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入学試験の第一関門として、大学入試センター試験を思い浮かべる人も多いはず。
利用している大学は、今や国公立大学だけでなく、私立大学まで広がっており、平成16年度入試からは短期大学でも利用されるようになっている。
では、「センター試験」とは一体どのようなものなのか、出願や試験はどのように行われるのかを具体的に見ていこう!
大学入試センター試験とは?
全国で一斉に行われる試験を国公立、私立の大学・短期大学が利用
 大学入試センターが実施する試験のことで、国公立大学(一部の大学を除く)を中心に一次試験として課せられ、毎年1月に全国で一斉に行われる。基礎的な学力を幅広く評価することを目的としているため、基本的には教科書を理解していれば十分に対応できる内容だ。解答はマークシート方式によるコンピュータ採点が採用されている。
※平成20、21年度については、平成19年10月31日現在の予定数 ※文部科学省発表データ
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センター試験を受けるためには、まず、『受験案内』を入手する
 9月から『受験案内』が各国公立大学やセンター試験を利用する私立大学などで配布される。『受験案内』には、センター試験の出願書類がついており、また、出願についての注意事項が記載されている。これを入手しないと出願できない重要なものだ。センター試験の出願は10月。現役高校生の場合は、在学している高校を経由して出願する。つまり、高校の進学担当の先生が生徒の出願書類をまとめて、大学入試センターに送付することになる。

●試験日と受験方法
 試験は1月13日以降の最初の土曜及び翌日の日曜日に行われる。現役生は在学している高校がある都道府県で受験する。

●出題教科・科目、配点、時間 大学入試センターでは、平成22年度センター試験の出題教科・科目などを発表している。
 平成22年度の出題教科・科目は下の表のとおりで、国語・地理歴史・公民・数学((1)グループ・(2)グループ)・理科((1)グループ・(2)グループ・(3)グループ)・外国語の6教科・28科目が出題される。試験時間は、国語と外国語(英語を除く)が80分、外国語(英語のみ)が筆記80分とリスニング30分の計110分、ほかの教科(グループ)が各60分。配点は国語と外国語(英語を除く)が200点、外国語(英語のみ)が筆記200点とリスニング50点の計250点、ほかの教科(グループ)は各100点である。

 平成18年度からは、教科「外国語」の中の科目「英語」の一領域としてリスニングテストが実施されている。
※筆記試験とは別に行われるが、「英語」選択者は受験が必須である。
※ 各学校へは、筆記試験の成績とリスニングテストの成績とを区別したうえで、セットで提供される。
■平成22年度センター試験出題教科・科目等
※大学入試センター発表データ
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平成20年度のセンター試験はおよそ54万人、
高校3年生の3人に1人以上が出願
 センター試験には、どのくらいの受験生が出願するのだろうか。下図を見てみよう。センター試験の現役志願率(現役高校3年生に占める志願者の割合)は平成13年には3人に1人に達している。また、平成15年以降も年々、現役の比率は上昇を続けている。
 また、70ページでも述べたように、センター試験を利用する私立大学や短期大学も年々増加している。
※大学入試センター発表資料
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センター試験を利用する私立大学の入試科目は、
2〜3教科の大学・学部がほとんど
 私立大学のセンター試験利用入試で、受験が必要とされる科目については、一般入試と同じように、3教科または2教科の大学・学部がほとんどだ。中には1教科でよいところもある。

 文系では、[国語]、「地理歴史・公民から1科目選択」、[外国語]の3教科の受験か、これに[数学]を加えた4教科から3教科を選択させる場合が多い。2教科のところは、これらの中から2教科を選択することになる。

 理系では、[数学][理科][外国語]の3教科か[数学][理科]の2教科が多い。配点は1教科100点で、3教科なら300点、2教科なら200点というケースが多く見られる。

 センター試験は、出題される教科・科目は多いが、そのうちのいくつを受けてもよいことになっている。私立大学志望者でも、センター試験を受けておけば、一般入試のほかにセンター試験利用入試も受験できることになるのだ。一般入試で課される科目と同じものを受験するのであれば、それほど負担も大きくはないだろう。その場合には、一般入試と同じように、受験する3教科(科目)または2教科(科目)のうち、1教科(科目)は得意科目であることが望ましい。
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総合点の得点率は、満点の6割前後に収まる年度が多い
 センター試験は、毎回の出題レベルが同程度になるように配慮されているが、それでも試験ごとに出題レベルに差が出ることは避けられず、科目別の平均点は年度によって変動する。また、大学入試センターでは科目ごとの平均点を公表するのみである。

 そこで、センター試験における各年度の成績レベルを比較する材料として、予備校や模試業者などがそれぞれ独自に集計した、例えば5(6)教科7科目の総合点900点満点(平成15年度までは800点満点)の得点率が使われる。業者や年度によって変動はあるが、おおよそ満点の6割前後の幅に収まることが多い。6割得点することがひとつの目安となるだろう。
※平成18年度以降は国語I・IIは国語、物理IBは物理I、生物IBは生物I、化学IBは化学I、地学IBは地学Iとなる。
※大学入試センター発表データをもとに作成
※各科目の平均点は、100点満点に換算した点数である。
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 センター試験は、高校における学習の到達度を見る試験だ。つまり、各教科・科目の基礎力が問われる。教科書で学習しなければならないことが基礎事項であり、これを確実に覚えることで基礎力が身につく。

 高3の4月から夏休み終了までには、基礎力を完全にしておこう。それには、受験科目を教科書を使って徹底して復習することが必要だ。校内テスト対策に全力をあげることも基礎力をつけることにつながる。7月から夏休みは、基礎問題集で基礎事項が理解できたかを確認。理解できていない部分は確実に覚えていく。弱点分野があったら、もう一度教科書を復習して基礎力を完成させる。理科や地理歴史・公民で受験する科目がある場合は、夏休み後半にはとりかかろう。9月から12月頃までには、過去に出題された入試問題を解く問題演習中心となる。受験科目について基礎事項をチェックしながら問題演習に取り組んでいこう。

 平成22年度からは、過去のセンター試験や大学の個別学力検査、教科書に掲載された文章であっても素材文として使用されることもあるので、これまで以上に過去問をやっておくことが大切になってくるのだ。
※この記事は2009年3月に改訂したものです。
平成13年〜平成20年の大学入試センター試験にチャレンジしよう!
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