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5.保護者の不安、ストレス
『乱暴な言葉遣いが怖い:15歳』
息子は今中3で、ここ半年で急激に言動がひどくなりました。私が話しかけても返事は「うざい」「きもい」「死ね」です。ついこの間私が感情的になってしまい言い争いになったとき、突き飛ばされたり、腕をねじりあげられたりしたことがありました。日常的に睨むように、大声で「うざい、どっかいけ」といわれると流石にカチンと来て我慢できずに怒鳴ってしまい、こんな息子に育てた私に泣けてきます。
今が一番悪いときだということは、頭で分かっているつもりです。勢いで言っている、虚勢を張っている、いつかは落ち着くと自分に言い聞かせても、どうしようもなく落ち込むことがあります。こんなときはどうやって気持ちを持ち直したらいいのでしょうか。息子にももう少し柔らかくなって貰いたいのですが、取り組めることはありますか。
13才から 中学校以降/保護者の不安、ストレス
「今のうちにシグナルをキャッチしましょう」
それはお辛いですね。もう少し詳しくお話をお聞きしないと的確な回答にならないかも分かりませんが、文面から察するにちょっとした思春期の反抗とは質が少し違うように思えます。神経質になる必要はありませんが、家庭内暴力に発展する前に、現実をきちんと把握することが大切です。というのもこういった現象は慢性化すると、改善するのが大変やっかいなのです。しかし初期のうちに対処すれば、改善されるケースがほとんどです。自然に落ち着く場合もありますが、今を一つの機会と捉え問題と向き合うに超したことはありません。
「反抗の背景にあるものを探ってみましょう」
お子さんは何らかの形で満たされきれない想いを、鬱積させています。小さい頃は大きな力に従うしか方法はありませんでしたが、体格的にも体力的にも母親を越えてくると一挙に爆発します。それはお子さんの心の叫びです。「お母さん本当の僕をちゃんと見て」「僕を信頼して」と叫んでいるのかもしれません。その感情は怒りよりもむしろ悲しみだといいます。
お子さんをいつまでも幼児扱いしていませんか?
親の管理下に置いていませんか?
理想の押しつけにはなっていませんか?
お子さんに言うことと、ご自身の行動に矛盾はありませんか?
「言葉の暴力を言葉で制圧しても悪循環が起こるだけです」
お子さんの過激な言葉に対して、感情的になってはいけません。かといって、我慢をし続けても問題解決にはなりません。まずは言葉に引っかからずに叫びを聞いてあげましょう。落ち着くのを見計らって「本当はどうしたいのか」を聞き出してあげましょう。聞くのは言い分を許可することとは違います。たとえば「勉強はしたくない」「高校には行きたくない」など言われて「はいそうですか」と聞き入れる訳にはいきません。しかしそこで、諭したり「でもね…」と考えを加えたりするのではなく、「確かに勉強は鬱陶しいよね、お母さんもそうだったよ」と、気持ちを分かってあげましょう。想いを共感してあげるだけで、すんなり前に進めることが多々あるのです。
「お子さんを信頼してあげましょう」
親からすれば、子どもの考えていることやっていることのほとんどが、そのまま任せておけないものばかりです。しかし、見守ることと管理することは違います。親が信頼してあげないと、子どもは自分の事を心のどこかで「半人前」と思いこみ、コンプレックスの苛立ちから親や社会に反抗します。お小言を少し減らし、「君が考えた事ならきっと上手く行くよ、やってごらん」という姿勢で信頼してみましょう。反抗することに向いていたエネルギーが自分に向かうようになると、「だったらどうしたらいいか」ということを徐々に考え始めます。
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