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■ 地元三条市特産「六角凧」の研究成果を発表 市のPRに貢献 (新潟県 四日町小学校 56人の3年生)
■ アルミ缶回収量全国トップ 2度目の全国表彰受賞 (島根県 荒木小学校 全児童のみなさん)
■ 登下校の安全を見守る住民に、感謝を込めてふれあい登校 (岡山県 加美小学校 全児童のみなさん)
■ 心豊かに郷土愛を発揮 病院や公園など町内を大掃除 (香川県 内海中学校 1年生のみなさん)
■ 町の環境を守ろうと呼び掛け 休日返上で清掃奉仕 (東京都 町田市立南中学校 生徒会のみなさん)
■ 収穫したサツマイモを老人ホームに贈る ほくほくあったか交流 (大阪府 浪速中学校 2年生のみなさん)
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新潟県 四日町小学校 56人の3年生
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新潟県のほぼ中央に位置する三条市の市立四日町小学校の全3年生(2クラス56人)が、総合的な学習の時間で同市特産品の六角凧を調査・研究。その成果を、昨年12月5日、新潟市西区の新潟ふるさと村で発表し、三条市の魅力を多くの観客にアピールした。
六角凧についての研究がスタートしたのは、昨年春。児童は「六角凧」の作り方を学ぶ中で、地元三条では「凧(たこ)」のことを「いか」と呼ぶことや、四角い凧と違って、3本の竹(横骨2本・中骨1本)で作られ、中骨をはずせば、丸めて持ち運べることなどを知った。さらに、同市で毎年6月に開催される「三条凧(いか)合戦」が、江戸時代、三条に村上藩の陣屋が置かれ、陣屋の子らが凧を揚げているのを、鍛冶屋の子らが見、自分たちの姿を隠して高く揚げた凧を操り、空中で陣屋の子らの凧の糸を切って凧を落としたことが、始まりとされていることを学んだ。 また、2学期に入ってからは、「凧合戦」などで歌われる「凧ばやし」の練習を開始。これら総合学習の成果を、11月の校内学習発表会で、他の児童や保護者の前で披露した。 その後、3年生の間から「市外の人にも三条の良さを伝えたい」という要望が出され、観光客も多く集まる新潟市の「新潟ふるさと村」での発表会「見て!聞いて!三条六角凧」が実現した。 12月5日の当日、児童が手作りした発表会のポスターが掲げられた新潟ふるさと村の会場に、56人の3年生は、背中に校章の「三蓋の松(さんがいのまつ)」をあしらった手作りの法被(はっぴ)に豆しぼりのねじり鉢巻きを着けて登場。<三条六角凧の秘密>、<いか合戦>、<凧ばやし>など4つのテーマで発表した。<三条六角凧の秘密>では、「四角い凧よりも少ない風で揚げることができる」「操作性に優れ、凧合戦での激しい空中戦も展開できる」など、六角凧の特長や仕組みをわかりやすく説明。<いか合戦>のいわれでは、ちょんまげのかつらをかぶり、黒いビニール袋で作った袴(はかま)をはいた児童が時代劇風に演じ、解説した。その後、全員が勢揃いし、太鼓や笛の音を会場中に響かせながら、“そーれそれそれっ …揚げるいか見て鍛冶屋の小僧め 負けてなるかと ぼろいか揚げりゃ…”と「凧ばやし」を力強く歌い、観客から盛大な拍手が贈られていた。 発表を終えた児童は「めちゃめちゃ緊張した」「凧が揚がりそうな、凧ばやしを見て、聞いてもらえたと思う」「発表できてうれしかった。三条が楽しいところだと知ってもらいたいです」と、笑顔で話していた。 なお、今回の総合的な学習を通じて、六角凧の魅力を知った3年生は「自分たちの六角凧をもとう」と一致団結。その購入資金を集めるのため、56人の力を合わせてアルミ缶回収活動を進めているという。 |
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島根県 荒木小学校 全児童のみなさん
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古代日本国誕生のロマンあふれる神話のふるさと出雲市。「大社造り」と呼ばれる日本最古の神社建築様式の本殿(国宝)を有する出雲大社や西谷墳墓群など、多くの歴史遺産が残る同市は、環境問題に注力している。その目標の一つがリサイクル世界一だが、同市のこの動きを牽引するかのように、リサイクル活動に取り組んできたのが出雲市立荒木小学校の児童だ。
同校児童が行っているのは、アルミ缶回収で、活動を始めてから16年になる。 荒木小学校では、環境学習に力を入れており、児童も環境を守ることの大切さをしっかりと受け止めている。アルミ缶回収活動は教育成果のひとつといえ、収益金で児童活動を充実させるほか、歳末助け合い募金にも協力している。 同校児童のアルミ缶回収活動の特色は、PTA、保護者はもちろん、地域ぐるみで取り組んでいることだろう。夏休みには、PTAと一緒に回収作業を行うなどしており、この1年半の間で、缶数換算で33万5000個分となる5300キロを回収した。 こうした児童、保護者、地域あげての長年の取り組みや回収量などが高く評価され、今秋、アルミ缶リサイクル協会(東京都港区)から優秀校として表彰された。 本年度、同協会から表彰されたのは、全国で小学校51校、中学校17校で、荒木小学校が表彰されるのは2002年度以来2度目となる。 11月15日に開催された同校体育館での表彰式には、アルミ缶リサイクル協会事務局から事務部長が出席。感謝状を渡すあいさつの中で「アルミ缶の再利用は資源の有効利用につながる。荒木小の回収量は全国で最高だった」と伝えると、子どもたちは歓声をあげて大喜び。 感謝状を受け取った児童代表は、「今回の受賞は、PTAや保護者の皆様、地域の皆様の協力のおかげ」と感謝し、「地域の人たちとアルミ缶を集め、これからも歳末助け合いや児童活動に役立てていこう」と、全児童に力強く呼びかけると、全員が賛同の拍手で応えていた。 |
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香川県 本島(ほんじま)中学校 全生徒のみなさん
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瀬戸内海国立公園のほぼ中央に位置する周囲約17kmの小さな島、本島。青い海と白い砂浜、豊かな緑、自然に恵まれた美しい島に、生徒数11名の小さな中学校、丸亀市立本島中学校がある。本島は、瀬戸内海の塩飽諸島の中心地として栄え、1798年(寛政10年)に建設された塩飽勤番所や江戸時代のたたずまいを残す笠島の町並みなど、歴史的文化財が豊富に残されている。 本島中の生徒は、豊かな自然と貴重な歴史遺産が残る本島の環境を、自分たちで守ろうと、20年前から清掃活動を実施している。 スタートしたのは、1987年の1学期。当時の生徒が、海水浴などで多くの観光客が訪れる夏休みが始まる前に、“島をきれいにしよう”と呼びかけ、島内クリーン作戦が展開された。以来、「自分たちの島を、自分たちの手で美しく」をスローガンに、年4回のクリーン作戦が行われてきた。 同校では、「総合的な学習の時間」の中で環境教育を取り上げ、年間計画の中にこのクリーン作戦を組み入れており、学校から泊港・泊海岸・学校までの約1.5kmの道筋、泊港周辺、泊海水浴場などの島内、隣の牛島で清掃活動を行っている。 これからも、近隣の小学校や自治会とも協力しながら、一層島の環境美化活動を大切に継続する予定である。 こうした本島中生徒の20年間にわたる島内環境美化活動が、高く評価され、この秋、「第8回環境美化教育優良校表彰事業」の最優秀賞である文部科学大臣奨励賞に選ばれた。 同賞は、飲料メーカーなどの6団体でつくる食品容器環境美化協会が、「環境美化教育の奨励」と「地域の環境美化の啓発」を目的に2000年度から実施している。環境美化教育に独創的、継続的、かつ熱心に取り組み、「公共の場所の美化」(散乱防止活動)または「飲料あき容器のリサイクル」(リサイクル活動)を実践し、地域の環境美化に大きく寄与している小中学校が対象で、毎年、各都道府県が推薦する優良校を審査委員会で審査し、表彰する。今年は、「公共の場所の美化」部門で41校、「飲料あき容器のリサイクル」部門で38校が推薦された。 本島中は「公共の場所の美化」部門での受賞で、12月8日、東京都内のホテルで開催された授賞式には、同校の近石校長と生徒会役員3名が出席し、全生徒に代わって表彰を受けた。 同校の教諭は「クリーン作戦はどこの学校でもやっている活動だが、長い間継続したことで賞をいただいたと思っている」。「ふるさと本島を愛し、ふるさとに誇りをもつ生徒が、地元の環境問題に高い意識を持って取り組んできた成果であり、本校の良き伝統として、これからも続けていってほしい」と、期待を込めて話していた。 |
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岡山県 加美小学校 全児童のみなさん
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岡山県の中央やや北に位置する久米郡美咲町。弥生期から培われてきた歴史と文化、日本の棚田百選に選ばれた2つの棚田(小山地区の棚田・大垪和西の棚田)の見事な景観、四季を彩る豊かな自然が美しく咲き誇るこの町で、11月6日、小学校の児童と地域住民とのさわやかな朝の交流があった。
これは、美咲町立加美小学校全児童による「ご近所ふれあい登校」で、毎日登下校の安全を見守ってくれている住民らに、感謝の気持ちを伝え、より交流を深めようと実施したもの。 同校が、事前に子どもたちの訪問を希望する家庭や商店などを募集したところ、182軒が届け出。「ご近所ふれあい登校」当日には、目印として玄関や門に黄色いハンカチを掲げてもらうことにした。 そして6日早朝、全児童170人はそれぞれ21の通学班ごとに集合。サンタクロースやトナカイ、魔法使いなど、思い思いの格好をした子どもたちは、黄色いハンカチの掲げられた家々を訪ね、「おはようございます」「これからも見守りをお願いします」と元気にあいさつした後、一人ひとり自己紹介。これは、住民に自分の顔と名前を覚えてもらおうというもので、今回のふれあい登校の大きな目的のひとつだ。 感謝の気持ちを表す方法も各班ごとに趣向を凝らし、手品を披露したり、昔の美咲町や同校の様子を尋ねたり、また、クイズを出して住民が正解すると肩たたきをプレゼントする班もあった。各家の住民と暖かな時間を共にした子どもたちは、「行ってらっしゃい」の声に見送られながら、普段は20〜30分の道のりを3時間前後かけて登校した。 今回の「ご近所ふれあい登校」は、通学路沿いの住民と加美小児童との親近感を深めただけでなく、地域全体で子どもたちを見守る気運を高めるきっかけにもなったようだ。 |
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兵庫県 大原中学校 中倉雅貴さん(3年生)と中倉瑞貴さん(1年生)
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猛暑の日が続いた今年の夏。神戸市北区の市立大原中学校に通う2人の兄妹中学生が、神戸市内のプールでおぼれていた小学3年生の女児の命を救った。
兄妹は大原中3年の中倉雅貴さんと1年生の瑞貴さん。2人は夏休み中の8月14日、友人と一緒に市立王子スポーツセンターのプールに訪れた。そして午前11時過ぎ、50mプールで遊泳中の妹の瑞貴さんが、プールの底に仰向けになって沈んでいる女児を発見した。「潜っているにしては、様子が変」と、すぐに兄の雅貴さんを呼んだ。雅貴さんも「おかしい、おぼれているのでは」と、すぐさまプールに潜り、女児を抱えて助け上げ、駆けつけた監視員に引き渡した。 水から引き上げられた女の子は、呼吸も弱く、呼び掛けにも応じなかったが、同スポーツセンター常駐の看護師の応急処置を受け、救命センターへ搬送された。兄妹の早期発見と救出のおかげで、幸い一命を取り留め、翌日元気に退院することができたという。 兄妹は、女児救出の功績が認められ、矢田立郎神戸市長から「花時計賞」を贈られることとなり、その伝達式が、9月3日、大原中学校の始業式に合わせて執り行われた。 全校生徒が見守る中で、田中哲男校長から賞状を受け取った兄妹は、「女の子が助かったと聞いたときは、2人で喜んだ」という。そして雅貴さんは「沈んでいる女の子を見つけたときは、驚く前に助けていた。救助できて良かった」とうれしそうに話していた。 「優しい人 考える人 強い人」を校訓とする同校では、地域との交流を重視している。また、トライやるウィークなどで、地域の活動や児童館での乳幼児、小学生とふれあう体験等を通して、同校生徒は思いやりの心や助け合い、支え合う大切さを学んでおり、こうした日頃の教育が、今回の中倉兄妹の行為の基礎になったことは間違いないだろう。 |
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埼玉県 戸塚南小学校 JRC委員会のみなさん
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埼玉県川口市の市立戸塚南小学校は、2005年4月に開校したばかりの新しい学校である。「夢を持ち、生き生きと活躍できる心豊かな児童の育成」を教育目標とする同校は、学校と児童が一緒になって、環境、リサイクル、地域との交流など様々な活動に取り組んでいる。JRC(青少年赤十字)委員会の児童が中心となって取り組んでいるのが、アルミ缶とプルタブを回収して、老人福祉施設に車いすを贈る活動だ。今年の10月30日には、初めて購入した車いす1台を、グループホーム「ほほえみ戸塚安行」に寄贈した。 この活動のきっかけは、同校児童が開校以来交流している同グループホームに訪問した際、足腰が不自由でとても歩きづらそうなおじいさんや、ヘルパーさんに手伝ってもらって歩いているおばあさんがたくさんいることに気付いたことからだった。「何か役に立てることはないだろうか」と、JRC委員みんなで考え、インターネットなどで調べているうちに、空き缶についているプルタブを2トン集めると車いすが買えることが分かった。そして昨年度1年間、委員たちは一生懸命プルタブを回収したものの30kg程しか集まらず、途方に暮れていた。そんなとき、ある教諭から“アルミ缶を180kg 集めれば車いすが1台買える”と助言された。委員たちは、再び目標に向かって動き始めた。今年度はアルミ缶とプルタブを一緒に集めることにしたのだ。 まず委員たちが行ったのは、全校児童に呼び掛けることだった。すぐに反応が返ってきた。1年生から6年生までのサポーターメンバーが協力し、1回目の回収日には24kg、2回目は56kgを回収、昨年度の分を含めて110kgとなり、目標まであと70kgとなった。この間、委員会の活動に賛同しアルミ缶とプルタブ回収の協力の輪は、児童から保護者、地域の人々まで広がり、3回目の回収日となった9月26日直前には、残り50kgに迫っていた。 「今回の回収で目標を達成させよう!」と委員会は、全校児童に「JRC委員会だより」を事前に配ったり、校内に大きな看板を提示して協力を呼びかけた。そして26日。普段から空き缶を取っておいてくれる家庭も多く、児童らが次々と空き缶をもって登校してきた。地域の人からは袋いっぱいのプルタブが届けられたり、日頃から交流のある老人ホームのお年寄りの方たちが、プルタブをもって来校されたりと、多くの協力を得た結果、トータルでアルミ缶120kg、プルタブ70kg、合計で190kgと目標を達成することができた。 アルミ缶とプルタブを引き取ってもらうリサイクル会社への依頼も、委員会の児童が行い、遂に待望の車いすを1台購入することができた。 贈呈式は、10月30日の朝礼に合わせて開催された。まず初めに、招待したグループホームの職員とお年寄りに、児童全員で「かたりあおう」の歌をプレゼント。続いて、同校の子どもたちや保護者、地域の人々の思いが詰まった車いすが、JRC委員会の委員長と佐藤英次校長から贈呈された。 全校児童が「おじいちゃん・おばあちゃん、これからも仲良く、元気で長生きしてください」と声を揃えて呼びかけると、お年寄りは「今日はありがとう。みなさんも私どものところに遊びに来てください」とお礼の言葉を述べていた。また、式に同席した日本赤十字社埼玉県支部の職員からは、「戸塚南小学校の活動を埼玉県全体に広めていきましょう」と、励ましの言葉が贈られた。 JRC委員会では、すでに2台目の車いすを目指してアルミ缶とプルタブ回収を始めており、JRCの理念でもある「気づき、考え、実行する」ことを通して、自分たちの夢の実現に向けて着実に前進を続けている。 ![]() ![]() ![]() |
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香川県 内海中学校 1年生のみなさん
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香川県小豆島出身の小説家、壺井栄が1952年に発表した「二十四の瞳」。1928年に小学1年生だった12人の児童と若い女性教師、大石先生との交流を描いたこの小説に登場する子どもたちと、現在の小豆島町立内海中学校に通う生徒と、80年を経ても変わらぬものがある。それは、郷土の町並みや自然、そして人々を愛する豊かな心だ。内海中学校では、夏期休暇期間に、社会福祉事業としてふれあいワークキャンプを実施している。これは、生徒が学校近くの特別養護施設「マリアの園」を利用するお年寄りの介護を体験するもの。毎年、多くの生徒が参加し、お年寄りと交流を深めている。こうした体験を重ねることで、同校の生徒は地域社会に貢献することの大切さを学んでいる。 今年の9月には、1年生が、自分たちの発案で町の清掃ボランティアを行った。初めての活動で、“いつも、自分たちを見守ってくれる地域や人々に恩返しをしたい”“身近なことで役に立てることはないか”という生徒の問いかけがきっかけ。そして、“自分たちの手で、自分たちの町をきれいにしよう”と、衆議一決。早速行動に移った。 清掃当日は、1年生104人が参加。5つの班に分かれた生徒は、それぞれごみ袋などを手に、公民館や安田港周辺、内海総合運動公園などを清掃。捨てられたタバコの吸い殻や空き缶、ペットボトルなどの回収作業の他、「ポイ捨て禁止」などを呼びかける手づくりの看板を設置した。 生徒18人が担当した内海病院では、建物周辺のごみ拾いや駐車場の植え込みの草取りや枯葉などを丁寧に拾い集め、見違えるようにきれいになった。 内海病院の職員は、「毎日清掃しても広いので、どうしても行き届かないところもある。ありがたいです」と感謝していた。 今回の清掃ボランティアに参加した生徒は、「きれいになってうれしい。心がすがすがしくなりました」と笑顔。「今後も機会があれば、町のために役立ちたい」と話していた。 同校生徒会の今年度のスローガンは「勇往邁進 〜心ひとつに〜」。“何があってもなかまと心をひとつにし、目標に向かってまっすぐに突き進む”。1年生の生徒による町の清掃ボランティア活動は、その思いを確かな形で表現したものといえるだろう。 ![]() ![]() ![]() |
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東京都 町田市立南中学校 生徒会のみなさん
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1958年、1町3村の合併により東京都で9番目の市となった町田市。今年で市制50年を迎えた同市では、現在、市と市民が一体となり、「ごみゼロまちだ」の実現に向けた取り組みを進めている。そうした中で、去る10月1日、町田市立南中学校の生徒が、地域の環境を守るために、清掃ボランティア活動を実施した。 生徒会が、日頃からお世話になっている地域と地元の人々に、感謝の気持ちを形であらわそうと、清掃奉仕を自主的に企画し、全校生徒に参加を呼びかけた。 当日は、「都民の日」で休日だったのにも関わらず、1年生から3年生まで256名の生徒が参加した。特に3年生は、修学旅行から帰ったばかりにもかかわらず、多くの生徒が駆けつけた。これは、「正しく考え、進んで行動できる人」の育成をめざす同校の教育目標が、確かな実を結んでいることの証左といえるだろう。 学校に集合した生徒は、いくつかの班にわかれ、手に軍手をはめ、ごみ袋などを手にして、各担当地域に出発し、約1時間かけて清掃活動を行った。 同校周辺は住宅地だが、道路脇や公園などには空き缶やペットボトル、紙くず、たばこの吸い殻などが投げ捨てられており、生徒らは、心ない人の行為に眉をひそめながらも、黙々と作業を進め、大量のごみを回収した。 ある生徒は「自分たちが考えて、地域に貢献できたことに意義があると思う」と話し、「町がきれいになった。参加して良かった」と満足そう。また、教諭のひとりは、「今日参加した生徒は、きっとごみを投げ捨てるようなことはしないと思う。今後も、地域のきれいな環境を守るための推進役になってくれるはず」と、一生懸命にごみを拾う生徒の姿を、誇らしそうに見つめていた。 |
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大阪府 浪速中学校 2年生のみなさん
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今年、男子校から男女共学化をスタートさせた浪速中学校(大阪市住吉区)。「浄く明るく正しく直く生きる心を養う」ことを目標とする同校の生徒は、日頃の学びを通して、地域に感謝する心を育み、社会に貢献する活動をすすめている。今年の10月23日には、2年生が学校農園で自分たちで育て、収穫したサツマイモを、学校のある住吉区内の軽費老人ホーム「受念館」のお年寄りにプレゼントした。 この活動は、15年ほど前からスタートしたもので、「受念館」のお年寄りも、毎年、中学生からの“秋の便り”を楽しみにしているという。しかし、ここ2年は天候不良などの影響でほとんど収穫できず中断していたが、今年は大豊作で、3年ぶりに“便り”を届けることができた。 同中では勤労の精神とものを大切にする心を学ぶため、勤労体験学習を実施しており、学校農園で行うサツマイモの栽培もその一つ。今年は2年生32人が参加し、5月15日に苗の植え付けから始まり、6月、9月には水やりと除草、畝の補修作業などを行い、10月12日に待望の収穫を得た。今年は不作だった2年間を教訓に、農場を替えたことなどが功を奏し、約30kg入るカゴ11個分と300kgを越える収穫となった。 そして10月23日、生徒会役員7人が約35kgのサツマイモをもって、「受念館」を訪問。2年生が汗をかき、一生懸命に育てたサツマイモを同館の職員に手渡すと、お年寄りたちは大喜び。ほくほくと暖かな交流を楽しんだ。 同館の職員は「買ったものではなく、生徒のみなさんが本当に丹精込めて育てたもの。本当にありがたい」と感謝していた。また、サツマイモ栽培に参加した生徒会役員は「夏場の暑さの中での雑草取りなど、しんどいこともいっぱいあったが、収穫したときは達成感でいっぱいだった」「お年寄りにも喜んでもらい、作って良かったという充実感があった」とニッコリ。「来年も後輩たちが続けてくれれば」と話していた。 同校の教諭は「サツマイモを自分たちの手で栽培することで勤労に感謝する心を育み、その成果を老人ホームに贈呈し、お年寄りと交流することで、共に生きることの大切さを知り、自分にできることを考えるきっかけになるはず」と、生徒の今後の成長に期待していた。 ![]() |
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新潟県 太田中学校 全生徒のみなさん
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新潟県長岡市の奥座敷と呼ばれ、温泉と四季を彩る美しい自然に囲まれた同市濁沢町に市立太田中学校がある。同校は全校生徒19名、併設の太田小学校の全児童10名を加えても、わずか29名という小規模校だ。それだけに生徒らは、みんなで励まし合い、支え合いながら、勉強や様々な活動を行ってきた。そんな子どもたちの胸を痛めることが起きた。今年の7月に発生した「中越沖地震」だ。生徒らは「自分たちにできることはないか」とすぐに検討を始め、同校の文化祭「太田っ子 秋祭り」で、生徒会主催のチャリティーバザーを開き、特に被害の大きかった柏崎市に売上金の全額を寄付することに決めた。 実は、同校の生徒は、2004年3月の「中越地震」で、校舎が大きな被害を受けたため、昨年8月に校舎が修復するまでの1年10カ月間、前川小学校(長岡市前島町)の教室を間借りして授業を行っていたのだ。それだけに生徒は、被災者、特に子どもたちの不安な心情が痛いほどわかった。そんな子どもたちを支援するためのチャリティーバザーで販売する商品集めに奔走した。だが、ここで大きなアクシデントが…。諸事情によってバザーが中止されそうになったのだ。しかし、生徒らはひるまず大人たちを説得。その熱心さに、改めて開催することが決定した。子どもたちは再び活動を開始し、保護者や地域の人々、企業やスーパーに協力を呼び掛けた結果、日用品や雑貨など多数の品物を提供してもらうことができた。 10月27日、学校見学会も兼ねて開催された「太田っ子 秋祭り」には、多くの人々が来場。チャリティーバザーの主旨に賛同した来場者のおかげで、7万円もの売り上げを得ることができた。 そして、11月2日、生徒会役員2人が柏崎市役所を訪問。小林和徳教育長に義援金を手渡した。この日出席した生徒会役員は「中越地震のときは、全国から励ましの手紙など多くの支援をいただき、うれしかった。ガンバロウ!という気持ちになった」「地震直後は文房具がなくて困ったので、この義援金を多くの小中学生のために役立ててほしい」と話していた。 なお、同校生徒からの義援金は、柏崎市教育委員会を通して、「中越沖地震」で被災した小・中学校に寄付されることになっている。 ![]() ![]() |
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瀬戸内海国立公園のほぼ中央に位置する周囲約17kmの小さな島、本島。青い海と白い砂浜、豊かな緑、自然に恵まれた美しい島に、生徒数11名の小さな中学校、丸亀市立本島中学校がある。
埼玉県川口市の市立戸塚南小学校は、2005年4月に開校したばかりの新しい学校である。「夢を持ち、生き生きと活躍できる心豊かな児童の育成」を教育目標とする同校は、学校と児童が一緒になって、環境、リサイクル、地域との交流など様々な活動に取り組んでいる。


香川県小豆島出身の小説家、壺井栄が1952年に発表した「二十四の瞳」。1928年に小学1年生だった12人の児童と若い女性教師、大石先生との交流を描いたこの小説に登場する子どもたちと、現在の小豆島町立内海中学校に通う生徒と、80年を経ても変わらぬものがある。それは、郷土の町並みや自然、そして人々を愛する豊かな心だ。


1958年、1町3村の合併により東京都で9番目の市となった町田市。今年で市制50年を迎えた同市では、現在、市と市民が一体となり、「ごみゼロまちだ」の実現に向けた取り組みを進めている。
今年、男子校から男女共学化をスタートさせた浪速中学校(大阪市住吉区)。「浄く明るく正しく直く生きる心を養う」ことを目標とする同校の生徒は、日頃の学びを通して、地域に感謝する心を育み、社会に貢献する活動をすすめている。
新潟県長岡市の奥座敷と呼ばれ、温泉と四季を彩る美しい自然に囲まれた同市濁沢町に市立太田中学校がある。同校は全校生徒19名、併設の太田小学校の全児童10名を加えても、わずか29名という小規模校だ。それだけに生徒らは、みんなで励まし合い、支え合いながら、勉強や様々な活動を行ってきた。
