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留学を成功させる為には、留学に行く前に目標設定をしていくこと!社会人が語る留学話-留学座談会no.03

第3回目の留学座談会は、大学生の時に1年間留学した経験を持つ、社会人のお二人です。お二人とも大学を1年間休学して留学されました。社会人としてそれぞれの場所で活躍している現在、留学経験が就職や現在の仕事でどう活かされているのかを聞きました。

留学座談会第3回
留学したきっかけ

---まずは、留学をしようと思ったきっかけを教えてください。

Kent: 高校時代にサッカー部の遠征でイギリスに行きました。その時、英語が通じず、日本にいても話せるようにならないと感じ、大学に入ったら留学したいと思うようになりました。最初に大学2年生の8月から4ヶ月間、大学のプログラムで、ハワイへ語学留学をしました。そのハワイ留学で、文化の違いを目の当たりにしました。例えば、スポーツの後に日本ではポカリやお茶を飲みますが、ハワイではゲータレードという青や緑といった奇抜な色のドリンクを飲みます。僕には全く飲む気が湧かない色でしたが、現地の人は、この色だから飲みたくなると言っているのを聞き驚きました。将来、もし海外向けの商品企画をすることになった場合に、この違いを知らずに提案するのは怖いと思いました。今持っている当たり前の価値観は通用しないと思い、もっと海外を知る為に、もう少し長い期間留学して、語学以外のことも学びたいと思ったのが、交換留学をしたきっかけです。
司会者: 大学4年生で留学されていますが、この時期に留学する人は少ないのではないですか?
Kent: 4年生から留学する人も結構います。大学の卒業を1年遅らせて留学する人は、少なくないと思います。大学3年生の夏から交換留学ができたらベストでしたが、ハワイの語学留学から帰国したのが大学2年生の冬だったので、3年生の夏からスタートする交換留学の出願期間は終わっていました。それなので、1年延ばし、4年生の夏から交換留学をすることにしました。僕の通っていた、同志社大学は海外の留学生はもちろん、留学に行く人も多いと思います。
あやな: 高校時代に友達に誘われ、国際交流のイベントに参加しました。そこで初めて日本に来ている留学生の人と交流を持ち、海外の人ともっと話たいと思うようになりました。時間が自由に使える大学時代に留学しようと思っていました。同志社大学の留学プログラムは充実していましたが、私自身、留学するまで学校以外で英語を学んだことがなかったので、大学の留学プログラムは利用せずに、個人的に留学エージェントを使って語学留学をしました。

---留学先にその国を選んだ理由を教えてください。

Kent: ハワイに語学留学した際に、文化の違いに衝撃を受けました。次に留学する時には、様々な文化がある地域に留学し、色々な文化に触れたいと思っていました。交換留学の行き先として選んだ、サンディエゴ州立大学は、メキシコの国境の上にあり、アメリカ人の他に、メキシコ人やアジア人も多く、複数の文化が混じり合っている場所でした。色々な文化に触れたいという、自分の目的を一番達成できそうな場所だと思ったので、この場所を選びました。また、当大学はビジネス系の学部も強いので、そこも魅力に感じました。
あやな: ハリーポッターが凄く好きだったので、イギリスの町並みに憧れていました。また、海外旅行が好きで、イギリスだとLCCを使って格安で他のヨーロッパ諸国に旅行に行けると思ったので、イギリスにしました。
  • Kent
  • あやな、Kent
現地での生活

---ホームステイ先や寮での生活はどうでしたか?

Kent: ハワイの語学留学ではホームステイをしました。共働きの夫婦と息子2人の家でしたが、夕飯は子ども達だけで、ピザ等の出前を頼むという生活でした。ホストファミリーの両親がステイ中に離婚をしてしまったので、そのタイミングでホームステイ先を変更しました。
サンディエゴでの交換留学の時は、学生寮で生活をしました。同室のメンバーの一人がムスリム(イスラム教徒の方)で、豚や牛、鶏を口にしない人でした。レストランも、ハラールフード(ムスリムが食べても良い食事)のあるところにしか行けなかったので、お店選びは大変でした(笑)。また、キッチン用品をシェアしていたのですが、うっかりフライパンでベーコンを焼いてしまい、「このフライパンは、もう使えない」とガッカリされたことがありました。他国の学生と共同生活をしたからこそ体験できた出来事でした。
あやな: 私は、ホームステイ先に恵まれていました。夫婦2人の家で、基本的には自由に行動させてくれ、夕飯だけは家族揃って食べました。身の回りのお世話から、休日はたまに一緒に出かける等、とても親切にしていただきました。語学学校には、韓国やスイス、スペイン、フランスの人が多く、ネイティブと話す機会が少なかったので、ホストファミリーとの会話が貴重なネイティブとの会話の機会でした。

---現地の食事はどうでしたか?

あやな: 基本的には、テイストレス(味がない)でした(笑)。味がなく、塩こしょうをふって食べていました。ホストファミリーの家はお手伝いさんが作ってくれていたので美味しかったですが、外のレストランは当たり外れが多かったです。でも、クッキー等のスイーツは美味しかったです。ポテトをはじめ、高カロリーなものが多かったので、12キロも太りました。
Kent: サンディエゴはメキシコの国境付近にあるので、メキシコ料理のタコスやブリートというラップサンドばかり食べていました。美味しかったです。

---トラブルなど、危険な目にあったことはありましたか?

Kent: 治安はあまり良くなかったので、夜遅い外出は控え、6時か7時には帰宅するようにしていました。実際危険な目にあったことはなかったのですが、大学のメーリングリストで、大学やその周辺で事件が起きた時にクライミングアラートが送られてくるのですが、それが1日に何件も送られてきて驚きました。ひったくりなどの事件は多発していたようです。
あやな: 語学学校を移った際に、パスポートに必要なスタンプが押されておらず、再度空港へスタンプを押してもらいに行くというトラブルがありました。
留学中に苦労したこと、どう乗り越えたか

---留学中に苦労したことはありますか?それをどう乗り越えましたか?

Kent: 苦労だと思ったことはあまりありません。強いて言うなら、日本の大学より圧倒的に課題が多かったことです。毎回の授業で本を読み込む課題等、ほぼ全ての授業に課題がありました。しかし、それもあまり苦に感じませんでした。文化の違いや考え方の違いもありましたが、それを体験しに行っていたので、苦労に感じるどころか、その違いを楽しんでいました。
あやな: 留学当初は、英語が何も話せない状態だったので、会話には苦労しました。その上イギリス英語なので、理解に苦しむことはありました。学校はレベルに応じた授業だったので、なんとかついていけましたが、日常会話が聞き取れずに苦労しました。最初は、語学学校で出会った日本人の子に頼って生活をしていましたが、途中から気持ちを切り替え、日本人とはあまり行動を共にしないように心がけました。その甲斐あって、半年ほどで自然と英語に慣れていきました。
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  • あやな
カルチャーショック

---カルチャーショックを受けましたか?

あやな: イギリス人には、本音と建前のようなものがあります。ホストファミリーにも皮肉のような言葉を言われることがあり、最初はそれが冷たく感じていました。後は、夕飯の時の飲み物が、毎回水道水だったことにも驚きました。日本ではお茶やソフトドリンクを飲んでいたので、水道水が出て来て驚きました。
Kent: アメリカ人はビックマウスでした(笑)。フットサルチームを作った時に、「俺はこんなプレーもできるよ」と豪語していた人が、結局そこまで上手ではなく、ビックマウスだと感じました。後は、ハワイのホームステイの時に「Help youself」で何でも自由にしてねと言われましたが、人の家で勝手に冷蔵庫を開けて食べ物を取ったり、リビングのソファーで寝転んだりする感覚が掴めずに、慣れるのに時間がかかりました。
留学で得たこと

---留学でどんなことを得ましたか?

Kent: 語学力と広い視野。それと、自分で計画したことをやり遂げた達成感です。留学前は、交換留学に行くまでの間に、TOEFLのスコアをどれくらいの期間でどれくらい上げるべきかを逆算して計画し勉強しました。留学中は、色々な文化と触れるという目標を達成する為に、寮で様々な国籍のメンバーを集めて、フットサルチームを作りました。留学をしたことによって、語学力も上がったし、色々な国の人と交流を取ることができたので、とても満足しています。また、外から見て日本や自分がどう見られているかを知ることができたのも、良かったと思います。日本にいるとそういう視点で物を見られないので、良い経験になりました。
あやな: 行動力を得ることができました。留学に行ったことにより、自信がつき、やりたいことはやってみるようになりました。後は、外から見て、日本人は凄く型にとらわれていると感じました。海外の人は自分のやりたいことを自由にしていました。例えば、日本では高校、大学を出て、就職をするという流れですが、海外の人は、大学を出てすぐに自分のお店を出したり、社会人になってから、もう一度大学で学びなおしたり、自分の好きなように自由に生きているように思えました。そういう生き方を見ることができて刺激になりました。
留学のデメリット

---留学のデメリットはありますか?

Kent: ありません。強いて言うなら、卒業時期が友達とずれたことですが、デメリットだとは思っていません。
あやな: 私もありません。1年留年しましたが、それをデメリットだとは感じていません。
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留学の目標

---留学に行く前に目標設定をしていきましたか?

Kent: 色々な国の人と交流する、色々な国の文化に触れるということが目標でした。その目標を達成する為に、様々な国籍の人を集めたフットサルチームを作りました。結果、語学力も上がり、目標であった色々な国の人と交流を深めることができました。
あやな: 語学力をアップさせることと、周辺国へ旅行に行くことでした。ネイティブと話す機会を作る為に、ホストファミリーと積極的にコミュニケーションを取ったり、日本の大学の所属学部が神学部だった影響もあり、日曜日には現地の教会に通っていました。教会に通っている方々は、とても温かく出迎えてくださり、沢山の人に話しかけてもらい良い交流が持てました。そこで出会った女性に、とても親切にしてもらいました。留学の結果として、語学力はTOEIC400点から900点にアップしました。LCCを使って、周辺国にも旅行をすることができたので、とても満足しています。

---留学を成功させる秘訣は何だと思いますか?

Kent: 目標を持って留学に挑むことだと思います。
あやな: 何事にも躊躇しないことだと思います。何でもチャレンジしてみることが大切だと思います。後は、事後の英語力キープが大切だと思います。使わなければ忘れてしまうので、キープする努力が必要だと思います。
就職について

---留学を就職活動に活かすことができましたか?

あやな: 留学中に「日本の物は凄いね」と、多くの人に言ってもらえたことで、日本の物を世界に広めたいという夢ができました。就職活動では、世界に物を売り出すグローバルな日本のメーカーを志望していました。それなので、語学力は役立ちました。面接の際は、留学の話をメインにしました。
Kent: 留学経験は、面接の際に話のネタになりやすいと思います。就職活動で聞かれることは、学生時代に困難なことをどう乗り越えたかや、頑張ったことを聞かれる機会が多いので、自分をアピールするエピソードとして、留学経験は話しやすかったです。

---現在の仕事に留学は活きていますか?

Kent: 直結して活きていることはあまりない気がしますが、現在勤めている会社では毎朝の朝礼や週報等のレポートが英語なので、語学力は活きていると思います。後は、サンディエゴ州立大学で、ソーシャルメディアの勉強もしていたので、現在の仕事でお客様にソーシャルメディアを使った提案をすることもあります。それと、留学に行ったことによって、考え方が柔軟になりました。コミュニケーションの行き違い等、多少のトラブルには動じなくなったと思います。
あやな: 現在医療機器メーカーで営業をしています。仕事で海外を訪れ、日本の手技を広めるということにも携わっていますが、英語を話せることで医師から信頼をおかれたり、海外と日本の医師を繋げることもできるので、語学力は活きていると思います。
留学に行く前にすべきこと

---留学に行く前にしておくべきことは何だと思いますか?

Kent: 留学先の国や現地のことを調べておく。公共の交通機関の使い方や乗り方を調べておく。生活費がどれくらい必要か調べておく。その場所に留学した経験がある人がいれば、話を聞いておく。留学先で何をするのかを決めておく。目的を明確にしておく。
あやな: 留学へ行く前に語学力をある程度アップさせておくことだと思います。スタート地点の語学力が高ければ、高いほど、身につくスピードも早いと思います。後は…私は留学する1年くらい前に、旅行でイギリスを訪れていました。現地の雰囲気を留学前に感じることができたので、安心して留学することができたと思います。

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やはり留学前に目標を決めておくことが大切なんですね。目標を持って留学に挑んだからこそ、このような充実した留学経験をすることができたんですね。また、今後益々日本企業の海外進出が増えてきます。お二人のように、就職の際に語学力を求められることが増えていくでしょう。Kentさんはハワイの語学留学前には660点だったTOEICのスコアを交換留学帰国後には950点にアップされました。あやなさんは、TOEIC400点から900点と、500点もスコアをアップされています。大学を1年留年してでも留学した意味がとても大きいように感じました。貴重なお話、ありがとうございました。

目標を決めて留学に行った2人