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12才まで 小学校高学年  2.生活習慣、しつけ
Q 『自分自身で考えるようにさせたい:11歳』
 小学5年生の息子です。「何でも言われないとできない・言ってもできない・いつの間にか忘れている」という、よくない三拍子が揃った息子です。私が今まで口うるさくいってきたせいか、本人自身も危機感がない様な感じがします。「これからもっと大きくなってきてもこのままなら凄く恥ずかしいよ!」と言って聞かせているのですが、売り言葉に買い言葉か「どうせそうなっても何とかなる」と言われ、むしろ呆れてしまいました。自分自身で考えて行動していくことの大切さとかを判ってもらいたいのですが、もう私が口うるさく言っても逆効果のような気もします。こういうときはなんと言ってみたら効果があるのでしょうか。
A イラスト お母さんが口うるさく言って逆効果なのであれば、何を言っても効果は無いでしょう。やり方を変えてみましょう。
 お子さんはおそらく今まで、大きな失敗をしたことが無いのではないでしょうか。危機がせまったときには、危機一髪でお母さんが助けてくれていたはずです。お子さんのおっしゃると通り「何とかなる」が、成ってきたのです。或いは先回りして危機にも遭遇しないように、道を整えては来られませんでしたか。それではいくら言葉で脅しても、危機感は持てません。失敗を回避する方法だけを教えていては、本当に失敗してしまったときに、「じゃあ、次にどうしたらよいか」の答えを導き出すことはできません。時には失敗を上手に経験させてあげることが必要です。それは危機感を本当の意味で理解することの訓練です。危機と言っても、小学生の時代に体験するそれはたかがしれています。
 たとえば、提出物を忘れて先生に叱られる、三日先のテスト勉強の計画が立てられずに悪い点を取る、テレビに夢中になって就寝時間を忘れ次の日に遅刻する、といった程度ではないでしょうか。「自分が取った行動がどういう結果に繋がるか」を直接体験しないと、自分の中で原因と結果が結びつきません。「自己責任」の完成も危ぶまれます。今のうちに色々な体験をさせてあげましょう。社会人になってからでは遅すぎます。頭を打って「どうしよう」と本人が真剣に悩んだときにこそ、お母さんが側にいて「どうしたらいいか一緒に考えてみよう」と手を差し伸べてあげましょう。あくまでも応援の姿勢で、お母さんが後始末をしてはいけません。いつまでもそれをすることはできないからです。お子さんの成長する力を信じて、遠巻きに見守ってあげて下さい。 
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