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プロ・先輩メッセージ
白川 亜紀さん
臨床工学技士
白川 亜紀さん
大阪電気通信大学 
医療福祉工学部 医療福祉工学科2005年卒業
医真会八尾総合病院 勤務
臨床工学技士としてのプロ意識を忘れず、次なるステップアップをめざす充実の日々。
仕事を進めるうえで白川さんが心がけているのは「笑顔を絶やさないこと」だという。「私たちの仕事はすべてチームワーク。なかでも臨床工学技士は医師、看護師そして患者さんに、さまざまな専門的なサービスを提供する立場だと思っています」。サービスをするからには笑顔で、というのが白川さんのポリシーだ。

■患者の生命維持に欠かせない機器を操作・保守・点検
今、白川さんは医真会八尾総合病院で臨床工学技士=CE(Clinical Engineering Technologist)として、忙しい日々を送っている。臨床工学技士の主な任務は病院内で、医師、看護師をはじめ各種の医療技術者と力を合わせて、さまぎまな医療機器などの操作・保守・点検を担当することだ。現在の医学・医療技術は著しく高度化しており、大きな病院には最先端エレクトロニクス技術を駆使した、高度で複雑でしかも高価な医療機器が、たくさん導入されている。そうしたもののうちMRI、CTスキャン、レントゲンなどは診療放射線技師が扱い、人工心肺装置、人工呼吸器、血液浄化機器などの“患者の生命維持”に欠かせない機器は臨床工学技士が担う。もちろん、こうしたことはすべて法律によって定められている。

■「人の役に立てる仕事」が動機
そもそも白川さんが臨床工学技士になろうと思ったのは「人の役に立てる仕事だから」という真摯な思いと「制服がかっこよかったから」という少女らしい“あこがれ”の二つの動機がからんでいる。しかし臨床工学技士になるには国家試験の受験資格を得て、試験そのものに合格しなくてはならない。「大学時代はとにかく忙しかったですね。資格を取らなくちゃ、というプレッシャーもありましたが、それより臨床工学技士になるんだ、というモチベーションの方が強かったです。」と白川さん。そんなタフな彼女の毎日を支えたのは、同じく臨床工学技士を目指していた友人たちの励ましと「素晴らしい先生方」だったという。そして2005年、卒業をひかえた早春、国家試験にみごと合格。晴れて臨床工学技士となった。

■患者さんからの“ありがとう”の言葉にやりがいを実感して
「臨床工学技士としての1年目は、担当する操作マニュアルを熟読し、機械に触っては試し、先輩に尋ねながら、少しずつ理解を深めていく日々でした」と振り返る白川さん。いうまでもなく臨床工学技士には医学・医療とエ学の両方の知識が不可欠だ。「大学時代で習った電気回路の大切さを、日々の仕事であらためて認識しました」と白川さん。勤務する病院では医療機器管理をほぼパソコンで行っている。高価な機械が大半だけに新機種導入や更新は、正確で細かいデータに基づき、細心の注意が払われるという。だが、パソコン操作や基本的なプログラムについては「大学の研究室で身につけていたので実務では問題はありません」と 自信をのぞかせる。臨床工学技士は医師の指示に基づき行動するのが原則。しかし医療機器を実際に操作し患者に接するのは白川さんたちだ。それだけに「患者さんから、ありがとうと笑顔で言われたときは、やりがいを感じます」。自宅では専門書を読み勉強を欠かさない白川さんだが、大学の教科書を読み直すことも多く「今なら、なるほど!とより深く分かります」と微笑む白川さん。次なるステップアップに大きな意欲を燃やしている。

白川 亜紀さん
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