時に「じゃあ、喧嘩しなかったら何か買ってくれる?」といい、仕方なく良くないとは思いながらも息子に何か買うことがあり悩んでいます。うまく気持ちを抑える方法があれば、ケンカをしてもすぐ手を出すことはないと思うのですが、1年生でもできる方法はあるでしょうか。
A イラスト いわゆるキレるという原因は環境によっても異なりますが、一つには手を出す前に自分の想いや考えを上手く相手に伝えるという訓練がなされていない事が考えられます。手順を踏めずに、直接最終手段に結びついてしまうのです。成長と共に徐々に身につけて行きますが、ご家庭においても気長く取り組んでみましょう。

〜取り組み方のポイント!〜
1,お子さんの話を最後までじっくり聞く習慣を付ける
 たとえば、お手伝いを頼んで子どもが「嫌だ」と断ったとします。まずは「お母さん困っているのだけど…どうしてダメなの?」と、理由を尋ねてあげましょう。子どもはそこで、言い訳をします。大抵は都合の良い屁理屈を並べますから、こちらはつい言葉を遮りたくもなります。そこを少し我慢して、一応最後まで話させてあげましょう。その次は、お母さんの番です。子どもが理解のできるスピードで、「お願いね」とゆっくり話してあげましょう。
 学校であった一日の報告、言い訳、好きなキャラクターのお話し何でも一緒です。自分の考えや想いをきちんと話す訓練を繰り返しさせましょう。

2,キレた時には背中を撫でて落ち着かせる
 お子さんは、お友達との喧嘩でキレて手を上げるのと同じように、お母さんとの関わりにおいても、「知らない!」「もう要らない!止めた」など言ったり、実際に物を投げたりはしないでしょうか?
 たとえば、パズルが思うようにできなくて、カンを立てて投げてしまったとします。そんな時は背中を撫でて落ち着かせ、「どうしたの?」と目を合わせて聞いてあげましょう。「こんなの嫌い」「要らない」と二、三言葉が出てからお膝にでも座らせて、「悔しかったのね」と悔しい気持ちを共感してあげましょう。気持ちを分かってもらえばそれだけでも落ち着きますので、様子をみながら「でも、投げちゃダメよ」と言って聞かせましょう。

 こういった日常の些細な積み重ねから、感情のコントロールも身に付けられるでしょう。キレない引き替え条件に物を買い与えるのではなく、人と触れあうことの楽しさや、何かを一緒につくりあげていく楽しさをお母さんとの関わりの中で教えてあげて下さい。
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