文化服装学院シューズデザイン科の詳細情報

シューズデザイン科

商品企画から設計・製作まで、シューズに関わるすべてを学ぶ。

シューズデザイン科の特長

学科・コースについて

(1)充実の特殊機器と備品・素材を使って、
革靴やスニーカー、ブーツ等の靴づくりを実践的に学べる
(2)オリジナル木型(マイラスト)も制作して
自分だけの一足がつくれるように！
(3)シューズメーカーとの連携授業を通じて
業界の最前線と商品開発のノウハウを知れる

学べる内容

【1年次】
メンズ、レディス各種タイプのシューズデザイン・制作を本格的に演習します。また、デッサンやデザイン画の技法なども深く掘り下げて学びます。さらに、ビジネスの基本概論を学ぶとともに、コンピューターによるグラフィックソフトの基礎やプレゼンテーションマップ制作も行い、シューズデザイナーとしての資質を高めていきます。

【2年次】
より難易度の高いブーツやスニーカーなどにも挑戦。各自の感性を活かしたオリジナリティの高い作品制作を重ね、応用力と表現力を鍛えます。靴づくりの原点となるラスト（靴型）制作から行うオリジナル作品制作で究極の靴づくりも。さらに、市場や顧客を意識した商品開発ノウハウや、メーカー、企画問屋、販売会社などの業態や流通を理解し、即戦力を育てます。

■PICK UP 授業
□シューズI・II
1年次では、素材別、アイテム別のデザイン発想力を養います。2年次では、ロングブーツ・袋モカシンなど、より難易度の高いスタイルやパターンを学びます。

□靴人間工学
骨格や筋肉、歩行のメカニズムなど、足の構造から、身体全体の運動機能までを学習。各自の足型計測を通して個性の違いを理解し、シューズの機能性を考えます。

□ラストメーキング
各自の足型の特徴をとらえたよりよいフィッティングを求めながら、感性を活かした靴型（ラスト）の制作を目指します。

卒業後、就職について

高い専門性が必要とされるシューズメーカーやアパレルのシューズ部門での企画・デザイン職や、生産技術職での高いニーズがあります。また専門知識や、トレンド情報力を活かし、販売やフィッティングアドバイザー、バイヤーなどの活躍も期待されます。

■目指せる職種
テキスタイルデザイナー／アパレルデザイナー／染織加工職人／帽子デザイナー／帽子製作職人／帽子アトリエ作家／ジュエリーデザイナー／ジュエリー製作職人／ジュエリーコーディネーター／バッグデザイナー／サンプル職人／バッグ修理職人／シューズデザイナー／製甲・底付職人／靴修理職人／シューフィッター／各専門マーチャンダイザー、生産管理／ショップオーナー／バイヤー／ブランド起業／専門学校教員ほか

■2024年3月卒業生実績
＜主な進路先＞
シューズ専門（企画・デザイン、技術職ほか）：64.5％
企画・デザイン関連（服飾小物ほか）：3.2％
販売：6.5％
流通関連（営業・総合職、バイヤー、MDほか）：6.5％
その他ファッション関連職種など（フリーランスほか）：9.7％
進学：9.6％

＜就職先＞
アールアンドデー／atelier Rikka／アルカ／アポロ／石井スポーツ／エイゾー／かねまつ／キビラ／コンバースフットウェア／ジーフット／ショセ／SODA／ダブルエー／ドウシシャ／東邦レマック／中山靴店／ファイブリング／fishoe／プラウト／星野／ヨウジヤマモト／ルイ・ヴィトンジャパン／レザーアートほか

取得資格

■取得可能な検定・資格

フォーマルスペシャリスト検定(日本フォーマル協会)／ファッション色彩能力検定、ファッション販売能力検定(共に日本ファッション教育振興協会）／専修学校准教員認定　専門課程［服飾］（職業教育・キャリア教育財団）／TES繊維製品品質管理士（日本衣料管理協会）／繊維テキスタイル認定資格（ファッション産業技術継承協会）／ジュエリーコーディネーター検定（日本ジュエリー協会）／金属アレルギーアドバイザー（金属アレルギー協会）／鞄・ハンドバッグ・小物技術認定皮革部門（日本鞄ハンドバッグ協会）／プライマリー（初級）シューフィッター（足と靴と健康協議会）