文化服装学院ファッション高度専門士科の詳細情報

ファッション高度専門士科

幅広く学び、ファッションを創り・つなぐ人材に。

ファッション高度専門士科の特長

学科・コースについて

(1)4年間の学びを通じて幅広い知識とさまざまな技術を習得。豊富な選択科目の組み合わせで、各自の適性を極められる！
(2)ブランドのコレクションに匹敵する世界観とクオリティ。1年かけてつくり上げる卒業制作ショー・展示は業界も注目！
(3)卒業時には、大学と同等の高度専門士の称号を付与。ファッション界を担うスペシャリストとして活躍できる！

学べる内容

【1年次】
服飾全般の基礎知識と技術を学びます。衣服の基本構造を理解するために、作図、パターンメイキング、縫製法などを習得。人体構造と衣服の関係を理解するための服装解剖学、色彩感覚、デザイン力を養います。

【2年次】
自己適性を見つけるために、アパレル業界の企画・デザイン・製造・販売戦略までを総合的に学習。服づくりに関する学習は、アパレル造形のテクニックへと移行。ニットアパレルやファッションマーケティングも学びます。

【3年次】
各自の適性により、生産関連とクリエーション関連に分かれ専門性を深めます。企業コラボレーションやインターンシップを通して社会人に必要なコミュニケーション能力も身につけます。また、魯美・文化国際服装学院（中国）の留学生を受け入れ、国際的な環境で学びます。

【4年次】
コンテストへの参加や4年間の集大成となる卒業制作に向けて、各自それぞれの研究活動に取り組みます。選択科目では、クリエーションや生産関連など、より専門性を深め、幅広い職種に対応できるよう学びます。

■PICK UP 授業
□服飾造形I／アパレル造形論・演習I・II・III
トレンドを意識しながら商品価値を考えた作品を制作。平面から立体までさまざまな知識と技術を習得し、4年次には集大成として、8～10体からなる「プライベートコレクション」を制作・発表します。

□3D CADI・II
ファッション業界における需要の高まりを見据え、アパレルCADのスキルを基に3Dでデザイン、パターンを扱う能力を習得。基礎から応用まで学び、即戦力となる人材を育成します。

□コラボレーション
4年間を通して、さまざまなコラボレーションを実施。企業やアーティストと連携し、商品企画や卒業制作等でコラボレーションを行い、社会で活躍できる技術とコミュニケーション能力を身につけます。

卒業後の進路

4年間の学びで身につけた高い専門性と、高度専門士の称号を活かし、企画・デザイン、パターン、縫製などの技術職、リーダー的役割を担う総合職など幅広い職種への就職が可能です。

■目指せる職種
企画職／ファッションデザイナー／パタンナー／生産管理／3Dモデリスト／縫製職／衣装制作／テーラー／ニッター／アパレル総合職／営業／品質管理／マーチャンダイザー／バイヤー／販売職／VMD／専門学校教員ほか

■2024年3月卒業生実績
＜主な進路先＞
企画・デザイン関連（リフォーム・リメイク、ニット、テキスタイル、注文服ほか）：35.4％
技術・生産関連（パターン、生産管理、縫製・手芸ほか）：17.7％
流通関連（営業・総合職ほか）：5.2％
販売：2.1％
出版・広告関連（スタイリストほか）：2.1％
その他ファッション関連職種など（教育、衣装関連、モデル・タレント、フリーランスほか）：20.9％
進学：16.6％

＜就職先＞
アークインターナショナル／アバンティ／OEMサポート／オールド・ワークス／オサレカンパニー／光和衣料／ゴールドウイン／サードオフィス／サンマリノ／島田商事／松竹衣裳／ティーオー／デラックスウエア／東京衣裳／二戸サントップ／ネットワーク・オフィス／BUZZWIT／はせがわ工房／ブルマーレ／マツオカコーポレーションほか

取得資格

■取得可能な検定・資格

フォーマルスペシャリスト検定(日本フォーマル協会)／ファッションビジネス能力検定、ファッション色彩能力検定、パターンメーキング技術検定(日本ファッション教育振興協会）／ファッション3Dモデリスト検定(ファッションデザインエンジニアリング協会)／専修学校准教員認定　専門課程［服飾］（職業教育・キャリア教育財団）