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12才まで 小学校高学年  2.生活習慣、しつけ
Q 『食べ合わせもしつけの内?:10歳』
 先日息子が遊びに行った先のお母さんから、「あなたの子ども、悪食ね」といわれてしまいショックを受けています。そのお家でおにぎりをいただいたのですが、炭酸ジュースをせがんだようです。息子には好きなように食べさせています。たまに菓子パンとご飯のおやつや、味噌汁とオレンジジュースを飲むなど、基本は食べてくれればいいと思っていました。両親ともそこまで気にはしないタイプな方で、ご飯に牛乳でも変ではないと思っていました。
 夫婦ともに働いているので、食生活への気配りが行き届いていなかったのは事実です。しかし、そのお母さんから「もっときちんと食べ合わせなど考えた方がいい」とか「将来恥ずかしい思いをするかもしれないよ」ともいわれ、今からでもやめさせたほうがいいのかなと思っています。好きな食べ合わせもあるとは思いますが、こういう食のしつけで修正していくにはどのようにしていけばよいのでしょうか。すぐ取り組める方法などあれば教えて欲しいです。
A イラスト「年齢に応じた改善方法を」
 一旦身に付いてしまった習慣を変えるのは一見難しいように思えますが、子どもの年齢に応じた修正の仕方をすれば大丈夫です。10歳なら漠然と「ダメよ」というよりもきちんと理由を説明してあげましょう。

「体に良い食品摂取について、親子で関心をもってみましょう」
 体に良い食品の取り方について親子で調べてみると、面白い発見がありますのでお勧めです。たとえばほうれん草のおひたしには鰹節が付きものですが、吸収の悪いほうれん草の鉄分を鰹節のタンパク質が手助けしてくれます。その他カレーにらっきょう、トンカツにキャベツなども栄養学的に見て、理にかなっています。また、昔から言い伝えられている「食べ合わせ」については根拠のないもの、たとえばウナギと梅干しなどがあるようです。

 お子さんとお寿司を食べたときなどに「どうしてお寿司には、ショウガが付いていると思う?」と、問いかけてあげてはどうでしょう。難しい説明は要りませんから「生のお魚を食べたときに、お腹の中で悪い菌を殺してくれるんだって。血もさらさらにしてくれるのよ。当たり前の様に付いている食べ物には、ちゃんと意味があんだよ」という程度に教えてあげてはどうでしょう。上手く興味を持ってもらえれば、改善もしやすくなります。

「食事のマナーについて」
 食事には、体に良い摂取の順番があります。たとえば空腹時に糖濃度の高いチョコレートなどを口に入れると、血中の血糖値は急激に上がってしまいますから、体によくありません。しかし食後に食べると、糖分が胃を刺激し、逆に消化を助けます。フランス料理のフルコースや会席膳の順番を思い浮かべると、参考になります。美味しいお料理をお腹いっぱい頂いた後、アイスクリームや甘いお菓子でお喋りしながら一息つくのも一つの味わいです。概念に捕らわれて食べ方を制限するのはナンセンスですが、突拍子もない食べ方をして場の雰囲気を乱すのも考えものです。ある程度の調和を考えながら、しつけを進めてみてはいかがでしょう。
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