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12才まで 小学校高学年  2.生活習慣、しつけ
Q 『一人で起きられるようになるには?:10歳』
 小学校4年生になった息子について。朝は必ずと言っていいほど、私が起こします。自分で起きて来る時は、遊びに行く時位で困っています。低学年の頃は、多少親が起こしていても仕方ないかと、夫婦で思っていました。息子も高学年になって、私も多少余裕が出てきたので働きに出はじめているのですが、今まで起こしていたことが裏目に出て、自分で起きません。
 一応、4年生になる前の春休み頃から自分で起きる練習をさせようと思って、目覚まし時計を息子に選ばせて気に入ったのを買ってみたり、きちんと起きられたらお小遣いをアップすると決めたりしましたがことごとく失敗しています。小学生でも実践できる、一人で起きられる方法などあれば教えていただきたいと思います。
A イラスト 最近の子は起こさないとなかなか起きてくれませんね。文字通り「たたき起こす」という表現がぴったりかもしれません。こういった生活上の自己管理能力には個人差がありあすが、環境面での影響も大きいかと思われます。
 本来人間の体は、自然の営みと調和した状態が理想です。朝日と共に目覚め、日没と共に徐々に眠りに向かう準備を始めます。ところが最近の家庭生活は、夜がどんどん遅くなっています。たとえば就寝時間が同じ10時であったとしても、一昔前では徐々に夜が更けて行ったのに対し、今は遅くまで楽しそうなテレビ番組が放映され蛍光灯があかあかと灯る中、家の空気は就寝直前まで活発に動いています。
 また住環境もしかりです。一昔前の日本の家屋は隙間も多く、明け方近くには空気の変化を体の細胞がキャッチしました。脳が目覚める前に、体の細胞が目覚めの準備を始めます。朝日には、生命力をアップさせるエネルギーが含まれているからです。しかし、密閉度の高い限られたスペースの中で、朝日を浴びながらさわやかに目覚めるということは叶いにくくなりました。
 小学生の平均睡眠時間が年々短くなっているのは、一つにはこういった事も影響しているのではないでしょうか。現在にではある程度は仕方のないことかもしれません。そこでできる限りの対策を考えてみましょう。

〜自分で起きるためのポイント!〜
1,夜の過ごし方を家族全員で話し合う
・お風呂は早い時間に入る
・8時〜9時を過ぎたらできるだけ家の雰囲気を落ち着けて、静かに一日を終える準備をする
・毎日少しずつ就寝時間を早める

2,タイマーを使って起床1時間前から人工的に環境を作る
 これは色々試してみないと、個人差がありますので効果の程は分かりません。たとえば小鳥のさえずりや柔らかな音楽を、目覚まし時計が鳴る1時間前から流れるようセットしてみましょう。同じようにブラックライトと呼ばれる電球も、試してみる価値はあります。色は黒ではなく、紫の光です。これは朝日に近い波長を出すので、体の細胞が目覚めやすいのです。時間が来たら光が体に当たる位置に電器をセットします。もちろん、これだけですんなり起きられるものではありませんが、目覚まし時計が鳴ったときの認識が違ってきます。

3,自覚を持たせる
 最後の手段として思い切って2、3度遅刻をさせてみることです。遅刻して先生に注意されるのは本人です。誰かのために渋々起きるのではなく、自己責任を自覚させましょう。

 色々工夫しながら、良い方法を見つけて下さい。
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