鹿児島県 古仁屋高校 | 「日本スイーツの聖地」観光資源に 町の活性化へ | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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「日本スイーツの聖地」観光資源に 町の活性化へ

鹿児島県 古仁屋高校 4人の2年生

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創立約90年の伝統を誇る鹿児島県立古仁屋高校。『ひとりひとりが主役』をスローガンに掲げる同校の生徒たちは、日々の学びを基礎に研究活動、部活動、ボランティア活動などに励んでいる。

今年2月には4人の2年生が、明治維新150周年「維新未来博」高校生テーマ研究部門で最優秀賞に輝いた。

生徒たちが受賞した研究テーマは「日本スイーツの聖地~よみがえる奄美大島白糖工場~」。幕末、同校のある瀬戸内町に建設され、日本で初めて稼働した白糖工場について、国内最古級のレンガ造りの建物だったことなど、様々な見地から調査・研究。世界遺産並みの観光資源を、瀬戸内町の地域活性化へどのようにつないでゆくかプランを発表した。

鹿児島県 古仁屋高校 4人の2年生2 鹿児島県 古仁屋高校 4人の2年生3 鹿児島県 古仁屋高校 4人の2年生4

生徒たちは、白糖工場の復元模型の製作や、小学生対象の工場跡地や地域の近代遺跡を巡るバスツアーを企画・開催。白糖工場跡地の知名度は町民でも意外に低く、子どもたちは町の遺産に興味を持ってくれたと、その成果を語る。

3月、同校は町の教育委員会と共催で、今回の受賞を記念した講演会を開催。会場には復元模型も展示され、多くの町民の関心を集めていた。

生徒たちは「バスツアーでは、工場があった歴史を分かりやすく伝えようと工夫を凝らした」「町の人に研究を感謝され、うれしかった」「研究を引き継ぐ後輩もいるので、さらに研究を深めていく」と話し、日本スイーツの聖地を実現したいと意欲を見せていた。
(2019年4月掲載)

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