不登校になった、どうフォローする？：１２歳 | １３才から保護者の不安、ストレス | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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不登校になった、どうフォローする？：１２歳

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１ミニッツアドバイス！

5.保護者の不安、ストレス

『不登校になった、どうフォローする？：１２歳』
　息子は中学生になって２ヶ月で不登校になりました。原因は同じクラスの一部の男子に「おまえなんかいても、いなくても同じだ」とか「死ね」とか言われたそうです。ただ、本当にそれが原因かはわかりません。どう息子をフォローしてあげればいいのでしょうか。

１３才から　中学校以降／保護者の不安、ストレス

　親の焦りから「授業の遅れはどうするの？」「先生ともっと話してみる？」など、つい追い立てるような言葉を投げかけてしまいますが、まずは現実を受け入れてあげて下さい。しばらく学校に行かなくても大丈夫です。お子さんの心は疲れていますから、癒えれば次の展開がやってきます。

～ポイントは「聞く」「話させる」「認める」～
「聞く」
　学校での愚痴、社会批判、ゲームの楽しさ、何でも構いません。話の内容にしっかり関心を持ちながら、最後まで聞いてあげて下さい。そして、お子さんが小さな時から今に至るまで、何を感じながら生きてきたかを改めて知ってみましょう。

「話させる」
　過去を振り返り、「あの時僕は本当は○○がしたかったんだ…」という本音が聞ければ、かなり良い展開まできています。「そうなの…。お母さん全然気が付かなかったよ。ごめんね」と心に同調してあげましょう。人は「本当の自分を分かってくれた」と確認するだけでも、心が満たされていきます。

「認める」
　「早くお風呂に入りなさい」「学校へ行かないんだったらせめてきちんと起きなさい」等「～しなさい」の言葉を、「お風呂のお湯が冷めないうちに入ってね」「明日は何時に起こしたらいい？」と、本人の意志を尊重した言い方に変えてみましょう。認められた感覚を持つ事で自信を得て、学校で言われた「いてもいなくても同じ」という言葉にも立ち向かう勇気が出てくるでしょう。誰に否定されようが、子どもは親にさえ存在を認めてもらえていれば大丈夫です。指示や命令、過剰な期待をせず、お子さんと出会った瞬間の「生まれてきてくれただけで感謝」の気持ちを思い出しながら、フォローをしてあげて下さい。