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12才まで 小学校高学年  6.その他
Q 『主人との説得力の違い:10歳』
 10歳の娘がいる夫婦です。娘に対して何か言う時や怒ったりする時に、私と主人とで娘が言うことを聞いたり聞かなかったりと違いが現れます。今は父親が怒ったり、諭したりする方が、聞き分けがいいです。ですが、このまま怒り役が主人のままでいいのだろうかとも考えてしまいます。また、私が言ったときはその場ではよく聞いているのですが、しばらく経つと頭から抜けているようです。言い方の違いもあると思うのですが、父親嫌いにもなってもらいたくないですし、主人ばかりに怒り役をさせたくありません。夫婦で説得力の違いが出たときはどのように乗り越えればよいのでしょうか。
A イラスト 多少の違いがあって当然ですし、父親と母親の役割も違います。二人して同じ怒り方をされては、子どもにとっては逃げ道もありません。また父親と娘という関係は、年頃になってくるとまた違ってきます。大抵は、小さい頃はお父さんの迫力で「怒られると、恐い」という感覚を持って聞きます。しかし思春期に入って物事を理屈で考え始めると、世の中や大人の矛盾点が見えてきます。そうなると怒られるときの受け止め方も変わってきます。
 「ご主人ばかりが怒り役」ということをお気になさるのではなく、「怒り方」についてご夫婦で話し合われてみてはどうでしょう。怒り方は難しいです。説得は時には必要ですが、し過ぎてもいけません。相手が納得、または理解しないまま、お説教の時間をやり過ごしてしまうことになります。それどころか、お説教の切り上げ方が上手く身についてしまう場合があります。「はい、わかりました。今度から気を付けます」は、便利な言葉になってしまいます。「怒られた」「恐かった」「言い含められた」という感覚だけが残り、何を伝えられたのかを理解できていなければ、意味がありません。お子さんにどうなってもらいたいのか、何のために何を伝えたいのかの「想い」が大事です。「想い」を伝えるという目的が明確にあれば、必要以上に言葉を多くし過ぎたり、威圧感を与えたりすることは少なくなるはずです。
 たとえば、一方的に論するのではなく、「君は、そのことについてどう思うか」の問いかけなども入れてみましょう。その時も「さあ、言ってみろっ」というような威圧は与えずに、最後までじっくり話しを聞いてあげましょう。その後で、「じゃあ、これからどうしていけばいいか」の意見の交換も持ちましょう。怒るときはしっかり怒り、認めるところはしっかり認め、伝えたいことは一生懸命伝えれば、大丈夫です。自信を持って親子関係を育んで下さい。 
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