食が細くて心配：１歳 | ３才まで生活習慣、しつけ | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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2.生活習慣、しつけ

『食が細くて心配：１歳』
　１歳２ヶ月の女児です。食が細くて困っています。身長は７５センチ前後、体重は８キロぐらいです。日によってマチマチですがだいたい朝７時半朝食、昼１時～２時頃昼食、夜７時頃夕食という感じです。
　食事は手づかみ食べを始めていて、横から私がごはんなど手に持ちにくいものをスプーンであげています。自分の好きなものを少しだけ食べて、私が手にしているごはんも「自分で食べる」と取ってしまって、結局ぐちゃぐちゃにしてしまいます。ようやく口に入れたと思っても、噛み砕いたものをベーっと出してしまいます。いつもニンジンの輪切り１～２枚ぐらい、ごはんはスプーン３さじぐらい、玉子焼きは一カケラぐらいしか口にしません。昼ごはんはもっとひどく、バナナ一本程度です。夜ごはんも朝食同様、少ないです。
　ミルクだけはすごく美味しそうに飲むので、なかなかやめられません。フォローアップミルクを１日４００ミリリットルほど飲みます。まだ歯が生えていないので、哺乳瓶で飲ませています。ミルクを止めるとグズル回数が増え、また、栄養失調になりそうな気がして、やめられない感じです。昼間はなるべく散歩にも行くようにして、体は割合動かしているとは思います。こんな食生活で、本当に大丈夫でしょうか？

３才まで　幼稚園の入園前／生活習慣、しつけ

　この時期は飲みなれたミルクから、大人と同じ食生活に切り替えていく時期です。リズムが付く２歳くらいまでは個人差も大きく、もともと食の細い体質の子もいます。今は食事の習慣や食べ物に慣らせていくことが大事ですので、身長体重の伸びを見ながらしばらく様子を見てみましょう。

「食べ物に興味を持たせましょう」
　べーっと出してもかまいません。まずは自分から興味を出し、手づかみで食べられるよう調理を工夫してみましょう。ご飯は小さなおにぎりに、人参やジャガイモは薄味で煮て花形でくりぬきかわいく盛り付けてみましょう。

「三度の習慣づけ」
　遊び食べをしてもかまいません。決まった時間が来ればきちんと椅子に座らせ、「いただきます」と「ごちそうさま」の挨拶をさせましょう。教え方としては名前を呼んで、まずはお母さんと目を合わさせて、お母さんと一緒に挨拶のまねをさせましょう。できたらしっかり誉めてあげましょう。大体食べ終われば「はい、ご飯は終わりね」と言い椅子から下ろしましょう。

「ミルクについて」
　哺乳瓶はいつかは必ず外せます。しかし量が多いとお腹も空きにくくなりますので、一度に減らさずに少しずつ少なくしていきましょう。

「食事時は、楽しく」
　食生活が「大仕事」になってしまうと親子でプレッシャーになってしまいます。とにかくお母さんご自身が「ご飯だよ～、わくわくだね」と、楽しそうに食べてあげてください。きっとお子さんも食べることが楽しくなってくるでしょう。