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12才まで 小学校高学年  1.こどもの性格、癖
Q 『すぐに弱音とグチを言う子:10歳』
 少年サッカーに入っている息子です。自分からサッカーがしたいと言いだしたので、少年サッカーに入ったのですが、練習が終わる度に「キツイ」「脚が痛い」など弱音とグチばかり言います。一緒に頑張っている子どもたちはそれでも頑張っているのに、なんて甘い子なのだと、我が子ながら情けなくなります。自分が堪えたり、何かに向かってがんばったりという心の強さは、どう身につけていくのでしょうか。今がその時だと思いますが、どう接するべきでしょうか。
A イラスト「好きこそ、持続の力」
 本当に好きなことに出会えれば、人は頑張れるものです。お子さんは現時点で、サッカーの面白さをまだ体感していないのかもしれません。自分からやりたいと言い出しても、子どもによくある動機として「友だちや周りがやっているから」「格好いいから」という理由で興味を持つことがよくあります。勿論こういう動機がきっかけで才能が開花される例は沢山ありますが、その逆もあります。イメージしていたことと、実際にやってみたことにギャップが生じるのも仕方のないことです。

「才能を伸ばす時期」
 何かに向かって頑張る時期というのは人それぞれです。人生のどの瞬間にも存在します。たとえばバイオリンやバレーなどを考えると、早い時期から始めた方が有利な時もありますし、このような年齢に頑張った成果が、中学、高校選びにも影響してきます。しかし、青年期や晩年になってから開花される才能も沢山あります。たとえば作家や画家、俳人などによく見られます。頑張る時期があるとすれば、本当に好きなものと出会えた瞬間、と言えるかもしれません。

「好きなものに出会うために」
 心から「楽しい」「好きだ」と思えるものに出会うには、色々な体験を通して沢山感動し、感じる心を磨くことが大切です。サッカーに関しては、もう少し様子を見てあげてはどうでしょう。現時点で意欲を示していなくても、いつどこで変化するか分かりません。たとえば、偶然にも自分がシュートしたボールが上手くゴールしたり、みんなと力を合わせて優勝の喜びを体験したりするなど、それがきっかけで好きになることだって沢山あります。「キツイ」「足が痛い」と愚痴りながらも続けている事は偉い、という目で見てあげてみましょう。
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