【大学受験】併願プランの例|大学受験なら日本の学校

大学受験 おすすめ併願プラン

「併願」は、上手く使えばとても便利ですが、気をつけるべきことも多いです。
第一志望の入試に全力で挑めるよう、お金、時間、体力を節約して、効率よく合格をめざしましょう!

1.併願のメリットと注意点

併願の<メリット>
1.進学のチャンスが広がる。
2.「滑り止め」として受験することで、第一志望校へのプレッシャーを減らせる。
3.第一志望校の試験の前に受験して、入試特有の緊張感に慣れておくことができる。


一方でこんな<注意点>も・・・
1.「時間」:各大学の入試対策や、試験会場までの移動に時間がかかる。
2.「お金」:受ける分だけ、受験料がかかる。場合によっては移動費や宿泊費も。
3.「体力」:いくつもの日程を入れすぎると、疲労もたまりやすい。
4.「気持ち」:試験の出来によっては、落ち込んだり、逆に気が緩んだりして、第一志望校の勉強に身が入らなくなることがある。


2.負担が大きい併願プランの例

例)広島県在住のある受験生のプラン

負担が大きい併願プランの例


★このプランの「改善点」は?
 
①遠征&宿泊の回数
→宿泊・遠出が2回もあり、時間・体力・お金を消耗する
 <改善>試験のための遠距離移動や宿泊はなるべく少なくしたい。
 
②試験日程
→日程を詰め込みすぎて、第一志望の直前対策ができず、体力や気持ちの面で余裕が無い
 <改善>試験の日程に余裕をもたせ、気持ちをしっかり落ち着けて対策にのぞみたい。


3.工夫された併願プランの例

工夫された併願プランの例
「大学入学共通テスト利用入試」の活用
・3つの入試が地元広島で1度で受験可能!
「全学部日程」&「学外試験場」の活用
・2つの入試が地元広島で1度で受験可能!
遠征&宿泊は1回(1泊)のみ!
★このプランで改善されたことは?
 
①遠征&宿泊の回数
→遠征&宿泊が1回だけに減少!時間・費用・体力を大幅節約!
 
②試験日程
→試験の間の日数を十分あけることができ、余裕をもって第一志望の試験にのぞめる!

4.併願で活用したい主な入試方式

おすすめ①「大学入学共通テスト利用入試」

私立大学の一般選抜において、「大学入学共通テスト」の成績を合否判定に利用する方式です。
大学入学共通テストを1回受ければいくつもの学校を出願でき、なおかつ個別試験の対策が必要ないところが魅力です。

「大学入学共通テスト利用入試」のメリット
・個別の試験対策をしなくてよい。
・個別試験がないので、受験のために大学まで遠出しなくて良い。
・大学入学共通テストの成績を使って、何校でも併願できる。
・受験料が通常と比べて割安。(2万円前後のところが多い)

※ただし、募集人員が少ない上に出願者数は多く、入試のハードルは個別試験より高いと言えるので注意が必要です。


おすすめ②「全学部日程入試」

全ての学部で共通の試験問題と、共通の試験日で実施する方式。私立大学の多くで実施されています。
学部ごとの個別試験とは別で実施されるので、志望学部の入試に挑戦できるチャンスを増やすことができます。

「全学部日程入試」のメリット
・学部個別の試験とは別日程なので、個別日程と合わせれば合格チャンスが増える。
・1回の試験で、いくつもの学部を受験できる。(実施のない大学もあります)

おすすめ③「学外の試験会場」で行われる入試

全国の都市に試験会場を設け、同じ入試を受けることができます。
大学から遠く離れて住んでいる受験生は、大学まで出かけるための多大な時間と費用を節約できます。
※大学によっては、願書の先着順となる場合があります。

「学外の試験会場」のメリット
・大学が離れていても、地元に近い会場で試験を受けられる。
・移動や宿泊のための費用が大幅に節約できる。

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一