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深い教養と確かな実践力を身につけます。
長崎純心大学
(大学/長崎)
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文化人類学
インドで人間の根っこを探す
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「外国というと、今だにアメリカやヨーロッパのことしか思い浮かばない人が多いのは残念なことです。」と語ってくれたのは、比較文化学科で文化人類学を教えている小林助教授。例えば、アフリカやオセアニアの人々はながく「未開人」とか「野蛮人」と蔑まれ、その慣習や宗教は、錯覚や無知による因習や迷信とされてきた。文化人類学は、そうした「因習」や「迷信」が実は合理的に理解可能なものであることを実証してきた学問なのだという。 西欧以外の豊かな文化の価値についてもまずはよく知ろうというのが、この学問の基本的な姿勢。アジアの諸民族や南北アメリカの先住民達も当然その対象となり、そして文化の多様性ということを踏まえた上で、人間一般の普遍的な文化についても考えようというものだ。 「文化人類学の特徴は、フィールドワークという方法にあります。」と小林助教授。では、フィールドワークとは何だろう。 小林助教授はさらに続けて教えてくれた。「現地で聞き書きをするだけでなく、長期に渡って住み込み、言語や生活様式を身につけ、体験的に異文化を理解しようとします。文字をもった社会であっても、普通の人間生活は記録とほとんど無縁ですから、フィールドワークでしかできない文化の研究がたくさんあるのです。」 ここ十年、小林助教授はインドでヒンドゥー教やカースト制度などについて調査を続けているのだという。ただしインドを研究するだけが目的ではないのだそうだ。「現在の日本ではなかなか見えにくくなってしまった人間の根っこのようなものをたまたまインドで探していると言うことなのです。」と話してくれた。 (写真はナーヤル・カーストの祭礼にて子どもを祝福する女神) |
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