【特集】選手からの高校生へのメッセージ | 日本の学校

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アスリートからの熱いメッセージ

アスリートからの熱いメッセージ

大八木 淳史さん写真
大八木 淳史さん
(元ラグビー選手)
Profile
1961年京都市生まれ 伏見工業高校に入ってラグビーと出会い高校日本代表にも選ばれる 同志社大学時代には大学日本一の座につき、ニュージーランドへのラグビー留学も経験 神戸製鋼ラグビー部では7連覇に貢献 1997年引退 日本ラグビー界「最強」のロックとして日本代表のキャップ数30(代表選出回数)を誇る
※この記事は2005年11月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。
大八木淳史さんの学生時代
見よう見真似で厳しい練習が始まりました
大八木 淳史さん写真中学時代はサッカーをやっていて、ラグビー自体は青春ドラマに出てくるイメージくらいしかなく、ルールなんてまったく知りませんでした。建築家になろうと伏見工業高校建築科へ進んで、初めてラグビーに触れたわけです。伏見工業にはドラマ『スクールウォーズ』にも取り上げられた山口良治監督がいて、身長185センチもあった私は入試のときから目をつけられていたようです。
20数人新入部員がいたんですが、中学時代にラグビーを経験していた仲間も多く、いきなり普通の練習に混ぜられて、見よう見真似でやってみろということで厳しい練習が始まりました。同時にミーティングでの時間厳守であるとか、あいさつをするといった基本をまず教え込まれましたね。
山口先生は出会ったときから「俺の言うとおりにやっていたら日本代表になれる!」とおっしゃっていました。最初は「何を言うんだろう」って感じでしたけれど。指導者をどれだけ信じてついていけるかということも大切だと思います。素直に聞けるかどうか、そんな指導者と出会えるかどうかですね。結果として私は日本代表にもなり、大学日本一にも輝き、神戸製鋼でも7連覇を達成したりという選手生活を送ることができたわけですが、今から思うと厳しい練習だったなとは思います。
授業はそれなりに真面目に受けていましたよ。建築科ですから、卒業制作のための設計図面を引いているか、ラグビーをしているか、寝ているかというような生活でしたね。同志社大学の推薦入学を受けるためにもある程度の成績は必要でしたし。もし伏見工業高校でラグビーに出会っていなかったら、高校を出てそのまま建築の仕事についていたでしょうね。いろんな意味で恩師との出会いが一生を大きく左右していますね。
ラグビーはコミュニティ(共同体)を持つスポーツ
ラグビーというのは、「コミュニティ(共同体)を持たなければ、人は生きていけない」ということを前提に作られたスポーツだと思うんです。15人というプレーヤーの数もそうですし、前に進まなければならないのにボールは後ろにしか投げてはいけないというルールもそうですし、誰か個人が強かったら勝てるというスポーツではないんですね。技術レベルが違っても、楕円球を持ちさえすれば同じラガーであるという考え方が人間形成にも大いに役立つスポーツだと思います。
また、ラグビーにはポジションによって求められる役割が違いますから、「野球で夢を追えなくなった人も、サッカーを諦めた人もラグビーなら自分を生かす道があるかもしれないよ」とよく言います。技術的なことは高校に入ってからでも間に合うことは、私自身の経験からも言えることです。
大八木淳史さんからのワンポイントアドバイス
徹底的に実践から学ぶ
大八木淳史さん写真私たちの高校時代は、紅白戦であるとか交流戦であるとかゲームが多くて、入部後すぐに試合に出されたのを覚えています。たとえば目の前のボールをどちらが早く取るかというときに、飛び込んで取るべきなのか、相手に当たっていくべきなのか、タッチキックをしてボールを出すべきなのか、毎回状況が異なるわけです。練習で同じプレーを繰り返しても、実戦のときにそのプレーが正解かどうかは分からない。でも試合の場だと、自分のプレーが得点に結びついたのか、失点に結びついたのかがはっきりしますよね。サインプレーにしても、練習と実戦では状況が違っていて、相手のディフェンスに穴があったら、サインどおりに動かずにそこを突いていくことも必要です。つまり、頭で考えるより早く身体が動くようにするために、実戦経験の多さが大切なんだと思います。
大八木淳史さん写真【練習量が大切】
練習を重ねていくと、いいタックルができたとか、トライを決めたとかいうことで少しずつ満足感があるわけです。よく「量より質だ」という人もいますが、私はやはり練習量が大事だと思います。誰かより多く練習したことは報われます。練習量の多さが自分の誇りというか拠りどころになりますね。もちろん限られた時間の中での話ですから、質を高める必要もあるんですが。
【腹筋と背筋を鍛える】
現役高校ラガーメンには、腹筋と背筋を鍛えることの大切さを伝えたいですね。タックルをするにもスクラムを組むにも、モールやラックを形成するにも、キック力をつけるためにも、すべてにおいて暇さえあれば腹筋と背筋を鍛えることをお勧めします。
大八木淳史さんからみんなへのメッセージ
しんどいことを乗り越えると結果が出てくる
勉強にしてもスポーツにしてもバランスよくやれればいいんでしょうが、なかなかそんなにうまくできる人はいませんよね。ひとつのことに集中する。それは勉強でひとつの科目かもしれないし、音楽でギターなのかもしれないし、ラグビーかもしれない。そこに陶酔することが高校生時代には必要ではないでしょうか。そして、やった以上は簡単にやめてはダメです。しんどいことばっかりですけれど、それを乗り越えると結果が出てくるということですから。
大八木 淳史さん写真
※この記事は2005年11月に取材したものです。プロフィール等は取材時点のものですので、ご了承ください。
山中 亮平選手
山中 亮平選手(ラグビー選手)
チャレンジの先に、見つかる夢が必ずある
田中 史朗選手

2018年2月

伏見工業高等学校 出身 京都産業大学 出身
田中 史朗選手(ラグビー選手)
楽をするより、しんどいこと頑張った後にこそ喜びがある
元木 由記雄選手
元木 由記雄選手(ラグビー選手)
一生懸命にやれば、きっと夢に近づけると信じている!
大畑 大介選手
大畑 大介選手(ラグビー選手 2000-2004年日本代表)
一生懸命になれることのかっこよさを知ってもらいたい。

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一