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1.こどもの性格、癖
『だらしない女の子:12歳』
6年生の長女が、もうすぐ中学生になるのにだらしなくて困っています。ハンカチは持っていかない、洗面所の使い方がきたない、洋服に食べこぼしのシミがついていても少々なら放ったまま、鞄の中身はぐちゃぐちゃ、部屋で飲食しても食器も持ってこない、食べ残したお菓子も放置したまま、お部屋のゴミ箱がたまったままなどです。注意しても聞いて、覚えているのはその時だけという感じさえします。
女の子だからおしとやかで上品にというのが理想ですが、そこまで押しつけるのもかわいそうなので今まで口うるさく言ってこなかったことが災いしていると思います。しかし、もしかしたら学校でも同じようにだらしなく過ごしているのならば、娘のためにもよくありません。今更遅いかもしれませんが、だらしなく生活している娘を何とかしたいです。娘一人だけでさせても続かないと思いますので、できれば日々の生活の中で一緒に取り組んでいきたいのですが、何かよい方法はないでしょうか。
12才まで 小学校高学年/こどもの性格、癖
一人前の女性に育てるためにはもちろんしつけは必要ですが、うるさく注意したからといって身につくものでもありません。では、どのように進めれば身につけさせることができるのでしょうか。一つには、環境と注意の仕方が大事です。普段どのような言い方をしているか、一度チェックしてみましょう。
例題;洗面所の使い方が汚かった場合、あなたならどうしますか。
1,「またぁ、洗面所に髪の毛が落ちてるでしょ。ブラシを使ったら髪の毛を取っておくって、あれほど言ってるでしょ」
2,「女の子のくせに、あなたはどうしてそんなにだらしないの」
3,「まったく洗面所を使ったら使いっぱなし、部屋の片づけはしない、鞄の中身はぐちゃぐちゃ。いったいどうなってるの。いい加減にちゃんとしなさいよ」
4,「洗面所が汚れてるわよ。綺麗にしておいてね」
5,「みんなが、気持ちよく使えるようにしようね」
しつけは形だけを教えても、心を一緒に教えなければ本人の物にはなりません。まずは心のマナーに触れてみましょう。「みんなが気持ちよく暮らすためにマナーを守る」と言うことです。
1番は指示命令です。これを繰り返すと指示しなければ動かない、という悪循環が起こってきます。2番は性蔑視です。こういうマナーは性別に関係なく身につける物で、むしろ子どもの反感を買ってしまいます。3番は、日頃我慢を重ねたお母さんがたまりかねて爆発したとき、よくやってしまう言い方ですね。誰しもが経験します。ここまでくると、子どもは何を言われているのか、脳で処理することができません。否定されたという感覚だけが残ります。
慣れるまで少し時間がかかるとは思いますが、4,5番のように人の立場になって考える、心遣いをする、ということを教えていきましょう。またお母さんご自身が、「生活を楽しむ」ということも大事です。たとえば食卓にお花を生けたり、季節ごとにソファーのクッションを変えたりと、「綺麗にすると気持ちいいね。楽しいね」ということを実感してもらえるような環境を心がけられるといいかと思います。
今からでもまったく遅くはありません。こまかく指示命令しすぎないよう、気長に培っていきましょう。
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