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4.きょうだい、祖父母とのかかわり方
『おじいちゃんを嫌いだした:12歳』
小学校6年生の娘が、同居しているおじいちゃんのことをばいきん扱いして困っています。我が家は二世帯同居で、祖父母の生活空間を通って私たちが生活しているところへきます。古い家なので共同で使う所が多々あります。以前はそんなにはっきり言わなかったのですが、ここ半年くらい娘が「おじいちゃんの後のお風呂はイヤ」「トイレは別々がいい」「おじいちゃんのものと一緒に洗濯しないで」と、どうしても共同で使うのを嫌がります。食事は祖父母と私たちと食べる時間帯が違うので、娘はまだ何も言っていませんが、一緒に食べるときは一人別で食べたがります。
おじいちゃん自身、病気を持っている、介護が必要というわけではなく至って健康です。思春期から来るものだと思っていますが、おじいちゃん自身がかわいがっていた孫にばいきん扱いをされ、ショックを受けています。時間が経てば変わるでしょうが、おじいちゃんとも普通に接して欲しいので、できれば気長に見るのではなく娘には今から言って聞かせたいです。娘の意識を変える方法を教えてください。
12才まで 小学校高学年/きょうだい、祖父母とのかかわり方
おっしゃるように、時期でしょう。おじいちゃんに限らず、父親に対しても同じような反応を示す例がよくあります。たとえば咳払いの声や伸びた鼻毛、大雑把な仕草が、若いお嬢さんにとっては生理的に受け入れがたい時があるのでしょう。しかし大体の場合相手の存在そのものを否定しているわけではありませんから、ハラハラせずにきちんと話し合ってみましょう。きっとお子さんも分かってくれるはずです。
話し合いにおいては、生理的な拒否反応を無理に諭したり、倫理観を押しつけたりするのではなく、ある程度の受容を示してあげましょう。お母さんが上手く取り計らってあげることで、おじいちゃんに嫌な想いをさせずにお子さんの意向を聞き入れてあげられることは、いくつかあると思います。たとえば、下着ぐらいは違うタイミングで洗ってあげる、干す位置もずらすなどです。また、お風呂はおじいちゃんが入る前に済ませるよう本人にも工夫させるなどし、その上で守るべきマナーについて考えてみましょう。
一人前の女性になるために、身につけるべきマナーがあります。マナー教育とは、正しいお茶の入れ方を知ったり、時候のご挨拶に使うべき正しい日本語を知ると言った形だけを教えることではないですね。本来のマナーとは、「心遣い」ではないでしょうか。相手に嫌な想いをさせない。お互いに楽しく暮らしていけるよう、自分の言動にも注意を向ける、と言うことが大切でしょう。それは、「嫌」という自分の心に嘘をつくとではありません。表現の仕方に気を配るということです。「おじいちゃんを傷つけるような言動を取っては絶対にいけません。それだけはお母さんは許しません」と言うくらい、しっかりお約束をしてみてはいかがでしょう。おじいちゃんに改善してもらいたい生活習慣などがあれば、どのように伝えればいいか、一緒に考えてあげて下さい。場合によってはおばあちゃんに相談するのも、良いかもしれません。
同じ屋根の下で、価値観の違いや年齢差の有る者同士が楽しく暮らしていくには、お互いの譲り合いも大切ですね。それだけに、三世代同居の家庭環境から、人として大切な何かを、きっと培ってくれることでしょう。
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