服飾専攻科 オートクチュール専攻
唯一無二の服を生み出すオートクチュールデザイナーへ。
オートクチュール専攻の特長
- 学科・コースについて
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(1)クチュールの服づくりに欠かせない高度なテクニックと繊細で美しい高級素材への知識が学べる
(2)さまざまな装飾手芸や付属品づくりを授業や特別講義で実際の演習を通して体得!
(3)グループで1着のドレスを制作することでチームで動くためのスキルや多様性への理解など人間力も育成もっと見る
- 学べる内容
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アパレル全盛のファッション界においても普遍的とされる、オートクチュールならではの格調高い服づくりを学びます。高級素材や特殊素材などに対応できる高いパターン力と知識、縫製技術を習得。さらにクチュール衣料に必要な伝統的な技法、オートクチュールの魅力を表現する装飾手芸についての技術も身につけ、手だけがつくりだせる、繊細で魅力的な唯一無二の作品づくりを目指します。衣装に対する高い感性と技術力を併せ持った人材として、業界での活躍が期待できます。
■PICK UP 授業
□オートクチュールソーイング
柔らかい素材や透ける素材を取り入れ、手作業を多く含んだ「一点もの」の作品づくりに対応する縫製技術をカリキュラム内で習得。特殊素材(皮革、毛皮)の扱いも学びます。
□クチュールデザイン画
技術・知識・感性の3つの要素をデザイン画で表現。特にオートクチュールらしい、素材表現(高級素材、特殊素材、フレア、ドレープなど)の描き方と、シルエットをより魅力的に表現できる力を養います。
□クチュール手芸演習
ビーズやスパンコール、コード刺繍など、イブニングドレスやステージドレスなどの分野に用いられる伝統的装飾手芸の基本的テクニックを習得。新しいアイデアによる応用を研究します。
□特別講義
オートクチュールデザイナー、刺繍作家、花飾り作家、皮革職人といった、現役でクチュール作品づくりに直接携わっている講師の講義も。すべての講義が作品づくりに直結しています。もっと見る
- 卒業後の進路
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服装科、服飾研究科の学びを元に、オートクチュール専攻では高級素材の扱いと一点ものの丁寧な服作りの技術を身につけます。将来は舞台衣装やアトリエでの制作(縫製)などの職種を目指します。また、アパレル企業への就職も可能です。
■目指せる職種
企画職/ファッションデザイナー/縫製職/パタンナー/衣装制作/アパレル総合職/マーチャンダイジング/生産管理/営業/販売職/バイヤー/リフォーム・リメイク/専門学校教員ほか
■2024年3月卒業生実績
<主な進路先>
技術・生産関連(縫製・手芸、パターンほか):34.0%
企画・デザイン関連(リフォーム・リメイク、注文服、アクセサリー、帽子ほか):26.0%
流通関連(営業・総合職ほか):4.0%
販売:2.0%
出版・広告関連(スタイリスト、広告・グラフィックほか):14.0%
その他ファッション関連職種など(衣装関連、教育、クリーニングほか):10.0%
進学:10.0%
<就職先>
ALCATROCK/植山グループ/おしゃれグループホールディングス/オフィーリア/キャット/クラウディア/工房いーち/四季/セリナ/曽我/橘織物/トゥモローランド/トリート/成島製帽/nisai/パッチワークス/パルコモード/ビック・ママ/ブルマーレ/文化服装学院/マイモード/ミタケイショウ/ムカイ/レオテックスほかもっと見る
- 取得資格
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■取得可能な検定・資格
フォーマルスペシャリスト検定(日本フォーマル協会)/ファッション色彩能力検定、パターンメーキング技術検定(共に日本ファッション教育振興協会)/専修学校准教員認定 専門課程[服飾](職業教育・キャリア教育財団)もっと見る
オートクチュール専攻の概要
- 修業年数 1年
- 昼夜昼
- 募集共学
- 学費112万4500円 [2025年度]
※2025年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・服飾学
- ・デザイン学
目指せる職業
- ・ファッションデザイナー
- ・パタンナー
- ・縫製技術者
- ・服飾デザイナー
- ・衣装制作
- ・企画職
- ・リフォーム・リメイク
- ・アパレル総合職
資格
- ・パターンメーキング技術検定
- ・専修学校服飾教員・洋裁教員・和裁教員認定
- ・ファッション色彩能力検定
・フォーマルスペシャリスト検定