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5.保護者の不安、ストレス
『別人のような反抗期への接し方:15歳』
進学高校に入学後、別人になったかのような反抗期です。初心者でサッカー部に入り、派手な仲間とつるみ、仲間が一番と携帯電話で通話やメールを夜中までしています。そのため、家庭学習、宿題も提出物もまったくせず赤点だらけです。今のままではいけないと何とか話をしようとしても、ものすごい目つきで、「うざい、だまれ、しゃべるな、どっか行けや、死ね」と暴言を吐くばかりで話になりません。私も「親にむかって何て事を」と言い返していましたが、悪化するばかりです。今のこの子に何を話しても伝わらず、どんどん溝が深まっています。反抗期の男の子の接し方、今のこの子の接し方を教えてください。
13才から 中学校以降/保護者の不安、ストレス
〜今までの親子関係がどうだったのかチェック!〜
・わが子ははお利口でまじめ、勉強は良く出来て、お母さんの言うことも聞いてくれた
・お母さんは家事育児、教育にも熱心で子どものことはちゃんと把握していた
・お母さんは時に心配なこともあったがわが子が誇りに思った
・お母さんはわが子が頑張ったときなどはよく誉めた
以上の項目にお心当たりがあるとすれば、今までの親子関係が密接だったことがうかがえます。それはすべてにおいて悪いことではありません。お母さんという巣の中で、お子さんは大人になるための基礎を培っていたのです。そしてここに来て、いよいよ巣立ちの準備が始まったのです。男の子が母親から離脱しようとするのは、正常な成長の過程です。そこで「もう少しお母さんの懐にいなさい」と守りに入ってしまうことで、子どもは親を必要以上に遠ざけようとします。「もう僕は子どもじゃないんだ」と叫んでいるのですね。お母さんの言いなりにはならない現れとして、勉強をしないという形しか取れないのがそもそもまだ子どもなのですが、このままの状態を続けていても事態は悪化するばかりです。今ここで対策を立てられることで、関係は改善されると思います。
取りあえず成績よりも、心の回復を優先させましょう。お子さんを一人の人間として扱ってあげましょう。あなたと対等な人間と考えてみるのもいいでしょう。「仲間が一番」と言うなら、それも認めてあげましょう。お子さんから話しかけてくることがあれば、小言は言わずに関心をもって最後まで聞いてあげましょう。時には、お母さんの方から悩みの相談などを投げかけてみるのもいいですね。しかしお母さんに対して「うざい」や「死ね」という暴言は、人を下に見ていることになりますから、こういうことは許してはいけません。大切な友人に話すように「その言葉はひどい、絶対に止めて」と、真剣な表情で伝えましょう。
この時期にいきがっている男の子も、20歳前後から大抵は落ち着いてきます。大人になるにつれ、自分が子どもであったことに気が付くのです。それを受け入れ許してくれた両親の大きな愛を感じたとき、子どもは親の心の大きさを実感するでしょう。お子さんの生きる力を信じて、見守ってあげて下さい。
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