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4.きょうだい、祖父母とのかかわり方
『年の離れた弟と姉妹:14、16歳』
中2・高1の娘達が5歳の弟を邪険にします。以前は年の離れた弟をかわいがっていましたが、4〜5歳のギャングエイジになる頃から手を焼くようになりました。息子も、嫌がるのに頭までよじのぼってきたりすりよってきたり、耳に執着し触ってきたり、それが異常なほどしつこく、叱ってもやめません。走ってきたかと思うと急に叩いたりお尻に手を突っ込んできたりするので、母である私すら恐怖を覚えることがあります。
息子と同年代の友だちといる時でも、相手の嫌がることをして怒らせる場面を何度か見ており、嫌われているかも…という心配もあります。息子もそれが分かるようで、最近はぱったり友だちと遊ぶ約束をしてこなくなりました。(息子自身どうして嫌われるか分かっていないようです)
息子がそんな風だから娘達が嫌がるのも無理は無いですが、あまりにも娘達が(特に次女)憎むように扱うので、息子の心も心配です。息子がひどいことをしたら叱ってはいますが、皆から(叱る母、嫌がる友だち、冷たい姉)の愛情が受けられないと思い気を引こうとしているのだという息子の気持ちも分かり、それが娘達からは甘やかしているととられるようです。
息子には時間をつくり、できるだけ一緒に遊ぶようにしています。姉達は全く弟と関わりません。また次女は、その冷たい態度に両親でひどく叱ってしまったことがあり、それ以来心を閉ざしてしまいました。そんな次女に感情で激怒して罵声を浴びせるだけの主人の存在も、私にとっては頭が痛いです。次女も本来は優しく朗らかで頭の良いしっかり者の娘なのです。
このままでは家族バラバラになってしまいそうで心配でたまりません。特に最近は息子の口から「死にたい」「車にひかれたい」という言葉が出るようになりとても悲しいです。
13才から 中学校以降/きょうだい、祖父母とのかかわり方
問題は、姉妹の年の差だけでは無さそうです。状況を整理しますと、1,弟に冷たい2番目のお姉ちゃん、2,娘の心境を察してくれないご主人、3,情緒が安定しない3番目のお子さん、ということになります。3つの問題が悪循環になっているようですが、一つずつ改善して行かれれば状況はよくなります。
まずは、3番目のお子さんの情緒を安定させてあげる方向で対策を立ててみましょう。5歳の子の言う「死にたい」は本当に死を把握して言っているわけではありませんので、それほど気に病まれることはありません。おそらくテレビなどでお葬式の場面を見て「死んだらあんなふうにかまってもらえるのかな…」と解釈したのでしょう。しかしそれは「僕を見て」という信号ですし、耳に執着するのも温もりを求める現れですので、しっかり抱きしめ触れ合ってあげましょう。寝る前のマッサージや、お風呂で一緒にシャボン玉遊びなどをしてあげましょう。人の嫌がることをしてきたときには、抱きしめてからきちんと注意しましょう。
2番目のお姉ちゃんに関してですが、年の離れたきょうだいを上手く育てるコツは、5歳の子にも14歳の子にも同じ量のエネルギーを掛けてあげることです。これが同じ種類の行為を向けられないのが、難しいところです。5歳の子ですと膝に座らせてスキンシップができますが、14歳のお姉ちゃんに同じ事はできませんし、思春期特有な心の在り方を理解してあげないといけません。そろそろ一人の女性として目を向け、関心を持って話しを聞いたり相談相手になったりしながら、あなたの友人を大切にするように付き合ってみてはどうでしょう。弟との付き合い方に関しては、あまり強要するような言い方はせずに、しばらく様子を見てみましょう。今、無理強いしてしまうと、ますます心を閉ざしてしまう可能性があります。まずはお姉ちゃんの心に、ゆとりを作ってあげましょう。
そしてなりより一番肝心なことは、あなた一人が悩みを抱え込むのではなく、夫婦がここで力を合わせることです。改めての話し合いが理想ですが、もし難しいようでしたらまずは夫婦で過ごせる時間を作ってみられてはどうでしょう。もしかしてご主人はご主人で、寂しい思いをしているかもしれません。「いつもご苦労様」「ありがとう」「体の調子はどう?」など、声を掛けてあげて、お互いの心を寄り添わせてから上記のような改善策と協力を求められてはいかがでしょう。
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