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善き事をした小学生・中学生達
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善きことをした小学生・中学生達
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 保護者も協力 アルミ缶回収で車いす 社協に寄贈 (埼玉県 葛飾中学校 生徒会のみなさん)
 古里を桜の花で彩ろうと、八重桜45本を植樹 (兵庫県 有馬中学校 1年生のみなさん)
 雨の日も毎朝校庭のごみ拾い 「小さな親切」運動実行章を受章 (茨城県 関南小学校 5人の2年生)
 「スピードを出さないで」「優しい運転してね」と 交通安全呼び掛け 
(岡山県 香登(かがと)小学校 全児童のみなさん)
 自分たちで作ったオリジナル絵本を ラオスの子供たちに送る 
(東京都 昭島市立多摩辺中学校 科学部と美術部のみなさん)
 自分たちで育てたカボチャの収益金を寄付 (北海道 東千歳中学校 11人の生徒の皆さん)
 折り鶴を配って交通安全訴え 30年以上続く奉仕活動 (滋賀県 朝宮小学校 5、6年生の皆さん)
埼玉県 葛飾中学校 生徒会のみなさん
埼玉県の東端に位置する春日部市庄和地区。大凧あげ祭(宝珠花大凧あげ:国選択無形民俗文化財)で有名なこの町の市立葛飾中学校の生徒は、毎年3月に、3年生が卒業を前に実施する校区内清掃活動をはじめ、地域に感謝する様々な貢献活動を行っている。
5年ほど前から実施しているアルミ缶回収活動も、「資源回収を通して、地域の環境を守り、福祉を大切にする心を育てよう」という生徒会の呼び掛けでスタート。今では、生徒の活動に賛同した保護者や教職員も協力するなど、その輪は地域へと広がりはじめている。
回収したアルミ缶は、リサイクル業者に売却し、その収益金で車いすを購入。これまでに3台を公共施設などにプレゼントしてきた。昨年(2006年)12月にも、4台目となる車いすを、春日部市社会福祉協議会に「福祉に役立てて」と、寄贈した。今回のアルミ缶回収活動は、2年前から始まり、全校生徒が家庭などから日々持ち寄ったアルミ缶は、合計で約1万2000個(約230キロ)にもなり、車いす1台を購入することができた。
贈呈式当日は、生徒を代表して生徒会役員らが、庄和社会福祉センターを訪問。社会福祉協議会の代表者に手渡した。
出席した生徒会役員は「量が多くてアルミ缶をつぶすのはたいへんだったが、この町の福祉のために役立つと思うとうれしくて、苦労とは思わなかった」「生徒だけでなく大勢の人が協力してくれたおかげで、車いすを贈ることができた。これからも活動を続けたい」と笑顔で話していた。江戸川の流れ、広大な水田の中に点在する屋敷林…など、水と緑の調和した清廉な環境が、葛飾中学校の生徒に地域を思いやる心を育んできたと言えるだろう
なお、社会福祉協議会によると、今回贈られた車いすは、小中学校での福祉体験授業や市民への貸し出しに利用されるという。
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兵庫県 有馬中学校 1年生のみなさん
神戸市の北の玄関口、神戸市北区。豊かな歴史と新たな都市文化が融合し、さらなる発展が期待されるこの町に、市立有馬中学校がある。同校生徒の努力目標のひとつに、「ひとりひとりがだいじな仲間」がある。これは学校内の仲間だけでなく、地域や住民にも向けられており、生徒は地域との交流を積極的に進めている。
2006年11月8日には、“古里をサクラの花で彩ろう”と、1年生約90人が、地元のボランティアグループ「どんぐりクラブ」と協力し、学校近くの有野台緑地公園で八重桜45本を植樹した。
同校生徒と有野台緑地公園の緑化活動を推進する「どんぐりクラブ」とは、同公園に棲む鳥たちのための巣箱づくりなどで交流があり、今回の植樹活動につながった。生徒は3人一組となり、同クラブのメンバーに教えてもらいながら植樹に取り組んだ。
まず、住宅街を見渡す高台の地面にハンマーで杭を打ち込み、幹を支える柱を組み立てる。次に高さ2メートルほどの八重桜を、“大きく育って、きれいな花を咲かせてよ”、の願いを込めて植えていった。
当日参加した同クラブのメンバーは、「有野台ができて30年になる。高齢化が進む中で、お年寄りたちが気軽に集まり、お花見が楽しめる空間にしたい」「この中学生たちが、将来町を出ても、故郷の桜を思い出し、里帰りしてくれれば」と話す。
この日植えた桜は3〜5年で開花するといい、植樹作業で汗を流した生徒は「小さいころ、よくこの緑地公園で遊んだ。もう少し大きくなったら、みんなと一緒にお花見をしたい」と桜の成長を楽しみにしていた。
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古代より大陸交流の玄関口として栄えてきた京都府舞鶴市の市立城南中学校では、「してもらう自分からする自分!」へと、生徒それぞれが取り組んでいる。生徒会を中心とするボランティア活動への参加も積極的になってきた。昨年1年間を見ても、6月16日の「紫陽花レスキュー」には約70名、7月5日の「種まいて 朝顔・笑顔 咲かせよう」では85名、8月3日の「JFK〜城南のフロアーを輝かせよう〜」には約90名の生徒が参加した。
そうした中、学校で学んだ知識や技術を、地域の人々にも伝授する貢献活動が、生徒会によって企画された。
昨年暮れの12月13日、地域の老人会のお年寄りを学校に招いて開催された「パソコン教室」がその第一弾となった。
同校生徒と老人会との交流は、3年ほど前、当時の先輩と老人会が協力し、学校のそばを流れる伊佐津川の土手に紫陽花を植樹したのが始まりだった。昨年6月の「紫陽花レスキュー」でも、老人会が紫陽花を覆う草の刈り方の指導や用具の貸し出しなどで協力。今回の「パソコン教室」は、その時のお礼と、地域とのつながりを深めることを目的に実施された。
当日は、生徒有志20名が講師となり、参加したお年寄り16名にマンツーマンで指導。テーマは、パソコンで作る年賀状。生徒は、イラスト候補の中から、参加者が選んだ2007年の干支“イノシシ”を画面に貼り付ける方法などを、お年寄りに実際に操作してもらいながら、わかりやすい言葉で丁寧に教えていった。孫のような生徒と年賀状づくりに励んだお年寄りは「優しく教えてくれて、とても覚えやすい」と満面の笑顔。生徒も「祖父がいないので交流は楽しい」「地域の人々との交流を深める活動に、今後も積極的に参加したい」と話していた。
城南中学校生徒会の2006年度のスローガンは「切磋琢磨〜仲間と共に高めあい 行動しよう〜」。その精神は生徒に浸透し、ボランティア活動や学校行事など、様々な場面で着実に成果をあげている。
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今年、創立55周年を迎える北海道千歳市幌加の市立東千歳中学校。同校は3学年合わせて11人と小規模校だが、全生徒がボランティア精神豊かな学校として知られている。
春恒例の校外清掃活動など、地域に役立つ活動のほか、日頃の学習の成果を生かした貢献活動にも取り組んでいる。
昨年12月には、二人の3年生が、楽しみながら“食と栄養”、“食生活”の大切さが学べる「食の栄養かるた」と「食生活すごろく」を製作した。いずれも日本語版と英語版がある。
きっかけは、総合的学習の時間「柏タイム」で、食生活や世界の子供たちの食の実態を学んだことことから。発展途上国の子供たちは、貧困により慢性的な栄養不足に苦しむ一方、日本などの先進国の子供たちの間に、過食による肥満や不規則な食生活などで、これまで大人の病気とされた糖尿病などの生活習慣病が広がっているという。自分たちがいかに恵まれた食環境の中で暮らしているかを知った二人は、食と栄養、正しい食生活の知識を、小さな子供でもわかりやすく学べる教材を作ろうと決意。そこで考えたのが、みんながゲーム感覚で遊べる「かるた」と「すごろく」で、世界の子供たちのためにも、と、日本語版の他に英語版も製作することにした。
二人はまず、インターネットや関係書籍を駆使して食べ物の成分や特徴を徹底的に調べた。そして、「食の栄養かるた」では、パソコンを使って絵柄や句を、楽しくわかりやすくを念頭に、1枚1枚工夫しながらデザインしていった。
「ビタミンとルチンが多いアスパラガス」「目の老化や疲れ目を予防するハスカップ」「鉄分でパワーアップだホウレンソウ」「生活習慣病の予防のリンゴ」…等々。日本語版かるたには、食品の栄養成分を勉強した成果がよく表れている。また英語版は、学校の英語指導助手に相談しながら、英語の句を考え、仕上げたという。
完成した「食の栄養かるた」と「食生活すごろく」とも、二人の創意に満ちた見事な出来映えで、それぞれ日本語版は40部、英語版は20部を作製。日本語版は35部を千歳市内の幼稚園や保育園に贈呈し、園関係者から高い評価を得た。また英語版20部は、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの小学校に送られた。
二人を指導した同校の教諭は「生徒は、自分たちの食生活と、国内外の問題を関連付ける総合学習を通して視野を広め、理解を深めている」と話し、自ら考え、調べ、工夫すると共に、地域だけでなく世界を視点に取り組んだ二人の生徒の姿勢に目を細めていた。
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茨城県の最北端に位置する北茨城市。野口雨情のふる里であり、岡倉天心や横山大観なども暮らしたこのまちは、日本の心と文化が豊かに息づいている。同市立関南小学校の児童も、こうした環境の中で豊かな心を育んでいる。
2006年4月から毎日校庭のごみを拾い続け、同年11月18日に社団法人「小さな親切」運動本部から実行章を受章した2年生の活動も、豊かな感性にあふれたものだ。
始まりは、教頭先生にあてた5人の2年生からの手紙だった。
子供たちは、この年の4月に赴任したばかりの教頭先生が、校庭の遊具の安全を点検しながら、毎朝ごみ拾いをしている姿を見ていて、「大変そうだと思った」。そこでみんなで相談しながら“きょうとうせんせいへ こんどいっしょにごみひろいしようね。”と手紙に書いたと話す。
「涙が出るほどうれしかった」という教頭先生と5人の児童による朝のごみ拾い活動は、その翌日から始まった。学校のある日は毎日、教頭先生のいない日も、雨が降っても続けた。校長先生が、雨の日はやめるようにと話しても、「校庭がきれいになるのがうれしい」からと、作業をやめようとはしないという。
また、校内スピーチ大会では、「運動場にはガムやお菓子の包み紙が落ちています。雨の日は拾うのが大変です」と、活動の体験からごみを捨てないよう全校児童に訴えた。
最近では、毎朝黙々と活動する2年生の姿勢に賛同し、一緒にごみ拾いを行う児童も増えてきた。
校長先生は「自分で考え、行動する子どもが減るなか、自分たちの意志で続けているのは素晴らしいこと」と、子供たちの自主性を高く評価する。
こうした5人の活動に対し、11月18日、社団法人「小さな親切」運動本部から実行章が贈られた。470万人目の同章受賞者となった子供たちの「3年生、4年生になっても続けたい」と笑顔で話す姿は、北茨城市の地場産業のひとつ、手描き鯉のぼりが青空を舞うようにさわやかだった。
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岡山県 香登(かがと)小学校 全児童のみなさん
「心豊かで、たくましく生きる児童を育てる」を教育目標とする備前市立香登小学校。それに応えるように児童も、やさしく、かしこく、たくましく成長し、老人ホーム訪問など地域の人々との交流や、地域安全マップ作成などの貢献活動に積極的に取り組んでいる。
今年の10月6日には、通学路となっている同市大内、大ヶ池北側の市道(旧国道2号)で、備前署や同小PTAなどと共に、ドライバーに安全走行を呼びかける街頭啓発を行った。
香登小学校によると、この市道は、大ヶ池南側の国道2号と並行して通っており、子供たちが登下校する朝夕は、国道2号の渋滞を避けるため多くの車両が進入してくる。中には、スピードを落とさずに通る心ないドライバーも多いという。場所によっては道幅が狭く、見通しも悪いため非常に危険で、事故の発生が懸念されている。
今回の活動は、地元の交通安全団体の呼び掛けに、同小が応えたもの。子供たちも賛同し、3年生から6年生の児童が、ドライバーに交通安全を訴えるおよそ150人分の絵入りの手紙を書き上げた。
そして当日は、同小児童や交通安全団体の他、備前署、学童安全ボランティアの「香登陽まわり会」、PTAなども協力し、約50人が参加。車両が止まるたびに、子供たちは、手紙の入った啓発資材をドライバーに手渡し、「ここは通学路なので、スピードを出さないで」「飲酒運転は止めましょう」「優しい運転をお願いします」と声をかけ、安全運転の協力を訴えていた。
自ら学び、よく考え、工夫し、学んだことを生かす同小児童。今後も地域と協力しながら、新しいことに挑戦していく考えだ。
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徳島県美馬市の市立脇町中学校の生徒が、地域の防災力の向上と、住民の防災意識高揚を促す、啓発用うちわ500本を製作した。
同校のある脇町は、「うだつの町」として、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。「うだつ」とは、隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のこと。
藩政時代より城下町として、また阿波藍の集散地として栄えた同町には、商家を中心に瓦葺き、塗り込め壁と「うだつ」の上がった重厚な表構えの伝統的建物の家並みが続き、昔から防災意識が高かったことを伺わせている。
同校生徒による今回の“うちわプロジェクト”は、その伝統を受け継ぐものと言える。生徒会が活動の柱となり、全生徒からうちわに使用するマークとスローガンを募集。応募作の中から生徒の投票によって、マークは得票数第1位の「うだつ」と「防」を組み合わせた作品と、第2位で同校校舎を背景に避難する様子を描いた作品の2種を、また、スローガンは、第1位の「守れ人命 防ごう災害」を選定。うちわのデザインも生徒が担当した。
こうして完成した“防災啓発用うちわ”は、同校の秋の行事である文化祭(9月15日)と体育祭(同17日)に訪れた保護者などに配布され、続いて18日の敬老会に参加したお年寄りや地域の住民にプレゼントされた。
中でも文化祭では、災害に備えておきたい飲料水やラジオなどの防災グッズの展示や、おにぎり、豚汁を作る炊き出し体験なども実施し、訪れた地域住民や生徒に対し、防災意識高揚をアピールした。来場客にうちわを手渡していた生徒は「このうちわが、脇町の美しい町並みを守り、受け継ぐ大切さを改めて考えるきっかけになれば、嬉しい」と話し、「うちわを見るたびに、防災への意識を高めてくれたら」と願っていた。
ところで脇町中学校は、本瓦に塗り込め壁、うだつを上げた校舎が特長。以前から防災教育に取り組んでいたが、特に本年度からは、美馬市が始めた“特色ある学校づくり”を支援する「プラスワンスクール推進事業」に選ばれ、防災教育に力を入れるようになった。生徒による“防災啓発用うちわ”の製作は、その成果の現れであり、引き続き校区内の防災マップを作成することにしている。
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東京都 昭島市立多摩辺中学校 科学部と美術部のみなさん
yoki_kou_image01 東京都のほぼ真ん中に位置する昭島市。縄文期の頃から人々が住み始め、江戸時代からは宿場町として栄えてきた。この歴史と文化、そして自然環境に恵まれた同市の南を流れる多摩川の側に、市立多摩辺中学校(同市拝島町)がある。
 本校は生徒数225名、8学級と、生徒どうし、教員と生徒とのへだたりのない学校らしく、暖かで家庭的な雰囲気に包まれている。こうしためぐまれた教育環境にあるせいか、生徒は思いやりのある子供に成長し、社会に貢献する活動にも力を入れている。
 科学部と美術部の生徒が、この秋、自分たちで考えたオリジナル絵本を英文で制作し、ラオスの子供たちに送ったのも、その一例だ。2つの部の顧問を務める中里直教諭の呼びかけがきっかけとなり、絵本づくりがスタート。100冊を制作し、現地に送った。
 中里教諭が生徒に呼びかけたのは、4年前に、「ラオスの子どもに絵本を送る会」(東京都大田区)の存在を知ったことから。ラオスのような途上国では絵本は貴重なものである。そのため同会では、25年ほど前から教育支援の一環として、日本語の絵本にラオス語の翻訳シールを張ってラオスの小学校に送るボランティア活動「ラオス語絵本プロジェクト」を行っている。
 送る会の活動に共鳴した中里教諭は、送る会の会長から協力を求められた。そこで中里教諭は、「日本の中学生の想像力で作成したオリジナル絵本を、ラオスの子供たちに送りたい。」と提案し、承諾を得た。そこで前任の中学で、生徒に絵本制作を呼びかけ、「バケツ仮面1」という絵本をラオスに送った。
 科学部と美術部の生徒は中里教諭の話に賛同した。そして、オリジナル絵本の「バケツ仮面2」の製作を開始した。ベースとなったのは、同市の学芸発表会用に科学部が物語を創作し、制作した映画「バケツ仮面2」である。中学を舞台に、頭にバケツをかぶったヒーローが、掃除道具を武器に悪を退治するストーリー。その絵本版として科学部と美術部が協力して、鉛筆で挿絵を描いた。そして顧問の中里教諭が物語を英訳し、さらに米国の知人に手直ししてもらうなど、ラオスの子供たちに読んでもらうため、真摯な制作活動を進めた。そして、製本は学校の印刷機を使い自分たちで行い、白黒48ページの絵本が完成した。製作期間に1年半を要した。また生徒たちは、英訳を手伝ってもらった方々にお礼の色紙を送るなどの交流も行っている。
 絵本は、送る会の現地スタッフにより、ラオスの中・高校に届けられる他、教員養成学校などでも、英語の教材としても使われることになる予定である。
 制作に参加した生徒は、完成した絵本を見ながら「ページ数が多く、作業は難しかったが、今は達成感でいっぱい。」「バケツ仮面の活躍が、ラオスの子供たちに楽しんでもらえたら嬉しい。」「この絵本がラオスの人々の役に立てれば。」と期待を込めて話していた。
 同校では、科学部が中心となって、ホタルが生活する清流を守るため、学校周辺を流れる小川の保全活動を進めていることや、2年生の移動教室で長野県小川村の農家に分宿し、農業体験を行うことの他、文部科学省の平成17年度「読書活動優秀実践校」に選ばれている。こうした日頃の地域貢献活動や教育活動がしっかりと根を張り、今回の生徒による絵本制作につながったといえるだろう。
下写真1下写真2
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北海道 東千歳中学校 11人の生徒の皆さん
季節ごとに彩り豊かな田園風景を見せる北海道千歳市幌加に、同市立東千歳中学校がある。全校生徒11人という小規模校だが、互いに助け合う奉仕の心は、力強く大地に根付いている。
「自分たちでできるボランティア活動をしよう」と始まったカボチャ募金も、その一つだ。
これは、子供たちでも比較的栽培しやすいカボチャを育て、収穫し、地域住民などに販売して、その収益金をユニセフに寄付するというもの。
今年も、6月初旬、ボッチャンカボチャとエビスカボチャの苗90本を学校内の農園に植えつけた。カボチャは見事に実り、8月31日、初収穫の日を迎えた。全生徒が集まったこの日、食べ頃のカボチャを一つひとつ選別しながら収穫し、傷つけぬよう丁寧にかごに入れていった。
これらのカボチャは、9月9日に開催された東千歳地区の秋祭りに出品され、生徒らのかけ声に応えて、祭に参加した地元の人々が次々と買い求めていた。また、一部は、市内の中学校職員が生徒らの取り組みに賛同して購入に協力。合わせた売上金は、ボランティア基金としてユニセフに寄付され、様々な活動に利用されることになっている。
豊かな自然と静かな環境の中での、同校の少人数によるきめ細やかな教育が、生徒に思いやりと自主性を育み、地域や社会に貢献する活動につながっているのだろう。
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滋賀県 朝宮小学校 5、6年生の皆さん
yoki_kou_image012005年に創立130周年を迎えた甲賀(こうか)市立朝宮小学校。同校は、陶芸で知られる同市信楽(しがらき)町の最西部、全国五大銘茶産地の一つ、朝宮地区にある。全29名の小規模校だが、豊かな自然、清澄な大気の中で成長する子供たちはみな温順で、地域との関わり、人々との交流を大切にしている。
社会貢献活動にも熱心に取り組んでおり、その一つが、交通安全を願う「折り鶴運動」だ。児童みんなが、交通事故ゼロを祈って作った折り鶴と返信用ハガキなどが入った封筒を、学校近くの国道で運転手に配り、交通安全を訴えるもので、30年以上続く伝統行事である。
この秋の交通安全週間では、5、6年生11人が参加。PTAや学校関係者らのサポートを受けながら、国道沿いに立ち、信号交差点で停車した運転手に、“安全運転をお願いします”と声をかけながら手渡した。
封筒には、「飲酒運転で事故が多発しているので、交通ルールを守ってください」「私たちも、事故のないように心掛けているので、運転手さんも事故のないようにしてください」などと、児童一人ひとりが願いを込めて書いた手紙も同封されている。
後日、ドライバーから、お礼の言葉が書かれた返信はがきが届くことも多く、子供たちは、活動の成果に手応えを感じているという。そして、先輩たちが育んできたこの活動を、今後もしっかり受け継いでいくと、子供たちは力強く話してくれた。
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あなたのまわりの素晴らしき小学生・中学生
善きことをした小学生・中学生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
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